アンパンマンの考察 3
アンパンマン回
ナオ
「……ミオ、今度は何を考えてるの?」
ミオ
「アンパンマン、ちぎった顔が、ビクンビクン」
ナオ
「怖いよ! ものすごくこわいよ!! なに脈をうってるの!?」
ミオ
「アンパンマンは自分の顔をちぎる時、痛いのか気持ちいいのか?問題」
ナオ
「絶対に触れちゃいけない“アンパンマン世界の禁忌”!!」
ミオ
「だって気にならない?
あれ、明らかに“自分の身体の一部”をちぎってるのよ?」
ナオ
「言うな!!
子ども向け作品に“身体の一部”とか言うな!!」
ミオ
「でも、アンパンマンって“顔=命”じゃない?」
ナオ
「まあ、そうだけど……」
ミオ
「じゃあ、ちぎる時に痛いなら“毎回激痛に耐えながら助けてる”ってことになる」
ナオ
「ヒーローの覚悟が重すぎる!!」
ミオ
「逆に気持ちいいなら……」
ナオ
「やめろぉぉぉぉ!!
アンパンマンを変な方向に持っていくな!!」
ミオ
「だって、ちぎる瞬間に“あっ♡”とか言われたらどうするの?」
ナオ
「放送できない!!
日曜朝の平和な時間に流せない!!」
ミオ
「じゃあ、無痛説?」
ナオ
「無痛説はまあ……一番平和……かな……?」
ミオ
「でも無痛だったら、顔をちぎられても“何も感じない”ってことよ?」
ナオ
「……あ」
ミオ
「つまり、アンパンマンは“自分の顔がちぎられても無反応な存在”」
ナオ
「それはそれで怖い!!
感覚がないヒーローって何!!」
ミオ
「じゃあ、痛いけど我慢してる説?」
ナオ
「それはそれで泣けるけど!!
泣けるけど!!
毎回“激痛を伴う自己犠牲”って重すぎる!!」
ミオ
「じゃあ、気持ちいい説?」
ナオ
「戻るな!!
そこに戻るな!!」
ミオ
「でも、アンパンマンって“顔をあげると元気になる”って言われるじゃない?」
ナオ
「うん……?」
ミオ
「つまり、顔をちぎる=誰かを助ける=幸福感がある」
ナオ
「幸福感の方向性が違う!!
それは“善行による満足感”であって“ちぎる快感”じゃない!!」
ミオ
「でも、ちぎる瞬間に“あっ♡”って言っても……」
ナオ
「言うな!!
アンパンマンの純粋さを守れ!!」
ミオ
「じゃあ結論」
ナオ
「結論出るの!? 出しちゃうの!?」
ミオ
「アンパンマンは“痛くも気持ちよくもないけど、精神的にはめっちゃ満たされてる”」
ナオ
「一番まともな結論なのに、なんか怖い!!」
ミオ
「つまり、顔をちぎる行為は“自己犠牲による幸福”」
ナオ
「哲学!! アンパンマン哲学生まれちゃった!」
ミオ
「でも、面白いよね」
ナオ
「面白いよ!!
面白いけど!!
アンパンマン世界の闇を掘りすぎだよ!!」
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