↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
84/140

84.無償


「サボりか?」


どうなってもいいや、なんて思いながらも

2日ぶりに大学に顔を出す。

隣の茂木がちょっとだけ心配してくれているようだ。


「ちょっと風邪ひいてね」

「ノート、見せてやるよ」

「おおーっ、さすが友よ」

「1ページ300円な」

「友達やめて良いか?」


結局、無償で貸してもらったノートを単純作業のように書き写す。


意味があるのだろうか。

ノートを書き写し、これがうまく行き

単位が取れて、大学卒業して

学部卒で、テキトーな就職して


この先の人生、何があるのだろう。


どうでもいい。

そんな事を思ってしまっている。


どうせ、大人になっても


あの男の遺伝子を受け継いでる俺だ。



「今日のお前、おかしくねーか?」と茂木。

「なぁ、茂木」

「ん?」

「もし明日、地球が滅亡するとしたら、どうする」

「まだ彼女出来てないから滅亡しないで欲しい」

「あっそう」


そんな会話も、どうでもいいか。



今日はバイトだ。



ユキちゃんとバイト。



そうだ、やってみなきゃ分からない。



キスしてみればいいんだ。



もし何も起こらなければ、

バイトを辞めればいい。

簡単だ。


たぶん予想は当たっている。


俺は早めにバイト先に向かい

駐輪場でユキちゃんを・・・妹を・・・

待つ・・・



「おはようございまぁす」

「ユキちゃん」



駐輪場から




答え合わせが始まった。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。