↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
115/140

115.超超超満員


ライブのセットは大掛かりなものだった。

というかエビアスの曲など俺は知らないのだが、派手にヒラヒラしたものが飛んだり、霧が噴射されたりするようなこの演出は、どうやらソラサイ実行委員が考えたもののようだ。


一通りセットを終えて、時間が余る。


「ボランティアのみんな〜、これにて終了でいいぞ〜。後は楽しめ〜」


仮屋がそう言ったので、俺とユキちゃんは本日の使命を終えた。あれ、誰か忘れてるような・・・ま、いいか。



「せっかくだから、エビアスのライブ見ましょうよぉ〜」

ユキちゃんが提案する。


俺は中学の同級生と言う事で少し気になっていた。


ちょうど前半戦のミスコンが終わり、

ステージが切り替わった所だ。


そういえば、結果はどうだったのだろう?



そういうわけで30分前から俺とユキちゃんはボランティア特権という感じで、アイドルのライブステージの最前列に座る事が出来た。


後ろを振り向くと、既に立ち見客がいるくらいの超超超満員だ。俺は知らなかったが、エビアスってすげーんだな。



「私、芸能人見るの初めてなんですよぉー」

隣のユキちゃんが言う。楽しそうだ。


そして、ライブが始まる。



舞台に現れたのは、先ほどとは全く違った印象を受けた、アイドル、そして同級生、エビアスだった。



「それじゃあ〜、一曲目!いっくよ〜♪ もぎたて〜!?」



『フルーツ!!!』



後ろのオタ達が騒いでいる。



もぎたてフルーツ・・・




あっ!



茂木の事!忘れてた!




「やっべ、茂木の事忘れてたよ」

「私、呼んできますよぉ〜」

「えっ?いいの?」

「だって私の方が身長低いから、みんなの邪魔にならないでしょ?」



ライブが始まったばかりなのに・・・



さすが我が妹・・・



ユキちゃんが茂木を呼びにステージを後にする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。