3話 カンブリア期
登場人物
虎
無敵我原
アノマロカリス
2つの条件を達成した2人は、k先生によるタイムマシンの使用を許可された。
今はちょうど7月の折り返し。
もうすぐ夏休みが始まるのである。
夏休みは約40日。彼には充分時間がある。
そう言って、夏休みの宿題を1日で終わらせた。
夏休み2日目。タイムマシンを使う時が来た。
手初めに、タイムマシンをうまく使えるかの実験を行った。ぶっつけ本番で使い、帰れなくなったら元も子もない。
そのため彼らはまず2日前(アヴィスと戦っていた時)に戻れるか試した。
虎がタイムマシンの時のダイヤルを調節し、機械を作動させるとともに大きな音が学校中に響き渡った。
その大きな音がする合間に虎を乗せたタイムマシンはどこかに消えてしまった。
過去に行くことはできたのだろう。
(虎視点)
「すごい...本当に過去に戻れている。」
虎は自分たちがアヴィスと戦っているのを上空から見ながら過去に戻れたことを嬉しく思う。
過去に戻れるなら、人間であれば過去に犯した誤ちをやり直したいと考えるはずだが、虎からしたらそんなのちっぽけなことだ。エンドによってこれからの人生をガラッと変えられる方が嫌だろ。
虎は今の状況と向き合いながら回帰ボタンを押した。
するとまた虎はタイムマシンと共に現代に戻ってくることができた。タイムマシンに問題はないようだ。
では、本番といこう。まずはエンドが一番初めに行くであろう700万年前のアフリカに行こうとしていた。なぜならそこは我らの先祖である猿人が生まれたもされている所だからだ。
だがt先生はそこではなく別の時代にエンドが何かを仕掛けると考えた。
それは5億4000万年前の地球だ。
その時期にはカンブリア大爆発という短い時期に爆発的な進化が起こり、現代の動物の基本構造が出揃ったと考えられている出来事が起きたからだ。
それを聞いた2人は猿人のところではなく5億4000万年前の地球に向かうことにした。
時空ダイヤルをセットして準備完了。
ここから戦いが始まると思い、2人の心拍数は上がる。
いざ、カンブリア期へ
ーーーーーーーー カンブリア期 ーーーーーーーー
カンブリア期についた2人はまず最初にあたりの景色と気温に驚いた。
現在の日本の平均気温より高い22度だ。
人類が誕生していないから、現代よりもはるかに寒いことを想像していたがそれも違っていたし、
見たこともない大きな生物がたくさんいる。
「こんな物騒な時代に生まれてなくてよかった...」
無敵我原はこの時代の地球は最悪だと思っている。
おそらく早く帰りたいって気持ちが一番強い
そうとしているうちに、音を立てながら水中を泳いでる影が近づいてきた。何か嫌な予感がする。
「うえっ、きもちわる....」
飛び出てきたのはアノマロカリス。
カンブリア期の海の怪物だ。
アノマロカリスは頭についてるノコギリのようなもので2人のことを攻撃してきた。
2人は間一髪で避けれたがt先生の戦力を上げる飲料がなければ即死していた。
陸も海も危険な動物がいっぱいだったため
ひとまずは木の上に逃げた。
ここからどうなってしまうだろう...




