表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/14

第六話:紅茶完成と試飲

 タオルをめくると…


「あっ!これは紅茶の匂いだ!しかも葉っぱが鮮やかな()()から深めの()()()になってる!」


 ちゃんと紅茶の匂いになっていた。

 しっかり酸化して色も変わってるし…

 初めてのことだから失敗するんじゃないかと心配してたけどこれなら最後の工程まで行けそうだ。

 つぎは火入れで()()()やらなきゃ行けなかっった気がするけど…


「ティル〜!フライパンとか加熱できそうなものない?」


「あるよ!ミルキーちゃん!はい、これどうぞ!」


「お〜!ありがと」


 ティルは何もない空間からパッとフライパンとコンロを出してくれた。


 これで最後の工程ができる…!

 まずフライパンを熱く熱した後に茶葉を入れるんだっけ?


『ジュワッ』


 おぉ〜!入れた瞬間に目の前が大量の湯気に…

 しかもかすかに甘い花の匂いが…

 確か『カサカサ』って音から『パリッ』って音に変わるまで均等に火が通るように混ぜなきゃいけないのよね…

 また手が疲れそう…

 これ起きたときの疲労感とかどうなるんだろ…


 炒めていると嗅ぎ慣れた紅茶の匂いにとても近づいたし…色も見慣れた色になってる!

 これは音的にもできたのでは?

 触ってみると『パリッ…』

 お?…おぉ!

 完成した!これで異世界に転生してから初の紅茶だ…!しかも初の自作!

 見た目はダージリンとかに近いけど味はどうだろう…

 試飲しようかな。


「ティル〜完成したけど一緒に飲む?」


「え!飲みたい!飲みたい!ぜひぜひ!」


 目を輝かせてちょっと可愛いな…私より背丈低いし…

 でも入れるとなると…蒸す時間がどうなのか…でもダージリンのティーバッグのは2分くらいだったし…

 よし2分で行こう、そうしよう!


「あっ!ティーカップとティーポットない?」


「はい!これ!」


「おぉ〜!行動が早い!しかも言ってもないものまで!」


「今日はずっと『〇〇ないかー』って言われてるからね!」


「ごめんね~でも私は早く紅茶が飲みたいんだよね。」


「いいよいいよー転生する時にも言ってたし!私もミルキーの紅茶飲んでみたいし!」


「じゃあ作るね。」


 まず沸騰させたお湯でまずポットを温めて…

 茶葉をスプーン2杯分いや確かどっかで『ポットのための1杯を忘れるな』って言葉を聞いたことがある気がする!

 なら3杯分かな?

 300mlくらいのお湯を目分量になっちゃうけどこれで2分待つだけ!

 楽しみだなぁ♪


 二分後…

 2つカップに半分ずつ入れてまた半分ずつ入れる…

 こうすることで両方の濃さが均等になるはず!

 最後の一滴まで…よしこれはティルに上げようかな。


「ティル〜はい、どうぞ」


「ミルキーちゃん!ありがとー!私紅茶飲んだことないんだぁ♪」


「ではいただきまーす」


 これは…!

 フライパンで炒めていたときより澄んでいて花のような甘い香りがしっかりとしている!

 初めて作った割にはまろやかでしっかりと渋みがある!


「はぁ〜♪」


 これ!紅茶はこうじゃなくちゃ!

 ティルはどうだろ?


「ティルどう?」


「少し苦いかも…ミルキーちゃんが入れてくれたからしっかり飲むけど…」


「あー…そっかじゃあ次の時は砂糖買ってきてあげるよ。紅茶は美味しく飲んで欲しいし、一緒に飲む()()も欲しいし!」


「ありがとう!ミルキーちゃん!またそのときは紅茶入れてね!」


 こうして私は異世界に転生してから初めての紅茶を口にしたのだった。

そろそろ間話書くかもしれません。

間話は今まで省略した所や他の人目線を短く書いてみようかなと思ってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ