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人質が以降はまさかの展開に。2

更に進むのであります。

「あっ、駄目、あああ」


後ろからレイラに抱きつき密着しながら指で彼女の秘部を蹂躙しているラケールは、わざとあっけらかんとした軽い口調で、自白の時を待っていた・・・。


「あれれ〜、もう男を迎える準備万端じゃなーい、もしかして〜、ベルとの楽しいひと時を思い出したんでしょ!」


「ああ、いけません。ラケール様、あっ!んん」


ラケールは執拗に指で攻めながらレイラの耳を軽く噛み、その行為はエスカレートするばかりだ。


「別に辞めさせたり、ベルを問い詰めるなんてしないわよ〜、先に話せば許してあ・げ・る!」


「わたしは・・・(駄目だ、ベル様が先に話したら私は終わる・・」


「ねぇレイラ、誘ってベルをたっぷり味わったんでしょ!(怒」


「キャ!」


「ねぇ〜、レイラ!」


先ほど迄の優しい喋り方からいきなり怒った口調に変わり、ドンっと背中を突き放され倒れたレイラは今にも泣きそうな表情を浮かべ、彼との関係を認めるしか無かった・・。


「・・・・・はいラケール様、貴女様のご想像通りです・・」


「あっ、気にしなくていいわよレイラ。貴女って愛人か第二夫人を狙って抱かれたんでしょ」


「い、いえ、その様な事は決して、あたしは・・・ヒッ!」


ラケールは何か考えが有るのだろうか、怒りを顕にすること無く椅子に座りジッと蔑む様な目線で淡々と話しを進めていた。観念した彼女は淡々と喋る口調に恐怖と懺悔の念を感じずにはいられず、キツく睨まれると思わず自分の本心を吐露し始めた・・。


「そう、なにか言いたいことがあるなら聞くわよ」


「あたし、本気でベル様のことは前から好きで、ずっと慕っておりました・・・」


そしてレイラは恥ずかしそうにベルナールの事が本気で好きだと答え、決して地位を狙った訳ではないと弁明していた。彼女はベルの事を没落する前から慕っていたらしい・・。


「わかった、それ相応の居場所がほしければ親戚、家族と縁を切ってね」


家族構成を知っているラケールはわざと彼女を試し、表情にブレが出ないか見計らっていた。しかし彼女は全く動揺する事無く堂々と、”承知しましたラケール様、お望みでしたら離縁致します”と言い放ったのだ。


「そう、本気なのね。これからは私の側使いとして仕えなさい。来週から長期間ディスティアに行くよ」


自分を認められたことの意味を理解するのに、3秒程必要だったがレイラは快諾するのだった。


「はい、分かりました!早速、縁を切ってきます!」


「それじゃベルに話さないとね!」


「ええ、今ですか!」


「当たり前だし!」


ベルとレイラとの関係をラケールは最初から知っていた訳では無かった。疑い始めたのはイチャつく2人に向けられる嫉妬の眼差しに気が付いたのだ。そしてわざと歓喜の声を聞かせ、汗と体温で確信を得た上での行動だった。


「つかぬことをお聞きしますが、私とベル様の関係を知っていたのですか」


「わたし、貴女に嫉妬してますっ!て表情を浮かべていたよ」


「恐れ入りますラケール様。お役に立てる様に精進致します」


元王女のラケールの前では、平民になった彼女がどんなに頑張って装っても見抜かれてしまう。レイラは敵わないと知ると否や忠誠では無いが、それに近い誓いを立てるのだった。そしてベルナールと対面することに・・・。


「ベル、来週から長期間ディスティアに行く事になったの、側使いとしてレイラを連れて行くね!」


「い、いきなりだね、レイラがいいなら構わないよ」


「ありがとう、出社早々王宮に呼び出されて勅命を貰ったのよ」


「勅命か、こっちの都合はお構いなしか・・」


新婚だが流石に勅命と聞き諦め顔になったベルナール。だがしかしラケールの次の一言で表情が凍りついた。


「レイラは若いけど”処女”じゃ無いから色々使えるのよ、ねぇダーリン!」


ラケールは笑いながら喋っているがベルナールを睨むと、そのまま下半身に目線を移し貴方の秘密知ってると意思表示をすると、続いてレイラに目線を送る。


「そ、そうなんだ・・・(うわぁぁ!バレてる」


目線で察知したベルナールはレイラを見ると恥ずかしそうに俯き顔が赤くなっている。嗚呼ラケールに落とされたのかと一瞬で理解するのだった・・。


「ヒャ!ラ、ラケール様・・・(ストレートすぎ・・」


婚姻を結ぶ前の関係まで断罪する気は無いらしいが、微妙な笑みと共にプレッシャーを掛けてくるラケール。第一夫人として嗜みなのか、より良い夫婦関係を築く為なのか意外な一面を見たベルナールは、その落ち着き払った態度に冷や汗をかいていた・・。


「レイラ!貴女には色々働いてもらうからね!」


「は、はい」


何やらとんでもない計画の設計図がラケールの頭の中で描かれているらしい。そして数日後、ディスティア帝国のアーヴィン大使館に入り、レイラに公邸を案内しているラケールは寝室に入るとぶっちゃけトークを始めるのだった。


「ねぇレイラ、親善大使として着任すると男の影を絶対見せるわけにはいかないのよ」


「そうですね、公邸に男性が頻繁に出入りするのはよろしくありませんね。それとそれは浮気です。NGです!」


前回赴任してきた時、アマンシオ事件の傷を引きずっていたラケールは、能面の様に無表情で男に全く興味を示さなかった。だがベルナールに抱かれその傷も癒え、やっと普通の女の子らしくなってきたのだが、なにやらレイラに対し獲物を狙うような視線を送り始めた。


「あのね、ベルに女にして貰って快感に目覚めたの、貴方もそうでしょ」


「ええ、まぁそうですが・・・なにかぶっちゃげすぎませんかラケール様」


「当分会えないから貴女はベルの事を想像して右手で慰めるんでしょ、この前みたいにさ。貴女の部屋は防音じゃ無いわよ〜、歓喜の声を聞きに行こうかしら(笑」


「なっ!あの時は・・・あの・・あっ、駄目・・」


話をしながら背後に廻りレイラを抱きしめると双丘を弄り始めるラケール。だがそれだけでは終わらない、これは単なる始まりの一歩だ。


「貴方のお仕事は私の要求に対し忠実に答える事なのよ、この身体を含めてね!」


「えっ、この流れはまさか」


「女同士は経験した事ないのね、うふふ可愛いわね」


「いや、駄目、あっ・・・」


まさかの展開に驚くレイラ、しかしラケールの攻め手に晒されてゾゾゾと背筋に快感が走り体温が上がっていく自分に2度驚いていた。


「あっ!いけませんラケール様!」


「レイラ、貴女は私に身も心も全て捧げなさい、それがあなたの役目」


「あっ、だって、この様な関係は・・・禁断の」


「いいレイラこれは必然なの、私の壮大な計画に協力してくれない?貴女も没落したままじゃ嫌でしょ、それとまたベルに抱かれたいでしょ」


ラケールの最後の一言は完全に悪女のセリフだ。レイラのことを容認する発言とも取れる。


「・・・・(まさかこれは序曲なの・・必然?・・ベル様の関係を容認?」


ラケールは自分との肉体関係を必然と言い放ち、これは単なる好色女の性欲を満たすためでは無く、何か理由があるとレイラは考えると先程まで硬直していた身体の力がスッと抜けるのだった。


「うふふ、いい子ね分かっているじゃない、たっぷり楽しんだら教えてあげる」


「・・・はい」


そしてラケールはレイラをベッドに押し倒すと、小さな瓶を取り出し彼女に見せる。


「これね、ディスティアで流行っている乱れる薬なの、勿論危なくないお薬よ!」


「・・・(嗚呼、アレを飲んだら・・」


ラケールが取り出したのは俗にいう媚薬のような快感を倍増させるお薬だ。勿論合法薬で女性用と男性用の二種類がある。そしてそれを一滴、指に垂らすとラケールはそれを舐め、レイラの口元に一滴たらした。不安なのか唇が震えてはいたが贖えない彼女はゆっくりとそれを飲み込むのだった。


「大丈夫よ常習性は無いから、それと5分位で来るわよ」


不安そうな顔のレイラだったがラケールの言う通り少し経つと、手先と頭がジーンと痺れる感覚に襲われ始めた。


「ンッ・・ハァ〜」


「うふふ、もう来たみたいね。ほれ!」


「あ゛!いい・・・もっと、ああラケール様・・・いい!」


「うふふ、快感の連鎖地獄にようこそ」


先程まで緊張し表情が硬かったが、薬が効いたのかトロンと艶かしくなってきた。そして耳に熱い吐息が吹き込まれ、下半身を弄られると全身に突き抜けるような快感が走り、思わず海老反りながら歓喜の声を上げラケールに抱きついた。


ーー


翌日、総統府に赴き着任挨拶を済ませたラケールは、エドガーの第二婦人だった元王女の事を入念に調べ上げ上げ、数日後その彼女を大使館に呼び出すのだった。


「貴女、アーヴィンに戻るつもりなの?まぁ戻っても困るよね」


「ラケール大使、それはアーヴィンに戻らない方が宜しいと仰っているのでしょうか」


彼女はラケールとは従姉妹にあたるラシュル。青い髪を持ち金色の瞳の彼女は嫁いで来た当時、青の奇跡と呼ばれ、それはそれは大変人気があった。しかしエドガーの本妻は子宝に恵まれず、もし彼女に子供が出来たら血筋が乱れると影で噂され、実際脅迫じみた内容の手紙などが届いていた。そして彼女は子供を作る事を諦め、何度も堕胎を繰り返し凄く悲しい人生を送っていた。


「貴女次第ね、私としては側で働いて欲しいのですが」


ラシェルは間もなく40歳を迎えようとしていた。最近目尻の皺が目立ち始め、頭には白い物が増えカラー染めで隠していた。女として下降期に差し掛かり、健常な子供を産むのには危険な時期に差し掛かろうとしていた。


「そうですね・・エドガーが死に、私の居場所は無くなりました。アーヴィンに戻っても何かと・・」


「まぁ後家ですので独身を貫くか、物好きな一般人とお付き合いするしか選択肢は無いわね」


「ンッ!」


一応面識のあるラケールと最後に顔を合わせたのは、彼女が6歳にも満たない頃だ。そして従妹で年下の彼女にズバズバと本当の事を言われると流石に表情が曇ってくる。


「どうしたの、事実でしょ」


「ラケール大使・・・その言いようはあんまりです」


アマンシオの姉に当たるラシュルは王子達とは違い、性格が良く少しおっとりしている。友好の証としてディスティアに送られてきた彼女は順風満帆の日々を送れると思っていたが、世論を気にして子供を作れず、エドガーは急逝、完全に行き場を失っていた。


「間違えないで、本国に戻れるしここでも働ける選択肢を私は考えているのよ」


「私の居場所はここにはありません。もどって王家に戻れるのでしょうか」


「知ってる?私の掴んだ情報だとあなた帰国したらあの王子達に良いように使われるわよ、復権なにそれ、そもそも無理な話よ」


「えっ・・無理」


結婚を機に豹変したラケールは不幸な女ラシェルを使い、とある計画を実行しようと考えていた。もちろん彼女には重要なミッションをやってもらわなければならないので、ゆっくりとじっくりと彼女を誘導し説得していくのだった・・・。

うーん、閉話の方がいいのか悩んでいます・・・。

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