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緑色の魔法

 皆さま、おはようございます。読んでくださり、ありがとうございます。


 誠に勝手ながら1週間ちょいお休みしておりました。4月はお休みが多くて申し訳ありません( ; ; )


 本日から再度投稿させていただきます!


 GWも残り僅か...。

 「...は?お前...な、何してる...の?」

 「錦木ーーー!!」

 「錦木さん!!」


 女性秘書の顔が一気に青ざめ、鬼の赤い色素が薄まった。激しい痛みと同時にクルーシアとカタルが俺の名を呼んだのが聞こえた。シマリスの魔王と同様、俺の口からも血が出始める。や、やべえ...。傷ついちゃいけない臓器が貫通されたみたいだ...完全に異世界転生の時のフラッシュバックだ...。


 「うそ...私...なんでよ!なんで魔王を庇うの!!」


 女性秘書が泣き始めた。俺は女性秘書に近づき、クルーシアの時と同じ様にハグをした。身長は遥かに女性秘書の方が高いため、さっきの俺とクルーシアの逆バージョンだ。


 「...ごめんなさい、あなたの気持ちもわかるけど...こいつら(獣人)にも事情が...あるんだ。俺の今の...行動は、ものすごく身勝手で、勝手な押し付けだ...。だからあなたも俺に押し付けてほしい...あなたが望むなら、あなたは俺の事を「私の子供」だと押し付けてもいい...。そして、クルーシアとカタル...この秘書には反撃はしないでくれ...」

 「...私の...子供...」


 女性秘書が「私の子供」という言葉を聞き、顔の力が緩み、手刀が消えた。よ、良かった。ひとまず落ち着いてくれたそうだ...。でも...俺はまた死にそうだ...。くそ、なんで俺はこんなにも刃物で襲われるんだよ...。だめだ、倒れる...。


 「ドサッ...」

 「錦木!!カタル、錦木を担いで!急いで村に戻るよ!!」

 「ウホ!錦木さん、しっかりして!!」


 仰向けに地面に倒れた俺の視界にクルーシアとカタルが映る。こんな焦ってる2人を見た事がない。俺の事を心配してくれてる。嬉しいなあ。...そーいや、現実世界で死んだ後、あの後悲しんでくれた人っていたのかな?俺の人生ってこの異世界に来てからの方幸せだったな...あれ?俺走馬灯見てる?


 「私の...子供...助けなきゃ!!」


 女性秘書がクルーシアとカタルの間に割って入り込み、傷のある俺のお腹に両手を当てた。すると、女性秘書の手を中心に緑色の光が波を打った。一体なんだ?なんか...温かくて気持ちいい...。


 「ちょっと!!錦木に何してるの!!」

 「ウホウホ!!」

 「.....。」


 女性秘書は俺のお腹に無言で手を当て続ける。それに合わせ不思議と俺の出血も止まっていく。


 「....あれ?...腹の穴が...塞がってる..。」

 「錦木!!」

 「錦木さん!!」


 なんということだ。女性秘書に刃物で刺されて貫通して開いた俺の腹の穴がすっかり塞がっていた。まさか...魔法?この世界には魔法があるのか?...まぁ確かに、あってもおかしくはない。異世界には魔法が付き物だ。話の内容的にこの女性秘書は超能力者ではない。つまり、超能力者じゃなくても魔法は使えるって事になる。





 【残りのカップラーメン数】 286個

 「カップラーメン1年分が当たった俺、貧困異世界で無双する」を読んでくださり、ありがとうございます。


 気に入った方は、もしよければブックマーク、↓の⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎などで評価をよろしくお願いします!m(_ _)m


 皆様の評価を参考にさせていただき、より良くしていきます!

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