13話 ネタが見つからないの
ミオ
「ねぇ」
ナオ
「どうしたの?」
ミオ
「ネタが見つからないの」
ナオ
「ぶふぉっ! いきなりなに?」
ミオ
「だってほら、いつも私がおかしなことを言ってナオが突っ込んでくれる。それがわたしたちの魅力じゃない? きっと読者さんも期待してくれてる」
ナオ
「……大丈夫よ、安心しなさい。メタすぎて今その役割は十分果たせているわ」
ミオ
「そお?」
ナオ
「そうね。たぶん読者さんは今、あなたが作中の人間なのか、作者側の刺客なのか分からなくなってるわよ」
ミオ
「やったー」
ナオ
「やめろ、フィクションとリアルが混ざる」
ミオ
「いいじゃない。私たち今のままだと、白黒の存在よ?」
ナオ
「白黒」
ミオ
「文字でしか存在してない」
ナオ
「ぶふぉっ! ちょっ、ほんとにやめようか」
ミオ
「えー、せめて色が欲しくない?」
ナオ
「欲しい欲しくないで言えば、まず実体が欲しいわ」
ミオ
「贅沢ね」
ナオ
「色より先に肉体でしょうが」
ミオ
「でも肉体があると作画コストが上がるじゃない」
ナオ
「あなた、作中の人間として一番言っちゃいけないことを言ったわよ」
ミオ
「だから、私二人の顔を描いてみたの」
ナオ
「は?」
ミオ
「はい、これ」
ミオ
—— ミオ (°▽°)
—— ナオ ( ゜д゜)
ナオ
「顔文字じゃない!」
ミオ
「違うわ。キャラクターデザイン案よ」
ナオ
「提出物のレベルが掲示板なのよ」
ミオ
「じゃあナオはこっちがいい?」
ナオ
—— ( º言º)
ナオ
「悪意が増した!」
ミオ
「バッチグー」
ナオ
「バッチグー! じゃないよ! いつの言葉よ! 死語を通り越してミイラ語じゃない!」
ミオ
「お父さんが、こないだ病院で30代前半くらいの爽やかイケメンな先生にそれ言われて困ったらしい」(実話)
ナオ
「知らないわよ! しかも実話って書くな! またリアルが漏れてる!」
ミオ
「ふふ」
ナオ
「ふふ、じゃないよ! こちとらさっきから一人でフィクションと現実の壁守らされてるよ!!」
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騎馬戦記⭐︎ガールズナイツ
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