第八話:森の奥へ①
昨日の夜〈箱庭〉でティルにハチミツ入りで紅茶を作って上げたら大喜びで飲んでくれた。
そんなことを思い出しつつ私は今ギルドで受付を待っていた。
実は受付嬢にギルドカードの確認をすると言われて待たされているのだ。
「ミルキーさんお待たせしました。確認を行ったところ植物魔法が使えるらしいですね。ならギルドからの依頼を受けてもらえないでしょうか?」
ギルドカードってそんなことも確認できるんだ…
ってギルドからの依頼?!なんで!?
「な、なんで急に依頼なんかを?」
「実は最近ポーションの加入が間に合ってなくてその原因が薬草不足でして…ミルキーさんの植物魔法で多く薬草を取って来てくれたら嬉しいんですが…」
「それでなんで私なんですか?植物魔法持ってる人って他にいないんですか?」
「いるにはいるのですが…もってる人は極小数で冒険者をやってる人は殆いないんですよ…」
「そうなんですか…ところで薬草を取って来るだけなんですか?」
「いいえ、ミルキーさんの行けるとこまででいいので深き森の奥の方まで行って色んな種類の薬草を取って来てほしいのです。報酬は薬草一枚に付き銀貨一枚でどうですか?」
銀貨一枚…日本円で5000円くらい前回と同じの受けようとしてたし受けるかな。
「受けます!というかなぜ私が植物魔法持ってるって分かったんですか?」
「ありがとうございます!何故分かったかについては前回の薬草の数がとても多かったからですよ。雑草を多めにとって誤魔化しても無駄です!何人の冒険者を見てると思ってるんですか?」
「誤魔化したりして本当すいません…次はしません…」
「別にいですよ、クエストさえちゃんと受けてくれれば。では気を付けて行ってらっしゃいませ。」
さて今回鑑定して薬草だけ取ればいいんだったよね…
前回誤魔化したりしたの申し訳なかったな…
深き森まで来て早速薬草採取をしていた。
えぇっと…これとこれが薬草で…こっちも薬草…色んなのあるんだなぁ
ここは雑草より薬草が多い気がする。
群生地なのかな?奥まで来たのも関係してるかも?
道中でハーブも何種類か〈箱庭〉に送ったし、今度はハーブでフレーバーティーでも作ろうかな?
それともハーブを使って紅茶に合う茶菓子を作って見るのもいいかも…
よしこれで薬草は58枚で6種類くらい確保できたから銀貨58枚…つまり29万円?!
これで市場に売ってた貴族御用達の紅茶を買っても全然余るじゃん!
こんくらい合ったら宿屋の宿泊期間終わったら他の街に行けるよね!
次どこらへん行くか調べておかないとなぁ…
あれ?どっかから音がする気が…
って今奥で木が動いたような?人影だったような…
まさか魔物じゃないよね…?
新しくシリーズ書いたのでそっちもぜひ見てみて下さい!
名前は「禁書のファイル〜オカルト調査をやる羽目に?!まさか自分が魔術師だったとは〜」です。
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