第九話:森の奥へ②
今奥の気が動いたような気がして私は思わずそちらの方を覗いてしまった…
するとそこには人形の植物があったのだけど…まさかアルラウネって魔物じゃないよね…
鑑定したら分かるのかな…一回鑑定してみようかな?
〈鑑定〉
鑑定結果
種族名:アルラウネ
信頼度:友好的
説明
植物型の魔物である。駆除されない限りは永遠の命があると言われているが敵対しているものが多く 今回信頼度は非常に珍しい。アルラウネがいた土地はとても農業に適した土地とされているため街付近で駆除されるとそこで農業が発展する。
つまり話せるのかな…
というか会話ができるのだろうか…
人と魔物の言語とか違いがありそうだけど…
あっ!〈植物との会話〉ってスキルがあった気がする!
よし…話しかけてみよう!
「あの〜…私の声聞こえますか…?」
「?!あっあなたは誰?!…って人には聞こえないか…」
良かった…急に敵対してこなくて最後なんて言ってたか分からなかったけど少し話してみようかな…?
「後半部分よく聞こえんなかったけど…私はミルキーって言うんだ、あなたは何ていうの…?」
「えっ…?も、もしかしてあたしの声聞こえてるの?」
「うん、聞こえてるけどもしかして…普通は聞こえない感じ?」
「会話ができる人間なんて聞いたことないの!あたしだいぶ前からここにずっと一人で居たの、だから…その……これからあたしの話し相手になってほしいの!!」
「いいけど…私この後街に戻るからそしたらしばらく来ないと思うよ?」
「そこをなんとか出来ないの…?」
そこをなんとかって…もしかしたら〈箱庭〉に移動できるなら毎晩話すこともできるし…ティルも居るから寂しくはないと思うけどティル次第なのとそれができるかかな…
「んー…出来るか分からないけどもしかしたらなんとかできる…かも?」
「もし可能性があるならぜひやって欲しいの!お願いできるかしら?」
「できるか分からないから少し待ってね」
「話し相手になってくれるなら待つの…でもなんで石なんか出してるの?」
(あー、ティル?アルラウネの友好的で話し相手になって欲しいって娘がいたんだけど〈箱庭〉に連れていけるなら連れてきたいんだけどいい?)
(いいよー!私だいぶ先まで仕事貰えないらしくてそれまでずっと暇でミルキーちゃんが来てないときの話し相手がほしいからぜひ来てほしいね!)
ティルってほんとに女神なの?まぁこの娘の話し相手ができるならいいか…
「大丈夫そうだったよ。じゃあやるね。」
「ちょっと待t…」
「あれ?いまなんか言ってたような…まぁ気のせいか。」
そんな事がありつつ薬草が80枚くらい採取できたし…このくらいあれば紅茶と次の旅費は溜まるかな…
そんなことを思いつつ私はギルドへと歩を進めるのであった。
文字数はこれまでと変わらず1200文字くらいと短いですが1週間に3〜5回ほどで投稿していこうかなと思っているのでこれからもよろしくお願いします。
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