107.面倒なことばかり
「なんだー、仮屋っちとお友達だったのね」
夏美さんがナルホド!みたいな顔をしている。
「運転免許の合宿でたまたま相部屋で」と俺。
「夏美さんはなぁ〜、去年もソラサイの実行委員だったんだよぉ〜来年の委員長候補なんだぁ〜」と仮屋。
そういえば夏美さんと遥さんの繋がりはソラサイだったな。
「意外な繋がりっていいね!」夏美さんが俺たちを見ながらグッジョブ!みたいな感じで親指を立てる。
「ところで・・・・・・」と俺。
「ん?」と夏美さん。
ところで・・・どうして俺と仮屋が段ボール持って、夏美さんは何も持ってないんですか!?
と言いかけてやめる。
「ソラサイ楽しみですね」と言い直す。
「だなぁ〜そういえばお前、当日のボランティアやるよなぁー?」と仮屋。
コ!!!コイツ!!!
卑怯だぞ!俺と夏美さんが知り合いである事を知って、ボランティア参加を持ちかけてきやがった!
正直めんどくさいし、ワイワイした事には参加したくない!でもここは何故かカッコつけてしまう俺がいる。
「あーっ、言ってたなぁ。もちろんやるよ」
何故かスカす俺。
「お〜我が友よ〜」
「ありがとーっ!」と夏美さん。
ただでさえ面倒な事ばかりなのに、
面倒ごとがまた増えた。
「そういえば、コンビニでバイトしてるよね?」と夏美さん。
そういえば少し前にバイト先に来た事があったな。
「はい」
「後でポスター渡すから、コンビニに貼ってよ」
「分りましたー」
なんか、パシリにされてない?俺。




