「合体!!(あの長髪&坊主の芸人の真似じゃないヨ‼︎)」
ゾルビン村の住民達、ミルトとミルジがカップラーメンを食べ終え、一息休憩していた。するとミルトとゾルビン村の村長らしき人物が立ち上がり、俺の方へと近づいてきた。
「錦木。錦木達はこれからどうするんだ?」
ミルトが質問してきた。これからの俺らの予定としては、5日後に行われる会議の前日に、パンダの獣人と集合して、会議に潜入する事だが、俺には少しやってみたい事があった。
「これからは、5日後に行われる会議に潜入するために、周辺の環境を調べたり、作戦を練るために会議開催地の近くに向かおうとしてた。…んだけど、少し相談いいか?」
「ん?どうしたの錦木?」
「ウホ?」
「このゾルビン村とクラーク村、協力協定、もしくは合併できたりしない?」
「!!?」
「まぁ、ただの提案なんだけどね…はははっ。」
「…」
クルーシア、カタル、住民達みんなが驚いた。そして静かになった。しくった、先に「わがままでごめん。」って前置きしておけばよかった…!俺個人的には、このゾルビン村の活気とクラーク村の優しさが合わされば、かなり村のレベルが上がりそうな気がするんだけどな…。人が集まれば育てられる食料も多いし、効率もいい。
「錦木…その提案…めちゃくちゃいいかも!」
「確かに。村の拡大は色々な面で力を得られる。」
クルーシアとミルトが意外にも賛成してくれた。
「村長の私もその意見、賛成じゃ。」
「俺も賛成!」
「私も!」
クルーシアとミルトだけでなく、村長も、少し離れたところにいた住民達も賛成してくれた。自分の意見を肯定してもらえるってこんなにも嬉しいものなんだな。…よし、後はクラーク村にも事情説明して合併しても大丈夫か聞きに行かないとな。
「よし、クルーシ…あれ?クルーシアは?」
クルーシアが消えていた。あたりをよーく見てみると、地面には踏み込みの跡があり、砂埃が待っていた。俺はなんとなーく理解した。おそらく、クルーシアの事だから、ゾルビン村とクラーク村の合併の案が出て、ゾルビン村の賛成意見が出たのを見て、超特急でクラーク村に戻って事情を説明しに行ったのだろう。そう、考えていると案の定遠くの方から物凄い砂埃を開けながらクルーシアが走ってきた。
「錦木ー!クラーク村のみんなも賛成だってー!!」
超絶笑顔で尻尾ブンブンのクルーシアが走って戻ってきた。やっぱりな。
「よし!なら合併は決定だ!みんな!よろしく!!」
「おおおーー!!!」
【残りのカップラーメン数】 296個
「カップラーメン1年分が当たった俺、貧困異世界で無双する」を読んでくださり、ありがとうございます。
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