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第31話 うどんアイス

「はい、どうぞ」とお店のおばさんからアイスを受け取る美琴さん。

「初めは『え?』って思ったけど、くせになるのよねー。この凍ってるうどんとか、出汁の味が」と食べ始める。


「出汁ですか?凍ってるうどんも入ってるんですか?」と思わず質問する。

「不思議でしょ。何でアイスって思うけど、食べてみると意外に美味しいですよ」という返事。


「じゃあ、この『さっぱり』っていうのにします。すみません」とメニューに『一般向け』と書かれているさっぱりを選ぶ。説明を見ると、


『アイスクリーム自体の甘さをカットしてだしのコクで甘みをだしています。バニラとあまり変わらず、後口に少しダシ風味』ということだった。


「はい、どうぞ」と渡されたアイスを一口食べてみる。


「・・・・・ほんのり甘い。けど魚っぽい味もする・・・・・。・・・・あっ、うどんあった」

と凍ったうどんを齧る。少し芯があるグミみたいな食感で面白い。


「どう?」と美琴さんに聞かれ

「以外に美味しいです。・・・・あっ、すみません」とまるで美味しくないと思っていたかのように言ってしまったので、慌てて謝る。


「ふふふっ。いいんですよ。私も初めて食べた時にはびっくりしちゃいました。たまーに思い出したように食べたくなるんですよね。でも、超こってりは私も食べたことないかな・・・」


『超こってり・・・チャレンジャー向け。クセと風味がかなり強いのでご了承ください』


「何か、すごそうですね・・・」

「いつか食べてみようかなーとは思うんですけどね・・・」と思案中の美琴さん。


二人で椅子に座ってモグモグ食べ、車に戻る。


「せっかくだからもう一軒行きたいんですけど、どうします?」と美琴さん。

「うーん。正直いい感じですけど、せっかくなんでもう一軒くらいなら行けそうです」

「そう。よかった。私もうどん巡りは久しぶりで、そろそろお腹いっぱいかな。ここまで来たから後一軒だけいきましょうか。今から行けば、営業時間に間に合うと思いますし」と車の時刻表示を見ながら言う。



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