第二十八話 二つに分かれたはずの道が、未来につながる日
第1章の最終話です。
【パックside】
天井が落ちてきた。
正確に言うと、天井の一部だ。石と土が塊になって、通路の真ん中へ落ちる。
俺は反射でキューの肩を掴んで自分の方へ引き寄せたつもりだった。
遅かった。
「あっぶね......キュー!?」
「痛ってぇ......足、足が」
キューの左足が、瓦礫の下に挟まっている。顔が真っ青だ。
「今出す、今出すから!」
重い。デンカと姫さんも必死になって瓦礫をどかそうと頑張っているが、びくともしない。キューの足がぎりぎり引き抜けるくらいの隙間を作ろうと、三人で力を合わせて瓦礫を持ちあげた。キューが短い悲鳴を噛み殺した。何とか足を引き抜いた瞬間、靴のあたりがおかしな角度に曲がっていた。
「だ、大丈夫か?」
「知らん。怖くて足の先見れないわ」
デンカが瓦礫と一緒に落ちてきた細めの木を拾い、自分の袖を引きちぎって作った紐でキューの左足の応急処置をしている。姫さんはハンカチでキューの汗を拭いて、背中をさすっている。
俺も何かしなきゃと思うけど、頭が真っ白になって動けない。キューの足、ちぎれたりしないよな?
「なんて顔してんだよ?大丈夫だよ。死ぬほど痛いけど、生きてりゃいつか治るだろ。俊敏な俺様のかわりに、お前がこの先一番前な!」
焦りまくる俺に、ケガした当人が慰めの声をかける。しっかりしろよ、俺!
俺はキューの腕を自分の肩に回して、ゆっくりと慎重に立ち上がらせる。体重がどさっと乗った。いつもなら「重いよぉ、キュー」って言うところだけど、そんな軽口をきく精神的な余裕がない。
目的の場所は旧配電坑にある換気口だ。ロレンスさんが「行き止まりに見えて、換気口から外へ抜けられる」って教えてくれた。壁を伝って進む。キューの足が地面にこすれるたびに、うめき声が漏れる。
「キュー、やっぱお姫様抱っこにするわ」
「......やだよ」
「イケるイケル、お前かわいい顔してるし」
「顔、関係ないし」
「顔、関係あるだろ?お姫様抱っこだぞ?」
「足がブラブラする方が痛そうだから、無理」
「そうか......なら、やめる」
どうしたら痛くないようにして、早く休めるところに連れて行けるだろう。
俺はキューの足のことしか、考えられなくなっていた。
その時、遠く向こうの方で足音が聞こえてきた。一人じゃない、複数だ。
「パック、俺こっちの道行くわ。お前は殿下と姫さんと一緒に換気口の方へ行け」
「は?何言って......」
「このままだと追いつかれる。全滅だ」
「嫌だ、置いてかねぇ。デンカたちは換気口の方へ行けばいい。俺はお前と一緒の道を行く」
「パック......」
キューがため息をつきながら、諭すように言う。
こういう口調の時のキューは絶対に引き下がらない。そんなのわかってるけど、認められない。でも、俺の考えなんてお見通しの親友が残酷に言う。
「換気口の位置は、高さがあるだろう?お姫さん一人では登れない。下から持ち上げて、上から引っ張って、やっと登れる位置だ」
「......」
「お前もわかってるだろ?お前バカのフリしてるけど、本当は頭いいもんな?俺の次に」
「ちげーし。俺の方がお前より頭いいし。ふざけんな」
「そういうことにしてやるからよ、男二人いないとお姫さん逃げられないだろ。最後に残った奴は自力で上がらなきゃならないし。パックは前世サルだから、壁登り得意だろ?」
「サルが得意なのは木登りだろ......」
姫さんが、ごめんなさいと泣いている。デンカは姫さんを慰めながら、ものすごく渋い顔をしている。追手の音は刻一刻と近づいている。
でも、諦めきれないんだ。
「姫さん上げたら、次はお前を上げる。換気口の中に入れば時間が稼げる」
「時間の勝負は地下から外までじゃないよ。わかってるだろ?パック。国境を越えなきゃダメなんだ。検閲だってそれはわかっている。見つからないとなれば国境に向かうよ」
キューの足じゃ、国境を抜けるまでの道で追いつかれる。そうかもしれない。
だけど......
「俺が背負うから!!だからキュー」
「俺は足手まといだ。言わすなよ、パック」
俺らを黙って見ていたデンカが、苦しそうに言う。
「すまない。これ以外の言葉がない。だが......」
わかってる、わかってるんだ。この場の最適解が何なのかなんて。
このままだとデンカと姫さんも検閲に捕まる。
俺は二人の手を引いて、換気口のある旧配電坑へ走った。
待ってろよ、キュー。姫さん上げたらすぐに戻るからな!
【キューside】
「やっと行ったか......」
パックの考えていることなんて、手に取るようにわかる。きっとすぐに戻ってくる。あいつは仲間を見捨てない。そういうヤツなんだ。
俺はロレンスお手製爆弾をポケットから取り出す。こんな物騒なものを何個も作るあのオッサンは、何気にすごい技術者だ。
「検閲の奴らにあっちの道は行かせねぇよ」
パックたちが走り抜けた旧配電坑の天井をめがけて爆弾を投げつける。
ものすごい破裂音と天井の崩れる音が辺り一面に響き渡る。
崩れた瓦礫で旧配電坑への道が完全に埋まる。これでいい。
俺は足を引きずりながら、細い坑道へ入っていく。
俺だって検閲につかまりたくはない。運が良ければ見つからないだろう。
俺が地下へ潜って十年、ずっとパックと一緒だった。俺はネヴァで息苦しくてつらくて。禁止の国で制限だらけに生きてきたから、最初はパックの言動にムカついてしかたがなかった。
「できるよ、やってみなきゃわかんねーだろ?」
ニカっと笑って、自由を手放さないパック。俺が憧れた旅の話をキラキラした目でいつも聞いてくれて、いつか一緒に行こうぜって俺と一緒の夢を見てくれた。
パックには刻印がない。
女手ひとつであいつを育ててくれた母さんが国分けの時に刻印を拒絶して、小さなパックと地下へ降りたから「無印」だ。母さんは確か、アマトワっていう国の出身だって言ってた。パックが七歳の時に亡くなってしまった。俺が地下へ降りる少し前だったはずだ。
無印はパックだけじゃないけど、中でもパックはより自由だ。禁止も義務もない、感情や感覚で生きている。俺はそんなパックがいつもうらやましくて、少し羨んでいた。でも一緒にいるうちに、どんどん俺の中のネヴァの見えない鎖のようなものが消えていって、息がしやすくなったんだ。
パックのおかげで、俺は生きていて楽しいと思えたんだよ。
だから、パック。
俺の分まで、世界を見てきて。
_____
足音が、角を曲がった。光が見える。赤い、装置の光だ。
それと一緒に、縄のようなものを担いだ影も見えた。
「そっちは?」
「瓦礫で先に進めませんっ」
「しかたない、こっちの道を進めぇ!!」
怒号と無数の足音が通り過ぎる。
行ったか......
このままやり過ごせると思った。
詰めていた息をふっと吐き出したとき、通路の向こうの暗闇に浮かぶ赤い瞳と目が合った。
「地下の生き残りか、捕らえろ」
ごめん、パック。
俺はおとなしくされるがままでいた。でも最後にひとつ仕事が残っている。
俺の大事な親友が無茶をしないように。
俺が出せる最大の声量で思いっきり。
「行けよぉぉぉぉぉぉ」
聞こえたか?
絶対こっち来るんじゃねーぞ。
検閲の奴らが怪訝な顔をして俺を見る。
知るか!
殿下、お姫さん。
手のかかるやつだけど、パックのことよろしく頼むよ。
【ジュリエットside】
私とロミオはパックたちが言っていた旧配電坑の換気口から外に出て、旧運河沿いを国境へ向けて進んでいた。パックはキューの元へ駆けていった。
「パック、戻ってくるかしら。ベンも来ない......」
ロミオは握っていた手にギュッと力を込めて、少し考える仕草をしたあと、不安を打ち消すように首を振った。今の私たちにできることは、検閲につかまらないで国境へたどり着くこと。ロミオと先を急いだ。
国境検問所に到着し、中の見張りの様子を伺う。二人いるし、どうやって突破すればいいのか悩んでいたら、ロミオが音もなく彼らに忍び寄り、一瞬で昏倒させた。
すばやく彼らを拘束して床に転がす。
「何をそんなに驚いている?」
「思ったよりも強いなって......」
「そうか。鍛えているからな。でも私よりベンの方が......」
ロミオは途中で言葉に詰まり、後ろを振り返る。誰の姿もなかった。
私たちは万が一に備え、国境を出たところの木陰に潜むことにした。
二人で木に背中をもたれさせるように座る。
ここはもう、ネヴァでもムストでもない。そう思うと、不思議な気がした。
ベンたちが来なくても、もう少ししたら移動を開始する。
ロミオとそう決めた。
見上げれば満天の星。
稜月の冷気の中で、今宵の月は冴え冴えと輝いている。少し肌寒くて、無意識のうちに両手で二の腕を包み込むようにさすっていた。
「寒いか?もっとこっちに寄ったらいい」
ロミオがそっと肩を抱き寄せてくれる。まだ気を緩めちゃダメなのに、体の強張りが少しずつ解けていく。
とても長い一日だ。朝は禊の三日目で絶望し、夜にロミオが助けに来てくれて安心し、でも地下が検閲に知られてマーサと別れた。
一緒に旅に行くはずだった、ベンの姿が見えない。パックとキューもいない。
なんという一日だろう......
そんなことを考えていたら、ロミオがそっと私の両頬を包み込むように触り、ゆっくりと撫でてきた。
「前に、ジュリエットの頭を撫でたいと言ったら、ベンにダメだと言われた。頭ポンポンなら大丈夫かと思ったが、それにも難色を示されたから、ほっぺを撫でるくらいはいいだろうか?」
何をナチュラルに仕掛けてくるの?この生真面目継嗣様は!
真っ赤な顔になってるわ、きっと。
でも、撫でられる手が優しすぎて、やめてほしくない。
「ロミオにこうやって触られるの、嫌じゃない。というより、うれしい......」
「そうか。ジュリエットのほっぺはスベスベでぷくっとしていて、可愛いな」
ん?
ぷくっと??そこは流せなかった。
「それは、私の顔がまん丸でお肉がついているという意味ですか?」
「お肉?ジュリエットは細いだろう。顔はまん丸だけど、丸は可愛い」
たぶん、褒め言葉なのよ。
まん丸は可愛いから、そう、可愛いならいいことにするのよ。
ちょっと引っかかっても。
ここにマーサがいたら、ほんとポンコツ......とか言いそうだ。
マーサのことを思い、思わず目尻に涙が浮かぶ。
「泣かないでくれ、ジュリエット。過酷な選択をさせたと思っている。貴女が望まない結婚を強いられていると聞き、思わず迎えにいって神殿から連れ出した。ただ一時的に国を離れるだけじゃなく、刻印を焼くことになった。今までのような暮らしにはもう戻れないだろう」
「それは貴方も同じだわ、ロミオ。私が助けを呼んだばっかりに、国を捨てるようなかたちになってしまった。誰よりもムストのことを考えていた貴方に」
涙がどうしても溢れてしまった。継嗣の立場でありながら国を離れるということは、両国の人々にとって裏切りに等しい。私たちは国を変えるため、力をつけて帰ろうと考えているが、受け止めてもらえない可能性だって十分にある。
ロミオも同じ思いなのだろう。切なそうな表情をしてから、私を優しく抱きしめてきた。
「パックに言われたんだ。義務感だけで作られた国が、楽しく良い国になるわけないんだって。私は地下の人々を見て、父上たちの政治のあり方を見て、このままでいいわけがないと強く思ったんだ。今でもムストの、いやネヴァも含め、みんなが幸せでいられる国にしていきたいという思いは変わっていない」
「ロミオ......」
ロミオは抱きしめていた腕をゆるめ、私の顔を覗き込むようにして目を合わせていった。
「その幸せでいられるという人間の中に、自分が入っていてもいいんじゃないかって思うんだ。自分を犠牲にして国に尽くすのではなく、私は継嗣としても、一人の男としても幸せになって、それで国も良くできたらもっといいんじゃないかって、思えるようになったんだ」
「ロミオの幸せ、それは」
「ジュリエット、私の幸せは貴女と共に生きることだ。そして、貴女の幸せが私と一緒に歩むことであればうれしい」
私たちは仮装祭の夜、別々の道を歩むことに決めた。
理性ではそうすべきだとわかっていたし、それが正しいと思っていた。
でもあの夜から、私の心は毎日泣いていた。苦しくて、つらくて、胸が張り裂けそうだった。誰にも言ってはいけないと自分の心に蓋をして、ロミオを忘れようとしたけどできなかった。ロミオ以外の人に嫁ぐのは、死ぬよりつらいと思った。
私はロミオにしか恋できない。
ロミオしか愛せない。
私の、運命の人。
「ねぇ、ロミオ。私、お父様からロミオが養子だったって聞いたの」
「あぁ、本当だ。父上は私を愛すどころか、憎んでいるようにも感じた。正直ショックだったが、養子の自分が悪いのではなく、父上側に問題があるんじゃないかって、今は思っている。これもパックたちのおかげだが」
「ロミオが傷ついているんじゃないかって、心配してたけど少し安心した。でも私の懺悔も聞いて欲しい」
「懺悔?」
そう、懺悔。
ロミオが養子と聞いて湧き上がった、浅ましい私の想い。
「ごめんなさい、ロミオがものすごくショックを受けたというのに、私は血が繋がっていなかったことを喜んでしまったの。いとこ同士という枷が、私にはすごく大きかったから」
「懺悔なんて、必要ない。さっきも言ったように、養子であることは私の責任ではないし、むしろ能力や資質など私個人の努力の範疇外のことで厭われていたのがわかって、妙に納得したのもあるんだ。何より、ジュリエットと血が繋がっていないこと、それは人に後ろ指をさされるような関係に貴女を巻き込みたくなかった私にとって、すごくうれしいことだったんだ」
良かった。でもまだ一つ、話しておきたい最大のことが残っている。
聞きにくいけど、私は知らなければならない。
「ロミオ、あのね、言いにくいかもしれないけど、ロザライン様のことは......」
私がそう切り出すと、ロミオは姿勢を正して言った。
「彼女にはベンを通して、正式に婚姻の儀を中止したい意向を伝えて了承してもらった」
「ロザライン様は私のことを恨んでらっしゃるでしょうね......」
当たり前だ。婚約者と駆け落ちするような敵国の女を恨まずにいられるわけがない。ところが、ロミオから意外すぎる話を聞き、唖然とする。
「ベンとロザライン様が?」
「あぁ、良く考えたら二人は幼馴染だし、元々想い合っていたようだった。母上が総領主家の色にこだわってロザライン嬢を婚約者に選んだが、彼女にとっては迷惑な話だったと思う。ジュリエットを迎えに行く前に、ベンが国外へ出ることを伝えにいって、プロポーズもしてきたはずだ」
待って、待って、混乱する。
ロザライン様、ロミオのこと何とも思ってなかった!
それどころか、ベンと相思相愛で、泣く泣く引き裂かれて......えぇぇぇぇぇぇ
「ちなみに、ベンのプロポーズの結果は?」
「地下でベンと別れる時、可愛い嫁さんもらう予定だって言ってたから、成功したと思う。たぶん、きっと......」
そうなのね、それなら私が気にしていた全ての障害がなくなったってことになる。
私はロミオと一緒にいていい。
今更かもしれないけれど、ようやく自分自身に許可が出せたように思った。
心から安心していると、ロミオが真面目な顔をして言った。
「ジュリエット、仮装祭の時に月の女神に恋した夜空の騎士は死んだ。私が自分で自分の心を殺した。だから今度は本当の自分で、貴女に恋焦がれる一人の男として言わせて欲しい」
「はい......」
「一生、貴女だけです。旅を終えて再びこの国に戻ったら、私と結婚してください」
「わ、私も、一生貴方だけです...二人で、ずっと二人で生きていきたいの」
喜びでも体って震えるのね。
うれしくて泣きながら答える。
「ロミオ、私と結婚してください」
なんだか、お互いにプロポーズするみたいな形になったけど、もういいかな。
だって、二人とも同じ気持ちなんだから。
ロミオが今まで見たことがないほど優しい瞳をして、私を抱きしめた後ささやいた。
「ジュリエット、愛してる」
「私も、ロミオを愛してる」
二人の唇はそっと重なった。
_____
「ベンは必ず合流する。私はベンを信じている、だから今は行こう」
二人で決めた時刻になっても、ベンたちは現れなかった。だから、後ろ髪をひかれつつも出発することにした。
数メートル歩き始めた時、ロミオが突然後ろを振り向いた。
私もつられて後ろを振り向く。
パックが走ってこちらに向かってきた。
「パック!!」
ロミオが駆け寄り、よろめく彼を抱き止める。
パックは泣き腫らした目をして、息を切らしながら言った。
「キューってばさ、ロレンス爆弾で俺らが進んだ道、瓦礫で塞いでたんだよ。信じられる?アホすぎるだろ......迎えに行けねぇよ」
「パック」
ロミオがパックを抱きしめる手に力をいれる。
「キューがさ、俺に行けって。だから俺はあいつの代わりに世界を見に行かなきゃいけない」
「あぁ、あぁ、パック、そうだな」
「パック......」
「涙が枯れるくらい、泣いた。だからもう泣かねぇよ。デンカ、姫さん待たせたな」
「あんまり遅いから、置いていくところだったぞ」
「俺がいなきゃ、次の予定地の地図もないでしょーが」
そう言って、パックは古い地図をポケットから出した。
私が初めて見る地図。なぜルール国はこんなすみっこの小さな国として描かれているのかしら?
不思議そうに地図を見つめる私に、ロミオとパックが笑った。
「おんなじ反応するね〜、継嗣サマは」
「これからは、継嗣呼び禁止だ」
「そもそもいつもは、デンカだし」
「殿下もやめろ」
「姫さんもね!」
は〜いと、後ろを振り返らず歩き始めるパック。
ロミオはもう一度、後ろを振り返ってから、ゆっくり前を向き直し、歩き始めた。
私は遅れないようについていく。
「で、私たちはどこに向かうんだ?」
「さっき俺のこと置いていくとか言ってなかったっけ?どこに向かう気だったんだよぉ」
「ついた先が行先でもいいかと思ってな」
それもいいかもしれない。
月の女神様にそっと祈る。
私たちの行く末を照らしていてくださいと。
「ジュリエット、早く!」
「姫さん、歩くのおせ〜〜」
「姫さんは禁止よ!」
まだ禁止の国の癖は抜けないけれど、私の目の前には愛と自由が待っている。
「今行くわ!」
そうして三人の旅が始まった。
第1章 了
ロミオとジュリエットの成長の旅(と恋の続き)が始まります。
第2章は少しお休みをいただきまして、九月十一日からスタートします。よろしければブックマークをしてお待ちください。引き続きロミジュリを、よろしくお願いします!




