↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
43/140

43.マニュアル免許


アァーッ!!!チガウチガウ!!!

モットハヤメニハンドルヲキッテヨ!!!

クラッチクラッチィーーッ!!!!!

ニュートラーッ!!!!!ニソクー!

ギアアゲテーッ!

ホレミロ!エンストシターッ!ガッタンガッタン!




合宿免許、10日目。

俺は格好をつけてマニュアル免許取得を選んだ事を

非常に後悔していた。


め、めんどくせーっ!!!


誰だよ〝男は黙ってMT〟とかほざいてたやつ!

女で良いわ!こんなのめんどくせえ!

原付と何もかもが違う!



「やべぇ。俺の人生史上最高に逃げたい」

俺はふとそんな事を漏らす。

いつのまにかの〝いつもの5人〟で昼食を食べていた。


「そうかー?簡単だけどなー」と狩屋。

「マニュアルじゃなくてよかったー」と茂木。

「頑張って!ファイト!」眩しいぜ愛生さん。

「運転とか下手そうだもんねー」黙れデカ女。


最近、どうしてもデカ女真琴を意識してしまう俺がいた。狩屋のアホ。



そうか、合宿が終わって、少し経てば夏が終わって、

ビアガーデンのバイトも終わる。


そうなれば・・・

このデカ女と顔合わせる理由が無くなる。



あれ、どうして俺はそんな当たり前のことを




再確認してるんだ?




こうして今日も一日が終わる。



「俺さー、やっぱりさー、愛生ちゃんにアタックしようと思うんだよねー」

消灯した部屋に、ダサ男狩屋の声が響く。


「なぁ、狩屋。合宿も折り返しなんだから、別に焦らなくていいんじゃないか?」


「おーい、何いってんだよ、俺らはマニュアル免許だからまだ時間あるけど、オートマの彼女たちは、あと数日で終わりだぞ」




えっ?そうなの?




「だ、だよねぇ」焦りを隠す俺。

「だからさー、俺さー、愛生さんに告るわー愛生さんの最終日にねー」

「おっ、おう!頑張れよ!」






「お前はさー?真琴ちゃんに告白しないわけー?」






「考え中」





「やっぱ好きなんじゃん」





まぁ、ちょっとだけ。

でも、なんか、違うんだよな・・・




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。