↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
98/140

98.難易度が高すぎる


「・・・」

何やってんだ俺!あまりの美貌に言葉が出ない!


「おーい?怒ってるー?」

遥さんが近づいてくる。


「あーっ、あまりにも!綺麗で!」

「えー!嬉しい!」

「その、なんつーか、その!綺麗です!」

「やったー!」


たまにこの人が覗かせる少女感は、今日のアダルティな容姿と相まって、ギャップが激しく、その高低差の分だけ俺は心を揺さぶられていた。


「さ、さぁ!行きましょう!」

ネットで調べた通り、俺は助手席を開き、役満ガールをエスコートする。その後、車をぐるりと一周し、安全確認をする俺。運転席に戻る。


「安全運転で、行きます!」

「はいよー」


ギア!ニュートラルから、ドライブへ!

サイドブレーキ!倒す!

アクセル!踏む!


「ねぇねぇ、緊張してるー?」

「えっ?あっ?そんな事ないッスよ」

何故かスカす俺。遥さんにドキドキし、慣れない車の運転に、2倍のドキドキを感じていた。


「水族館楽しみだねー」

「はい」

「私ペンギン好きー」

「はい」

「お昼どうするー?」

「はい」

「やっぱり!緊張してる?」

「はい」

「ふふ」


あ、なんかよくわからないけど

遥さん、笑ったぞ。


それにしても、ハンドルを握る手、

半端ない!

それにちょっと暑い気がするな。

これで暑くて汗かいたら汗臭くなる、けど

遥さんが寒かったらそれはそれで大変だ。

つーか!

この密室空間でオナラなんかしてしまったら

どうするんだ俺!?


ド、ドライブデート・・・

難易度が高過ぎる。

しかもここから水族館まで1時間半。

持つのか、俺。





「私ねー、ドライブデートとかはじめてなの」






え?

んな、馬鹿な。

ドライブデートが初めてなわけあるか!

ああでも必ずしもドライブデートとは限らないもんなぁ。

そもそも麻雀サークルに人がいないのは

遥さん自身が男女関係って言ってたじゃないか!



「またまた〜!」

「ホントだよ」

「じゃ、じゃあ、ドライブデート以外は?」

「う〜ん、結果的にデートじゃなかったヤツを除けば、ほとんどない」

「結果的にデート?」

「そのうち教えて、あ、げ、る」


なんじゃそりゃ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。