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40.合宿免許


小型のバスが5台ほど並び、それに乗る。

そのバスには20人ぐらいは座れそうだから、100人弱か。

大学から自動車学校の合宿所に向かって、バスが発車する。

とはいえ、この街から1時間もかからない場所にそれはあるらしい。


さながら遠足気分で、俺は隣の席の茂木とくだらない話で盛り上がっていた。


「おいおい、合宿免許ってのは、男女が過ちを犯す確率が大きいらしいぜ!」

「馬鹿言うな茂木。お前には無縁だ」


そんな事を言いながらも俺は何か出会いがあるのではないかと期待していた。

男女の過ちとまではいかないが、連絡先交換だとか、恋愛に発展する可能性はある。

そんなインターネット記事を読み漁った俺だ。

しかし・・・



『ウェーーーイッ!!!』

『何学部!?何歳!?』

『まずは飲みっしょ!!!』

『キャハハ!ウケるー!!!』

『男はマニュアルだよなー!!!』




このバスの8割は、こう、パーリーなピーポーが集まっていた。

肩身が狭い。こんな奴らと合宿?無理だ!

最早逃げ出したい俺がいる。


後ろから指で小突かれる。



「おい、変態ヤロー」

デカ女真琴がいた。

知ってはいたが、コイツも我が校の生徒ではないが飲酒運転ルートで免許を取ろうとしている。


それにしても、なんだか眩しいな・・・


「なんだよデカ女」

「アンタにも無縁だね、合宿の恋愛なんて」

「盗み聞きしてんじゃねーよ」

「はぁ、すいませんねー。身長が高いもので」

「ふっ、さすがデカ女だな」

「体育座りすれば変わらないし」

「なんなんだよ、そのナゾの理論は」





なんだ、眩しいぞ・・・





「まぁまぁ、喧嘩せずに」




俺たちの後部座席、俺の後ろにデカ女真琴がいて、

その真琴の隣に10点ガールの愛生さんがいた。




ま!!!まじかよ!!!!!



眩し過ぎる!

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