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三十路女、見つかる。
「あなたは、、、」
その声に全身が反応した。
「!!!!」
二人が居た反対側に居たであろう、もう一人の騎士様。
いつの間にか、すぐそばに立って私を見ていた。
「あっ、、、」
と、どど、、どうしよう、、、
さっきの美少女にはお迎えが来たから良いものの、私には無いみたいだから、招かれざる者なのかな、、、
どうしたらいいの!考えろ、考えろ!!
「し、、仕事、仕事を探しに来ました!!」
私の知恵を総動員して考え出した案は、田舎から、仕事を探しに都会に来た!
うんうん、なかなか良いんじゃないかな。
「たまたま、通りかかったら騎士様達がおられたので、邪魔にならないようにと、、、」
そこまで言って、空気がおかしいのに気が付いた。なんか、、、冷んやり、、する?
「“騎士様”ですか。」
え?
「“邪魔にならないように?”」
えぇ?
「たまたま、通りかかっただけなのに、まるで、何かよく、ご存知のようですね。」
にぃーーこり。
御髪と同じ真っ黒な笑顔にいっぱい、いっぱいだった私の視界はブラックアウトした。




