表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スローライフ配信をしてたら、相方のゴーレムがアップをはじめたようです  作者: アッキ@瓶の蓋。


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

501/576

第501話 イスウッドのゴーレム達の冬備え配信

 夜光石による、ゴーレム達のパワーアップが済んだところで、私は冬支度を始める事にした。世間はそろそろ雪が降るか否かという時期になっており、そろそろ炬燵(こたつ)やストーブといったモノを出す時期になっていたのである。いやぁ~、今年は色々とあったなぁ。

 スローライフとして、のんびりとした毎日を過ごしたかったのに、シュンカトウ共和国とウミヅリ王国と言う2つの国に行ったり、大会にも出たり、魔王ユギーの五本槍との対決も三度はあった。もうお腹いっぱい、これ以上は勘弁してくれと言わんばかりだ。


 と言う訳で、我が家では冬支度の準備として、イスウッドに居るゴーレム達全員を呼び出して、私から指示を出していた。


「ベータちゃん、もうそろそろ冬物の出番だから、布団干しをお願いするよ」

「はい、マスター。既に手筈は整えております」


 うちでは、一般的な布団、夏用の涼感布団、冬用のあったか布団の3種類があり、どれも私が錬金術を用いて作り出した季節に合わせた最高の布団だ。清潔にし続ける保管ケースには入れているが、使用前には太陽光をしっかりと浴びさせて、温かさを感じやすくするのは、私なりのこだわりである。ベータちゃんは私が言わずともする準備を整えていたみたいだけど、一応やっておいてねと、私の方から改めて言わせていただいた。

 ちなみに、ハンドラ商会のミリオン会長は、この冬の時期に合わせて、私が使っている冬用のあったか布団をお客様に商品として提供したいらしいとの報告が上がっていた。タラタちゃんや道場の人達は今頃、私が渡したあったか布団の設計図を見ながら、切磋琢磨して布団づくりを行っている所だろう。


「ガンマちゃん。冬用の動画配信はどうなっている?」

「はい、巨匠。ベータちゃんと相談しながら、鍋物など冬用の料理配信をする予定です」


 映像編集用のガンマちゃんは、夜光石の効果により演算能力が120%上昇したらしい。夜光石によって使えるエネルギーが増えた事で、その分を演算処理に回しているらしく、今では私のアバターを作り出して配信を行っているらしい。配信者あるけみぃが私の手を離れ、今では週4のペースで投稿動画に登場するみたいである。

 最初は配信者としての活動は、あくまでも趣味。日記みたいな感覚でやっていたのに、最近では忙しくてあまり出ていなかったから、あるけみぃを代わりにやってくれるのはありがたかった。何か月かに1回くらいの、私が暇なときに出て来ればいいと、ガンマちゃんからは言われているので、助かるなぁ~。配信者としての活動が趣味ではなく、義務になったら、私の初心が違ってくるからね。うん。


「デルタちゃん、アレイスター、それにダヴィンチちゃん。君達は冬に出てくる魔物の討伐をお願いしたい。特にこの時期は、熊型が狂暴化して暴れてくるので重点的に」

「「「はいっ!」」」


 イスウッドは、辺境、つまりは自然に囲まれている地域だ。冬になると、夏までには活動していない魔物が多く出て来て、中でも熊型の魔物が冬も元気に活動すべく周辺の村にまで被害を出すケースが多発している。

 一説には、「熊型魔物とは共存できる! だから、殺すな!」という意見を出すとんちき集団も居るらしいが、熊型でも魔物は、魔物。人間の命を守るためには、殺す必要がある。大切なのは"殺す:殺さない”という選択肢のどちらかのみを選び取るのではなく、適切な距離感を維持するのが重要なんじゃないだろうか?


「イプシロンちゃん。シュンカトウ共和国、それとウミヅリ王国から、申請していた稚魚が届いている」

「アイアイサー! 確認して、使わせてもらいまヨーソロー!」


 イプシロンちゃんは、夜光石を使っての効果が一番分かりづらい。彼女の言い分によれば、「養殖のようにその価値が分かるのには、少し時間がかかる」との事だが、出来れば分かりやすい数値で教えて欲しい。すぐに。

 シュンカトウ共和国、ウミヅリ王国から複数種類の稚魚を輸入するようにお願いしているらしく、今日は大量の稚魚が冷凍して送られていた。これらを解凍して、彼女は養殖業をさらに頑張りたいと言っていたので、その気持ちの通り、頑張って欲しいものである。


「そして、イータちゃん。冬用プランはどんな感じ?」

『はい。オーナーが心配しなくても大丈夫なくらい、冬用ツアーの予約は絶好調、ですよ!』


 ホテル・イスウッドの管理ゴーレム、イータちゃんの方は恩恵が一番大きい。なにせスタッフ型ゴーレム達の動きが1.3倍になり、その分だけ効率的、なおかつ行き届いたサービスが出来るようになったから。そのおかげで、今度の冬用ツアーでは、人工的に雪山を作り出して、スキーやスノーボードを貸し出すプランをやっており、好調らしい。

 もっとも、イータちゃんが一番つらかったけど。なにせ、スタッフ型ゴーレム達1体1体に、夜光石の加工を施すんだよ? 1体1体で慎重にやるから時間がかかり、なおかつ数が多くて、めちゃくちゃ疲れたよ~。


 まぁ、こんな感じでイスウッドにいるゴーレム達と会合をして、その日はお開きとなる。


「マスター。ウミヅリ王国のギジエ王子が、マスターに配信による通信を求めています」


 ……なにやら、厄介そうな事件の香りがするんだけど。

魔法鍛冶による強化パート終了!!


次回からは、

ウミヅリ王国・激突のカナエマス編、スタート!!


ちなみに、カナエマスは

"ホラーゲーム"担当の五本槍です(*'▽')

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↓途中でも『ご感想』『こうなったら面白そう』『こんなキャラどう?』という発想、また『フォロー&☆評価』お待ちしております!

カクヨム版(最新話更新中)!! 是非、ご覧ください!!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ