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「❤️彼女の妹 彼女の親友 Ⅰ」黒のストッキング姿の長身美少女の彼女の妹が突然部屋に上がり込んだ夜。机の下で絡みつく白い脚、迫るゴスロリ。  作者: ⚓フランク ✥ ロイド⚓
第4章 彼女の姉 彼女のママ

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第10話 姉ちゃん!姉ちゃん!

真理子たちの旅行日程

 12/15 (火):羽田発ーホノルル着、ハワイは現地で12/15朝

 12/15 (火):ハワイ滞在(1泊)

 12/16 (水):ホノルル 発、JFK空港 着

 12/18 (金)~12/24 (木):NY滞在

 12/25 (金):JFK空港 発、ホノルル 着

 12/25 (金):ハワイ滞在(1泊)、NYの調査結果をハワイ大学の教授と討議……名目よ!

 12/26 (土):ホノルル発

 12/27 (日):羽田着

※日付は現地時間


《《2026年12月22日》》

《《ホテルの部屋》》


 彩花にあった後、マリーに送られて凜花はホテルに戻ってきた。マリーが真理子に連絡すると、まだ誰もホテルに戻っていないという。マリーは、彩花に会った後のリンカの様子がおかしいと感じた。何があった?


「リンカ、真理子に連絡した。部屋には誰もいないよ。だから、私がついてくよ……」

「マリー、ありがとう……でも、一人にしてください。プリーズ」

「そう……じゃあ、マリコたちが戻ってくるまで、廊下で待機してるわ。何かあったら、大声で呼ぶのよ。わかった?」

「わかりました……ありがとう、マリー」


 凜花は部屋に入って、自分の寝室に逃げ込み、ベッドに突っ伏した。


 何も考えられなかった。

 恐ろしかった。

 そんなことがママに起こった……ママ、ママ……

 姉ちゃんは、14歳の頃から、この恐ろしい事実に向かい合って、8年間を過ごしていたんだ。

 パパにも、美咲姉ちゃんにも秘密のこのことを。

 マ、ママもミシェルと同じ被害者だったんだ!


 そして、彩花姉ちゃんは、中学3年生でそれを見事に隠蔽した……14歳の女の子が……

 そして、人間を撃ち殺した……

 そして、姉ちゃんは、銃の暴発と警察にウソまでついた……

 なぜなら、事件性をなくすため……ママが強姦されたのを完全に隠すため……


 姉ちゃんの説明が一言一句思い出される。


 「ママ、犯されたの?挿入された?」

 「……」ママは返事できない。頷くだけ。

 「シャワー室!」と寝室のバスルームを指さした。

 「シャワーヘッドを外して、アソコに突っ込んで、水流最大にして洗い流すのよ。射精された?」

 「……」ママは首を縦に振る。射精されたんだ!困った!

 「私は警察に電話する。ママは何も言わない。挿入手前で私が射殺したと言うのよ!わかった!」

 「……」ママは首を縦に振る。

 「ママ、良いわね?あなたは犯されていない。寸前のところだった。娘が書斎から銃を持ってきた。

 娘は、パニックになって、思わず銃を握りしめた。事故で、グリップセーフティが解除され、

 はずみで銃が暴発した。いいわね?わかった?」

 「……彩花、なんで、そんな作り話を……」

 「強姦だったら面倒でしょ?暴行事件なら簡単。パパも気が楽。

 隣家の白人の大学生に強姦された日本人の妻ってレッテルをママもパパも貼られたくないでしょ?

 いいわね?私はこれから泣いてパニックになるから。うまく演技するのよ。それと、英語はたどたどしく、

 いかにも日本人の英語苦手な奥さんですって話し方をするの」


 ……………………ああああああ……………………


 ね、姉ちゃんに電話しよう。私たちと日本に帰ろうと説得しよう。廊下にいるマリーに頼んで、姉ちゃんの部屋に行こう。無理やり連れ帰ろう……だ、だめだ……私の浅知恵じゃあ、何も解決しない……


 そうよ!真理子よ!真理子がなんとかしてくれる!真理子がミシェルに言ったわ!


 「あなたの立場って、何?」

 「私の立場?私の立場は単純よ。このリンカが悲しむ姿を見たくない。

 だから、彼女の姉を保護する。それだけ」

 「アヤカの研究は?」

 「そんなこと、私の知ったことですか!そもそも、あなたの国が、

 日本も欧州も禁止したアヤカの研究を容認しているのが原因よ!

 私は、日本人、そんなこと、知ったことじゃない!

 ミシェル、あなたもどうなろうと知ったことじゃない!

 でも、あなたが単独でやろうとしている絶望的な行動には同情する。

 だから、手をお引きなさい!」


 真理子はハッキリ言った!『このリンカが悲しむ姿を見たくない。だから、彼女の姉を保護する。それだけ』

 真理子が言うのだ。真理子は、姉ちゃんを保護する。それだけだ。

 真理子を信じるんだ、信じる……信じる……信じる……

 でも、万が一……真理子だけでは……ミシェル?



 真理子たちが帰ってきても、凜花は部屋からでなかった。食事もとらなかった。


 遥と明美が心配して、部屋に入ろうとした。真理子が、

「遥、明美、凜花を一人にしておいて。自分で話すまで何も聞かないで。いいこと?余計なことはしないのよ!」

「でも、真理子……」遥が真理子に反対しようとした。

「私の言うことを聞きなさい。凜花に今日はかまわないように!わかったね?」


 その夜、凜花は一人で寝た。


《《2026年12月23日》》

《《アラート》》


 早朝。マリーから真理子に連絡があった。

「マリコ、アヤカがビル側に拉致されたわ!」

「何時に?どこで?どこに?」

「今朝の三時。アヤカのアパートから。ビル側の連中がM女史の連中の監視の目をかいくぐって。連中の通話が私のハックに引っかかったの。監禁先は、西30番街から南へ約15ブロックいったピア57よ!どうする?ハワードとニックには連絡した」

「わかった。マリー、ハワードには、ビルからの指示で、応援するという口実を連中に伝えさせてちょうだい」


「え?」

「ウソよ。拉致した連中にこの事務所がビルの指示で加勢するって信じ込ませればいいのよ」

「オ~、マリコ、ウソツキ!」


「変な日本語を使うな!それで、マリー、今どこに居るの?」

「事務所に来たわ」

「じゃあ、ホテルに来て。私を拾って、一緒に現場に行くわよ」

「マリコ、危ないでしょ?」

「マリー、私に弾は当たらないわよ」

「……いいわ。死んでも知らないわよ」

「私が?」

「……」


 ソファーベッドには、真理子と一緒にアンヌと明美も寝ていた。彼女たちも起きてしまって、マリーの話を聞いてしまった。

「真理子!危ないわよ!私も行くわ」とアンヌと明美が一緒に言った。

「ダメよ、私だけ行くわ」


 その時、メインの寝室のドアが開いた。凜花が部屋から出てきた。昨日の服のままだった。

「真理子、私も行くわよ」

「なぜ、わかった?」

「実の姉の話ですもの。電話に気づいて、ドアを開けてたのよ。彩花はどこに拉致されたの?それは聞こえなかったわ」

「マリーは、『西30番街から南へ約15ブロックいったピア57』って言ってたわ」

「ピア57ね……止めても行くわよ!」

「実の妹だから、何かの効果があるだろう……いいよ、凜花、一緒においで。死んだら、頬づりしてやるわ……」真理子はアンヌを見た。「アンヌ、あなたと明美はここに残って。女将さんと恵美、遥に事情を説明して」


 明美が横で大急ぎで着替えだした。

「私も行くわよ、真理子」

「あんたは残れ」

「イヤよ。凜花が行くなら、凜花の護衛がいるでしょ?私の銃の腕前だったら、護衛役になるわ」

「……しょうがないか……」


 凜花は部屋に戻った。トイレに駆け込んだ。震える指でミシェルに小声で電話をかけた。

「ミシェル……!聞いて!今、彩花姉ちゃんが危ないの!ビル側の人間に拉致されて……場所は西30番街から南へ約15ブロックいったピア57。助けて!お願い!」


 電話の向こうで、ミシェルは一瞬沈黙した。

「……凜花、どうしてその情報を……」

「こっちの探偵事務所の人間が敵の連絡をハックしたの!早く来て!姉ちゃんを助けて!」


 凜花は必死に訴えた。


 ミシェルは短く「わかった」とだけ答え、電話を切った。


《《銃撃戦》》


 ピア57は、ハドソン川に突き出した古い二階建ての倉庫だ。西30番街から南へ約15ブロック。かつては海運の拠点として使われ、今は半ば廃墟のように放置されている。錆びた鉄骨、剥がれたコンクリート、割れたガラス窓。川風が隙間から吹き込み、深夜の倉庫は凍えるように寒かった。


 ハワードとニックはすでに到着して、一階入口付近で待機していた。ビル側には「加勢する」と通告済みだった。


 マリーの運転する車が静かに停車した。


「着いたわ」とマリー。「リンカ、絶対に私から離れるな。いいね?」

「わかった」


 真理子が黒いコートのポケットに手を入れた。明美がトートバッグのファスナーを確認した。二人とも武装していた。


 倉庫の中はすでに銃撃が始まっていた。


 一階から二階へ続く錆びた鉄骨の階段。マリーが先頭で、真理子、明美、凜花が続いた。匍匐に近い姿勢で階段を上がる。


 二階に出た瞬間、銃声が反響した。


 倉庫の二階は広い空間だった。鉄骨の柱が等間隔に立ち並び、古い木製のパレットや錆びたコンテナが点在している。その奥——柱の一本に、人影があった。


 彩花だった。


 白いインシュロックで両手を縛られ、柱の鉄の輪にロープで固定されている。インシュロックとは電気工事で使う結束バンドで、一度締めると手では外せない。細いが、引けば引くほど食い込む。彩花の手首には赤い痕が残っていた。


 彩花の周囲には誰もいなかった。


 銃撃はその手前で行われていた。ビル側とM女史側が互いに撃ち合い、ハワードとニックはビル側について応戦している。弾が飛び交う中、マリーが四人を引き連せて匍匐で進もうとした。


 しかし、銃撃が激しく、前に出られない。


 コンテナの陰に身を潜めたまま、マリーが舌打ちした。「このままじゃ動けない」


 その時だった。


 明美が、倉庫の反対側の柱の陰に人影を見た。


 金髪。引き締まった体躯。手に銃を持ち、彩花の方を見ている。


 ミシェルだった。


《《ミシェル対明美》》


 財団の二つの勢力が銃撃を繰り広げていた。それは、彩花を守る、殺すという本来の目的を外れていた。撃たれたら撃ち返す、それだけだった。


 彩花は一人取り残された。


 ニック、ハワード、マリーは、彩花を捕獲しそこね、真理子と凜花を守って、銃撃戦から後退していった。


 明美は、探偵たちから離れて、マリーの制止を振り切り、彩花に近づいて行った。


 銃撃戦にポッカリと空白が空いた。


 彩花の前に立つのは、銃を持ったミシェルただ一人。


 銃を掲げて、彩花に近づくミシェル。


 明美が転がって、呆然としている彩花の前に飛び出す。


「彩花、伏せて!伏せなさい!」

「……」


 明美は、中腰で、彩花の前に立ちふさがって、ミシェルからの銃撃の盾になった。


 ミシェルの銃が火を吹いた。明美のそれも。


 ミシェルの放った弾丸が明美の肩を抜いた。横倒しになる明美。


 ミシェルは銃を構え直して、彩花に「この悪魔!死ね!」と言った。


 明美がミシェルに低い姿勢で脚にタックルをかけた。


 銃弾は、彩花を外れた。が、頭蓋の右側をかすった。


 彩花も地面に倒れ伏した。


 マリーの制止を振り切って、凜花が彩花に駆け寄って、抱きかかえた。


「姉ちゃん!姉ちゃん!」

【注意・免責事項】


※本作に登場するすべてのキャラクターは18歳以上です。

※制服・学生風衣装・部活動ユニフォーム等の描写は、すべて演出上のコスプレ要素であり、現実の未成年を描写したものではありません。

※本作に登場する事件・設定・団体等はすべてフィクションであり、実在のものとは一切関係ありません。

※第4章以降では、過去の出来事や医療・倫理に関する重いテーマが語られますが、描写は簡潔に留めています。

※性的・暴力的要素を一部含みますが、過度に詳細な描写は行っていません。

※本作は特定の思想・行為を推奨するものではありません。

※苦手な方は該当章の閲覧をお控えください。

※飲酒・喫煙の描写が含まれます。

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