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黒の軌跡 1巻  作者: quartz
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2/8

2話 試練を乗り越えろ

登場人物

虎

無敵我原

北川(アヴィス)

三浦(アヴィス)

松本(アヴィス)

タイムマシンを使うために2人は1ヶ月修行をした。

彼らは別人と言って良いほどパワーアップして帰ってきた。

1つ目の条件を達成するため、2人はアヴィスのもとへ向かった。そこは道も整備されていない、空き缶やゴミがそこらじゅうに捨ててあり、ネズミやネコの死体があるなどの地獄絵図。

だが、アヴィスにとってはそれが普通。そこが彼らの拠点だからだ。

2人がアヴィスに乗り込んだ時、その3人の中では一番弱い北川が前に出た。

弱いと言っても戦力は15。高校生にしては考えられない強さだ。

だが虎も厳しい修行をしてきた。1人目に関しては一瞬で後ろに周りこみ、お得意の上段回し蹴りをきめ、一撃で倒した。その時は一瞬空気が揺らぎ、アヴィスの残り2人も一瞬固まった。今まで喧嘩で彼らに敵う奴などいなかった。大人でさえも返り討ちにあうくらいだ。だから負けるはずがないと思っていた。

だが、修行をした2人は北川の実力を上回っていた。


次にアヴィスの中で中間の実力を持つ三浦が出た。

だが、下段を1発くらいふらついたところを上段回し蹴りを決められ、北川と同じくあっさりとやられてしまった。このままいけばアヴィスの頭である松本も倒せる。そう考え、回し蹴りをしにいった。


だが、松本は他2人ほどあっさりとは倒れてくれなかった。回し蹴りが入ったと思ったが、しっかりと左腕で防ぎ、急所は避けている。

回し蹴りが入らなかったので右拳を相手の顔にめがけて振った。

松本は避け、カウンターの後ろ蹴りで距離をとった。

虎は吹っ飛ばされて思った。

「こいつはアヴィスの中でもダントツの強さだ。戦力も40はある。まだまだ修行が足りてなかったのか」

自分の弱さに打ちのめされそうになっていた。


ここで無敵我原も戦いに参加した。2対1で戦うなど、虎にとってはプライドが許さないことではあるが、ここで負けてしまったら元も子もない。

「大丈夫だ。俺たちは修行して強くなった。さっきのはたまたま上手くいかなかっただけだ。次は上手くいく」無敵我原の発言により虎は闘志を取り戻す。


今までにないほど足に力をいれ、瞬発的な力にかけた。虎はすばやく松本に近づいた。松本はその速さに驚きながら左拳を前につきつけたが、虎はすぐに姿勢を低くし避けた。

そのまま後ろ回し蹴りを松本に決めた。

松本は明らかにふらついている。ここをチャンスだと思い虎と無敵我原が同時に拳を振った。

とうとう松本はダウンした。彼らはアヴィスに

勝つことができた。

この時の彼らの戦力は50と言っても良いだろう。

アヴィスに勝った喜びだけではなく、タイムマシンを使うための条件も達成した。そのことをt先生に報告するととても驚いていた。

タイムマシンの使用も許可された。


幸運にもt先生が発明したのはタイムマシンだけではなかった。彼は人の体を強化する飲料も研究していた。それはまだ提出していないため賞を貰っていない。

その飲料を飲むと戦力が+50される。

つまり、仮にもし彼らが条件を達成できなかったとしても、この飲料を飲ませ、タイムマシンに乗らせようと考えていた。

生徒思いでやったのか自分の研究のためにやったのかはわからない。

ただこの飲料により、元の力にさらに上乗せされ戦力は100に達成した。この力は象やライオン、ワニといった強い動物にも楽々勝てるほどの強さだ。


この力を使い、タイムマシンで過去に行きエンドの計画を止める。

ここから長い戦いが始まるのかもしれない。

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