35.飲酒運転ルート
「おい!良い情報を仕入れたぜ!」
講義前の教室。
茂木が嬉しそうに語る。
もしや・・・魔女の手掛かり?
「なんだよ」
「飲酒運転ルートってヤツをね」
「は?」
飲酒運転!?
茂木よ、それはやめておけ。
それだけはやめておけ。
「この時期にビアガーデンでバイトして、金を貯めて自動車学校に行くルートだ」
人手不足で大量にバイトを雇うビアガーデンがあり、
そこで働き、金を貯めることが出来る。
さらにシフトも自由に組めて、副業オーケー。
そして更には経営母体が同じ自動車学校に通えば、
アルバイトをしている事が条件で割引が適用されるらしい。
「なんだその夢のルートは!」
行くしかない!
運転免許も取れるし!
新たな出会いがあるかもしれない!
「明日アルバイトの説明会があるけど、行くか?」
「行くに決まっている!」
「じゃあ、講義終わったら合流な〜」
こうして1日が終わり、俺は麻雀サークルに向かう。
実は最近、タイミングや魔女のアレコレがあって、
なんとなくサークルに行けない俺がいた。
でも、遥さんに会いたいと思う俺がいたのだ。
役満ガール。巨乳ボディ。
サークル室の扉を開く。
ガチャリ。
「あっ、久しぶりじゃない?」
おっぱいが遥さんを強調した服を・・・
いや、遥さんがおっぱいを強調した服を着ている!
というか、暑くなってきて、
世の中の女性は薄着になっていて、
おっぱいがいっぱいだ。
「バぁ〜、バイトが忙しくて!すみませんでした!」
「会いたかったよ」
な、なんて嬉しい言葉なんだ。
というか、これは惚れちゃうやつだ。
でも、遥さんが破滅の魔女かもしれない。
もし、付き合えて、キッスをしたら、
円形隆起どころではない、何かが起きてしまうのか。
とにかく、今の遥さんのセリフ!
会いたかったよ!に何か返さなければ!
「俺もです!!!」




