↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/89

魔人との戦い

「はあああ」


 有が斬りかかり魔人との戦闘が始まった。


「はは、結構力強いなぁこいつ!」


 ライという魔人が、楽しそうに有の攻撃を受ける。


「まじか!」


 あの魔人、有とパワーで互角に戦ってやがる。


 有の超身体強化はパワーが圧倒的に強い。なので今まで力で負けたことはないのだが、魔人は、押されることなく戦っている。

 多分だが、レベルの差だろう。


「まあちょっと待てライ」


 ブルーがライを止める。


 その時、美咲が何かに気づく。


「な?……周りに大量の反応が! さっきまでいなかったはず!?」


 先ほどまでいなかったはずの魔物が大量に日向達の周りに現れる。


「まずはこいつらを倒すんだな」


 ブルーはそう言うと周りから魔物たちが襲ってくる。


「な? なんだこの数」


 数え切れないほどの魔物の大群が日向達の方に走ってくる。


 その魔物たちに日向は、ある違和感を覚える。


「なんかこいつら、力強くないか?」


 いつも戦っている魔物とは力が全然違っていた。


「そいつらは、俺が暴走させた魔物たちだ、普通の倍ぐらい強くなっている」


 厄介だな


 一体一体は勝てなくはないのだが、数がとにかく多い、それに強くなっているのも合わさって、日向達は手こずっていた。


「みんな! 僕の周りに集まって!」


 すると、何か案があるのだろう白がみんなに召集をかける。


 日向達は白の近くに行く。


「もっと近くだ」


 白に言われ日向たちはさらに近くによる。


 全員が、当たるぐらい近くによると白が美咲に指示をする。


「美咲!強い結界を張ってくれ!」


「え? ……う……うん分かった……やってみる」


 咲は結界を張る


「いいか? 絶対に10秒は耐えろよ」


 そう言うと、白は目を瞑り動かなくなる。


 ピキッ


 結界にヒビが入る。だが、その頃にはもう、10秒が経っていた。


「いくぞ!!」


 白は床に杖をつける。


 ズドオオオオン


 その瞬間地面が強く揺れ、周囲一体が吹っ飛び、魔物を殲滅する。


「やば!」


 範囲がとにかく広い、それに加えて威力もそこそこある。

 一瞬の出来事に日向は驚く。


 魔人も一瞬でやられるとは思ってなかったようで、驚いている。


「ははははは、どうやら俺たちはお前らを舐めすぎていたようだなぁ」


「こうも早く終わるとは思ってなかったが、約束通り俺らが相手をしてやる」


 ブルーは杖を取り出すと、戦闘体制に移る。


「よし、作戦通り行くぞ!」


 日向は有と一緒にライをの方に向かう。


「お? お前らが俺と戦うのか?」


 ライは日向たちに気付き、剣を取り出す。


「いくぜ?」


 ライが、日向に斬り掛かってくる。


 剣が交わると、日向は横に剣を受け流す。


 流石にパワーでは負けるか!


 有と同等なのだ有より力の弱い日向では普通に戦えば押されるだけだ。


「おいおいどうした! 攻めてこいよ!」


「うるっせえ」


 捌くので手一杯なので高速移動を使い後ろに下がる。


「日向、俺がいく! 変われ!」


 日向は一旦下がり、有がライと戦いだす。


「お前はだいぶ強いなぁ」


 その後は互角の勝負が続く。

 いや、少し有が押されている。

 流石に異世界人といえどまだこの世界に来て少ししか経っていないレベルの差はだいぶ大きいだろう。


 日向は魔法の支援を始める。


 有が危ない時は魔法で妨害して、攻めている時もタイミングよく攻撃する。


 すこしすると、この連携の取れた動きに、ライが、キレ始める。


「クソが! めんどくせえ……もうちょっと遊ぶつもりだったがもういい」


 ライが屈んだかと思えば、次の瞬間には有が吹っ飛ぶ。


「有!」


「大丈夫だ」


 有は立ち上がりライの方に行く


 ライの速さは肉体だけで日向の高速移動と同じぐらいの速さになっていた。


「このスキルはよぉ、MP消費が5倍になる代わりに、圧倒的に強くなる、お前はこの力についてこれないだろ?」


「ぐっ!」


 有の切り傷は増えていくばかりだ。

 先ほどまでですら押されていたのにそれなのに、前の数倍強いのだ。当然である。


「はははははは! 大したことねえなぁ なんもできて………………は?」


 その瞬間、ライの腕が切れる。


「終わりだ」


 そう告げると有は、剣を鞘に入れる


「ああああああ!! 痛え」


 ライの叫び声が響く。


 ライは痛みで気を失ってしまった。いずれ生き絶えるだろう。


「…………有、大丈夫か?」


 日向驚いた為、少し遅れては有に回復魔法をかける。


「大丈夫だがMP使い切ったわ」


「なんだったんだ? さっきの」


 日向は、疑問を言う、有とレベル上げをしてた時にあんなスキル見たことがなかった。


「前にも言っただろ、剣の奥義だよ、使ったのは初めてだがな」


「どう言う能力なんだ?」


 日向はは気になって聞いてみる、斬ったところから20メートルぐらい後ろまで斬れていたのだ。

 なんと言うか、くすぐられる。


「MP全消費の一撃」


「じゃあまじで必殺技だな」


 かっこよくてまた嫉妬する。


 とその時地面が大きく揺れる。


「なんだ?」


 揺れが治ったと思うと地面が揺れ、大きな咆哮が辺りに響く。


「ギャオオオオオオ」


 そこには巨大なドラゴンが佇んでいた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。