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異世界女の第一印象。
黒髪の騎士様視点です。
彼女の第一印象は、
「泣かせて(鳴かせて)みたくなる。」
だった。
「姫」をお迎えに上がり、無事に戻る事が第一だった。
近くに人の気配を感じ、相手に気付かれぬよう近付いた。
彼女は「姫」とは違っていた。
服装は見たこともないものだったが、おそらく「姫」と同じ所から、何らかの影響で巻き込まれたのだろう。
自分を見る瞳は、見つかってしまったと、焦りの色をしていた。
問うた事への返答は、まるで上手い言い訳を思い付いたと言わんばかりの内容だった。
だか、その後の詰めが甘かった。
“騎士だと”、“邪魔にならぬようにと”
自分たちの装いは普段の格好ではなかった。
普段の格好で居たなら、また違っていたのかもしれない。
なのに、彼女は自分たちを“騎士”だと
それを指摘するように言えば、あからさまに動揺し、緊張からなのか、恐怖からなのか、気を失ってしまった。
すべての感情が手に取るようにわかる。
抱き上げた身体は、女性特有の柔らかさがあった。
「泣かせて(鳴かせて)みたくなる。」
あなたのような人は特に、、、




