4/5
みちをゆく
あいも変わらず自転車に乗った
知らないものを
一所懸命 想像しながら
あいも変わらず自転車に乗った
右に左に 真っ直ぐに
心と体を 傾けながら
あいも変わらず自転車に乗った
慣れた道を行き
まだ見ぬ世界を 求めながら
あいも変わらず自転車に乗った
路地裏を抜け 新世界を知り
思わず視界を かすませながら
あいも変わらず自転車に乗った
無数の光とすれ違い
孤独に道を 遡りながら
あいも変わらず自転車に乗った
見慣れた公園 同級生を見て
切れた呼吸を 整えながら
世界が広がり みちが減る
みちが減り 記憶が刻まれる
記憶の数は 幸せの数
昨日も今日も自転車に乗った
きっと明日も乗るだろう
みちの幸せを 見つけるために




