三十路女、異世界を知る。
「やはり、そうでしたか、、、」
黒髪の騎士様が悩ましげなため息を吐かれた。
なんていうか、、、色気がある。男のくせに。
肩甲骨まである髪を後ろで一つに結っている。
濃紺の瞳はきりりとして、けして、濃い顔ではないけど、キリッと感が強く出ている。
どストライクです。
「私は、、、戻れるんでしょうか?」
「無理です。」
え!!即答?
「まず、この国の事をご説明させて頂きます。」
黒髪の騎士様がそう言って、話してくれたのは、この国は名前をダザーシャという。
今は、第12代国王バーレン=ガジル=ダザーシャ王が即位されている。
なんと、御歳25!若ーい!!
新婚2ヶ月だそうだ!ホヤホヤだね!
前国王は御健在で、若い王を自ら育てているそうだ。
海と山に恵まれて、貿易も盛んだそうだ。
魔法や、魔術はないらしい。
じゃあ、トリップの仕組みは?と考えていると、それは神殿の高位の巫女が行う儀式だということ。
しかも、神殿には獣族と呼ばれる者のみしか居ないとの事。獣族は高位なほど獣に近いらしい。動物は好きだから、見てみたい。
そして、やはり王道でしょ、この黒髪の騎士様は御名前をベーク=イマージュ=ゾモロフ様。第一騎士団の団長を務められているそうだ。
あの、金髪の騎士様は御名前をユラ=エティヌ=ソリーシャル様という。国王直属の近衛騎士団の団長様を務まられているそうで、ゾモロフ様の上司にあたるらしい。ゾモロフって、並べ替えたら、某お菓子のブランド店だよね。
まぁ、ここまではいいとして
本題はここからだ、何故「姫」がこちらにきたのか、ついでに私も、、、




