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『プチ』モンスターテイマー  作者: BIG PURIN
神々と封神晶
26/95

26話 盗賊退治

グロテスクな表現が多いです。

それと途中でエロチックな表現もあります。


苦手な方はいつものあらすじをどうぞ!



俺達が声のした方へ駆けつけるとそこには壊れた馬車があった…。


「助けてくれ〜」


よく見ると馬車の手前に座って俯いている30代の男性が居た…、それにどうやら怪我をしている様だ…。


「大丈夫か!?どうしたんだ?何があったんだ?」


「………げ…ろ」


「すまん、よく聞こえなかった。もう1度頼む…」


「は…やく…逃げろ……罠だ…」


罠?どういう事だ?


「!?小吉危ない!!」


ビシュッ!ビシュッ!ビシュッ!


茂みの中から矢が飛んで来た!

俺はその躱しながら矢を回収する、ライアーは槍で叩き落とした。

俺は矢が飛んできた方向へ矢を投げ返した!


「これ、あんた等のか?」


茂みの中から呻き声が聞こえてくる…。


「お前等!!全員で掛かれ!!相手は2人だけだ!!」


茂みの中から20人程の盗賊が出てくる…。

何で今まで気がつかなかったんだ?これは要練習だな…。


「これまたぞろぞろと…小吉?どうする?殺るか?」


「あぁ…ただし、号令を出した奴は捕まえろよ」


「ごちゃごちゃうるせぇんだよ!!やっちまえ!」


まさにかませ犬の様な台詞を吐きながら突っ込んできた…。


そこからは一方的だった…。

隊長格を殴り飛ばして気絶させ、後は蹴り飛ばしただけ…、ライアーに至っては躊躇無く盗賊達を消し炭に変えていった…。


「ば、化け物だぁー!!?」


「拠点だ!拠点に逃げろー!!」


半分以下にまで減らた所で盗賊達が逃げ出した。


「トドメを指すか?」


「いや、俺が追って拠点に行って壊滅させてくる…、そうだ!ついでに溜め込んだお宝も回収してこよう!」


(盗賊から盗るとは…面白い発想をするな…)


「多分大丈夫だと思うぞ…多分な…」


「じゃあいってきまーす!おったから♪おったから♪」


何故こんなにもはしゃいでいるのか疑問になって思案顔になるライアー。


「…うっ…」


だが男性の呻き声がライアーを我に返した。


「!?すまない!大丈夫か!」


慌てて回復魔術を行使して男性を回復させるがあまり良くない…とりあえず喋れるので何があったかを聞き出した。


「ありがとう…私の名前はバイエルだ…、先程ここを通り掛かったらさっきの盗賊に襲われてな…丁度いいから向こうの連中、つまり貴方達だろう…を襲う囮にされたのだ…貴方達が2人だけで助かった…それと私の店の従業員も捕まったんだ!」


ライアーは顔から血の気が引くのを感じた…。

つまりライアーと小吉はまんまと盗賊の罠に掛ったという訳だ!

後半は混乱して聞いてはいなかった…。


(マニ達姉妹は多分大丈夫だろうが、ナノ達は不味い!早く行かなければ!)


「私達は2人じゃない!向こうにまだ仲間が居る!」


「何だと!?早く行ってやれ!」


「いや、貴方も連れていく!ここに置いてはおけない!」


そう言ってバイエルを背中に乗せて走り出したライアー…。



……


………


「へへ!見ろよ!あいつら呑気にスヤスヤお寝んねしてやがるぜ!」


「どうやら亜人ばかりの様だな!これは高く売れるぜ!」


「しかもガキばっかじゃないか!これは楽しみがいがあるな!」


8人の盗賊がマニ達の寝込みを襲いにやってきている。

マニは先程起こされたがやはり眠気には勝てなくてウトウトしていた…。


「一斉に縛り上げるぞ………掛かれ!」




「さっきから五月蝿いですよ…」


「僕達は眠いんです…放っといてください…」


「むぅ〜!!」


姉妹は不意に起こされて怒りの眼差しを盗賊に向ける…。

それに怯んで動けなくなる盗賊達…。


「な!?何だこいつら!?」


「も、もしかして結構ヤバイんじゃないのか?」


「大丈夫だ!ヤバそうな女と男は向こうで罠に嵌めて殺した筈だ!全員でかかればーー」


ゴトッ…………


何かが地面に落ちる音がした…。


「ーー!?」


コロコロと転がってこちらの隊長格の首が盗賊の足にコツっ!っと当たる…。

盗賊達が恐る恐る姉妹を見ると…。


「「「ひー!?」」」


全力で怒り魔力がオーラの様に迸ってスパークを起こしている姉妹が居た…。


「ご主人様を殺したのですか?」

「ご主人様を殺したのか?」

「パパを殺したの?」


一部が漏らし、一部が失神、一部が発狂した…。




「「「ユルサナイ…」」」




マニが盗賊の全身を全方向から殴りつけて爆散させる…。


イナリは一瞬で自分のイミテーションを増やすと原型が無くなるまでみじん切りにした…。


トトーナは羽を硬化させて飛ばし、盗賊を木に括り付けて憎しみの篭った歌を歌い、狂わせる…。


一瞬にして辺りは惨劇に見舞われた…。



……


………


ライアーが駆けつけるとそこは血の海となっていた…。血と臓物が辺りに飛び散っていて、木には何故かビクンビクンと痙攣している盗賊もいる…。


そしてその真ん中で泣いている三姉妹を見つける…。

ナノ達は居ない…。


「おい!大丈夫か!どうしたんだ!?」


三姉妹はこちらに気がつくと走って抱きついてきた…。


「ライアーさーん!!!よかっだです!」


「僕達、死んじゃったかと思っていたんですよ!」


「パパは!?パパは!?」


泣きながらこちらの身を案じてくれている3人を撫でてやる。

それと、トトーナが何故かパパと連呼しているのが気になった…。多分小吉の事だと思うが…何故いきなりパパ?


「小吉なら全然平気だ!スキップしながら盗賊の拠点を潰しに行ったぞ」


三姉妹がホッとしたようにお互いを見つめ合う。


「良かったです!……それにしてもパパって…」


「そうだね…パパには驚いたな…」


「あれ?てっきりお前達の入れ知恵かと思ったんだが…」


3人がトトーナを見つめる……。

トトーナは顔を赤くして俯くとこう呟いた…。


「ご主人様はパパなの!!」


ちょっと半ギレ状態で言われたのでこちらも何も言えなかった……。


「ま…まぁ、本人がいいならいいんじゃないかな…?」


「そそそ、そうですね!」


「う…うん、他の人がとやかく言う事じゃないよね…」


「むむむむむむ…」


トトーナが頬を膨らませ怒っているのが分かった…、ここでライアーが別の話しにしようと流れを変える。


「さっきから言おうと思ってたんだが……洗わなくていいのか?凄い事になってるぞ?」


今のマニ達は血まみれである…。

トトーナだけは他の2人より被害は無いがそれでも大量の血と肉片が付着していた…。

これだけみたら普通の人は気絶するか絶叫して走り去るだろう…。


(ん?普通の人?)


ふと後ろに背負っていた人物を振り返る…。

普通の人は気絶していた…。


「とりあえず近くに川があったから洗ってこい…」


「「「はーい!」」」





……


………


一方その頃、小吉は盗賊の拠点と思われる洞窟を発見していた…。


(ウッシッシッ!普通に案内してくれてありがとうな!)


キラキラした目で洞窟を観察する…洞窟の入り口には2人の見張りが居る…。


(これより!スニーキングミッションを開始する!)


小吉が好きなゲームみたいに潜入を試みる事にした…。







コツッ!


「誰だ!?」


2人の盗賊が左の茂みに目を向ける…。


「何もないじゃないか?………!?どうした!?ーーうぐっ!?」


盗賊が振り返るともう一人が倒れているのを見つけるが、後ろから首を締め上げられて落とされる…。


(ふぅ…こんなところかな?)


盗賊の服を引き裂いて猿轡の変わりにして手と足を縛って転がしてから先に進んだ…。


(洞窟と言うよりも坑道か?)


明らかにそこかしこに人の手が入った感じがするので恐らく使われなくなった所を盗賊が拠点にしたのだろう。


(左から声がするな…)


十字路に差し掛かった所で耳を済ますと、左から3人くらいの声が、右からは何も聞こえなかった。


(とりあえず右だな)


右に行くとどうやら寝室の様だ…木で出来た簡素な二段ベッドがかなり置いてある…。

汗臭い匂いが充満していてかなり不快だ。


(よし…誰も居ないな…戻るか…)


戻るとさっきの右の部屋から声が聞こえる…。


「ちょっと用足してくるわ」


「またかよ!もう年か?」


「うるせぇ!まだまだ俺も俺のムスコも元気だよ!」


コツコツコツ…


(ヤバイ!?誰か来た!?)


近くの窪みに隠れて息を潜める…。

よし、言ったな…。


俺はそいつの後ろから首を締めて落とすと先程と同じ様に拘束する…。

流石に3回もやると慣れてきたな。




「なぁ?あいつ遅くね?」


「別にどうってこともないだろ?気になるなら見てこいよ」


「嫌だよ、野郎のケツなんか見たくもねぇ」


「そりゃそうだ!ハッハッハ!」


その時…。


「おーい!ちょっと来てくれないかー!」


「ん?何だ?聞き覚えの無い声だな…」


「多分新人だろうよ?…おーい!なんか用か!?新人!」


「さっきの用を足してた人が倒れてるんすよ!」


「「何!?」」


2人は十字路まで出てきた…。


「外です!外で倒れてます!」


「「わかった!」」


2人が過ぎ去ったと同時に飛び出して、順番に後ろから近づいて絞め落とす。

で、また、同じように拘束する…。


(いやぁ…上手くいくと楽しいね!!)


そんな感じでしばらく進むと開けた場所に出た…、そして驚きの光景をみてしまう…。


「おらっ!さっさと歩け!俺らも後でお前らの相手をしてやるからな!!ヒャッヒャッヒャッ!」


蹴られながら拘束された裸の女性2人が別の道から連行されていた…。

それもどうやら事後の様で大量の体液でベタベタになっていて、そこに土等が付着してかなり大変な事になっていた…。


(…俺が遊んで無ければ間に合ったかもしれなかったのか!?俺の馬鹿!何でその可能性に気が付かなかったんだ!)


俺は全力で駆け出して連行している盗賊を殴りとばす!


ゴキッ!グシャッ!


骨が折れる音が鳴り響き、壁に叩きつけられ中身を壁にブチ撒ける。


2人の女性は驚いた様にこちらをみると恥ずかしそうに俯いた…。


「遅くなって済まない!酷い真似はしないから安心してくれ!…と、とりあえず体を洗わないとな…」


「ならこの魔術封じの手錠を外して下さい!簡単な魔術なら使えるので体は洗えます!」


「鍵か……………あった!」


壁からずり落ちた死体の腰に鍵が付いていたので回収して外してやる…。


「体を洗ったらこれを使うといい…」


俺は着ていた上着と肌着を差し出す…。


「あ、ありがとうございます!」



……


………


「あ、あの…すみません…」


「どうしたんだ?」


なるべく見ないように背中を向けていたので後ろから声が掛かる…。


「魔力を少し分けてくれませんか?…ちょっと…その…中も洗い流したいんで…」


「そ、そんな事が出来るのか?」


「?…ご存知無いので?最近になって売り出された魔道具で魔力を分ける事が出来るのです…。それと、昔強姦される事の多かった女性の為に中を洗い流す魔術があるんです…、私達は元々魔力が少ないので…足りなかったんです…」


「そうか…変な事を言わせて済まなかった…で、魔道具はあるのか?」


「はい、これです…」


渡される時に振り向いたが、2人とも小柄な体型だったので大事なところはちゃんと隠れていたので安心した。

差し出された魔道具?というよりも水晶玉のような物を受け取って魔力を流し込んでみた…。


「あぁ!そんなに入れなくてもいいです!ちょっとでいいですから!」


水晶玉の色がどんどん変わって虹色にまでなった。

別にそんなに入れた訳じゃないのだがな…。


「…これでいいのか?」


「はい!大丈夫です!ありがとうございます!」


2人は物陰に移動していった。


(魔術って便利だな…)


時々、喘ぐ様な声と痛がる声が聞こえて来たが可哀想なのと自分の理性的な面のために耳を塞いで待っていた…。



……


………


トントン…


「わひゃっ!?」


「「きゃっ!?」」


耳を塞いで落ち着こうとしていた所で肩を叩かれて変な声がでてしまった…。


「ご、ごめんなさい…」


「いや、こちらこそゴメン…」


気まずい…。


「あの…名前を伺ってもよろしいでしょうか?私はエレノアです」


「私はソニアです…」


エレノアは落ち着いた印象で、ベージュ色のウェーブがかかった肩まである髪が特徴の小柄な女性だ。

ソニアは緑がかったブルーのストレートな髪が特徴で、エレノアよりも身長はあるが、それでも小さい方だろう…。

2人とも親しみのある可愛い感じがある。


「俺は小吉って言う名前だ…この拠点を壊滅させに来た」


今度は初めの様な遊びでは無く、本気で殲滅にかかる。

ここに来て、先程のライアーの話も思い出してしまい、さらに怒りが込み上げて来てるのである…。


「とりあえず君達はここを脱出してくれ………コール!」


ポンッ!


(((あれ?ここどこ?)))


「は?へ?ここはどこ?…あ!ご主人様!良かったですぅ!!心配したんですよ!…ん?この方たちは?…まさか!?ご主人様!ライアーさんという方が居ながら!何と言う外道ですかーー」


「違うわぁ!!助けたんだよ!救助だよ!」


俺はマニとナノ達を呼び出した。

呼び出されてからのテンションとマシンガントークで鬱陶しかったので、強制的に止めて本題に入る。


「このマニって子が案内で、このクルー達が運んでくれるから乗って外の仲間の所に行って…」


「はい…分かりました」


クルーに乗った2人はくすぐったいのか顔を赤らめる…。


「じゃあマニ達、任せたぞ!」


「了解しました!」


(((イエス!サー!!)))


そういってナノ達は走って行った…。

去り際にエレノアが不安そうな目を向けてきたが多分大丈夫だろう…。


(さて、そろそろ我慢の限界だな…)


この部屋は、俺が入ってきた所以外に2つの道がある、右がさっき殺した盗賊が出てきた方向、左がさっき盗賊が進もうとした方向…。


(さっきは左に連行していこうとしたな…なら牢屋みたいなのが左にあるはずだ…。右はさっきの会話からして盗賊の頭がいるかもな…)


考えた結果、頭を潰してから開放する事にした。



……


………


「うわぁー!?く、来るなァ!!」


半狂乱で武器を振り回す盗賊に近づき腕をへし折って別の盗賊に盗賊を投げつける。


床を這い、後ろから近づいてきた奴の頭を蹴って別の盗賊の頭を砕く。


最初こそ忌避感があったのだが、今となっては敵意があるものに慈悲を与える事は無いだろう…。


「もう終わりか?…おい、そこのお前…」


「ひぃー!?何でしょうか!?」


「お前達からは最初から敵意を感じなかった…だから生かしてやる代わりに案内をしろ」


「わ、分かりました…」




数分後、出会った「敵」を瞬殺していき、案内通りに進んで行くと開けたまたまた場所にでた…。

奥には金目のものが沢山あり、その手前では一段と厳つい男がふんぞり返って座っていた…。


「お前が例の侵入者か?それにラッツ…昨日入ったばかりの新人の癖に寝返りおって!!」


ラッツと呼ばれた男、案内人が憎々しげに頭を睨みつける…。


「もともと俺はあんたらの敵だ!よくも妻を!息子を!殺してやる…」


おや?何か面白い事になってるな…。


「小吉さん!あの頭は家族の仇なのです!まずは私にやらせてください!」


(なるほど…最初の時は敵の敵は味方みたいな感じだったから殺意が無かったのか…ちょっと悪い事をしたかな?)


「ご自由にどうぞ」


その間に周りの盗賊が邪魔をしないように転がしておく。


バタバタバタバタバタ!!


「なっ!?貴様!何をした!」


「殴ったり蹴ったり石投げたりしただけだ…」


怒りも大分冷めてきたため、ちょっと面倒くさくなってきた…。

区切りが悪かったですけどもこれ以上やると長くなってしまいます。すみません!


あらすじ


馬車が壊れてて駆けつけたら男が倒れてて、プレデターみたいに誰かが適当に声を出してる!

わぁ!罠だぁ!!でもかえり討ち!

小吉 拠点の宝は俺のもの♪


ライアー まぁ、いいんじゃね?

それよりもマニ達が心配。

マニ達に盗賊が!?

盗賊 お前達のご主人様は……死んだ!

「「「ユルサナイ…」」」

盗賊 BADEND

ライアー 生きてるよ!

マニ達 わーい!

小吉 只今より!スニーキングミッションを開始する!

わーい!楽しい!

明らかに色々された2人の女の人が連行されてる!

正義の味方参上!(遊んでてマジでゴメンなさい!)

ここは任せて逃げるんだ!(マニとナノ達任せ)

盗賊の仲間?が増えた!

実はその盗賊は反乱分子でした!

お頭VS盗賊の反乱分子、勃発!


そこそこ長かったのがわかる…。

全体的にホラー回だったと思う…。


※誤字、脱字の改善

(2014/8/28)







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