↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/86

魔王の隠していたこと

 怪しい描写をしているエピソードがあった為、一部大幅に消して、内容を変えさせて頂きました。

 ep56、57、58、68、70、そしてep68、70に合わせて、ep82も変えました。他にも怪しいと思ったところは変えていますが、内容を大幅に変えたのは書いたとおりです。

 そして今後このストーリーに関わる予定はないのですが多少のずれを起こす可能性があります。ですが大事な情報は僕の見た感じありませんでした。元からある設定も変えていないはずです。

 伝えないといけないレベルでの内容を変更したり、大きなミスがあった場合、今後からは今までよりも言えるように尽力します。

「私がこの子をもらっても良いかしら!」


「まあ良いじゃろう。じゃがついてきてもらうからな、そいつには」


「やった! じゃあ名前はマユちゃんにしようかしらね! じゃあマユちゃんお着替えよ!」


「は!? バカか何を言っている! 無理に決まっているだろう!」


「遊ぶならあそこの部屋でやるんじゃぞ!」


「はーい!」


「おい!」


「うちも行く!」


「あ、あたしも!」


 魔王が少女に変わると、マハナタは直ぐに興味を示して、コートルに許可を取ってから部屋に連れて行く。

 そこにヤーナと咲もついて行くと、この部屋は少し静かに、なった。


「魔王ってMPの色水色なの? スキル付与したら変わるの?」


 日向は疑問をコートルに聞く。魔王のMPの色は見た感じ黒だった筈だ。と言うか黒が魔王の色というのは世界共通の認識だ。髪が水色になる理由がわからない。


「まあな、魔王は元のMPの色が水色なんじゃよ」


「なんでですか?」


「ハサナとほとんど一緒で、カッコいい方が良いからじゃろうな」


「まじか」


 魔王は自分の色を自らカッコよく変えているらしい。そう思うと少し面白い。魔王もそんなことを思うのだと。


「でも元の髪色は黒でしたよね?」


 コートルの言葉に白はそう言う。


「……」


 確かにそうだ。魔王の元の髪色は黒、水色というMPの色が反映されて居いないのならば、性転換した時も黒にならないのは少しおかしい気がする。


「髪も染めてたんじゃよ」


「……ふーん」


 なんだか魔王が可愛く思えてきたが日向はその考えを改める。見た目はともかく魔王が可愛いは流石に無理がある。


「おもしないのがな、あの感じでだいぶ気にしとるんじゃよ。明るいのが嫌なんじゃろうな。暗い方がカッコよくて良いと思っとるらしい」


「そうなんですね」


「そして次に冒険者登録をしに行くんじゃ、この国ならいらないが他の国なら取っておいたほうがいい」



「「冒険者」」


 日向と有は同時にそう発する。異世界っぽい言葉だ。日向はこの世界の冒険者の事を、なんとなくだが知っている。冒険者はSを一番上に、ABCDEFGまでランクが有り、にある依頼をこなして生計を立てる。と言う事は聞いた。マハサ達も冒険者になり、世界中を旅したらしい。

 日向は少し気分が上がる。やはりこう言うのが自分の思う異世界っぽい。


「いつ行くんですか?」


「時間あるし、今から行くかのう。いるものがあるなら考えておくんじゃぞ」


「「「「はい」」」」


 そして日向が何がいるか考え始めた頃。


 ガチャリと隣のドアが開く。


「ほら、早く行きましょ!」


「や、止めろ、ホントに!」


 そんな声と共に、マハナタに続いて恥ずかしそうにしている魔王が見える

 そしてその姿は魔王の面影が少しも感じない。日向がいつも着ているような可愛らしい白色のワンピースを見に纏っている。


「ほう、可愛く仕上がったのう、マユち(・)ゃ(・)ん(・)」


「チッ、くそが! こんな我を見て何が良いのだ」


「大人しくね?」


「くそ!」


 なんだか可愛さに見惚れてしまう。それでも魔王の筈なのだ。

 だが見た目が違いすぎて違和感がある。


「まあ魔王は任せるとして、わし達は冒険者ギルドにいくぞ、用意はいらん、適当に剣だけ持って行くのじゃ」


「はい!」


 そして、日向達は言われた通り剣を持ち、家を出る。

 その時マハナタ、ヤーナ、咲が出てくる。


「じゃあ行ってらっしゃい! 私達は待ってるから。マユちゃんも、ほら!」


「やめろ!」


 魔王も扉から顔を覗かせ、こちらを見てオドオドとしていると、周りの魔人達も一斉に魔王の方を向く。


「あれが魔王様だって」


「可愛いね!」


「そうだね」


 どうやら皆聞いて居たようで、魔人達は嫌な笑いをしている。マハナタの部下なだけはあるようだ。


「それじゃ、マユちゃん、遊ぼうね? 何になりたい? 妹? 妹よね!」


「嫌、嫌だ!」


 魔王は扉を閉めて家の中に逃げる。そんなことをしても無駄で、マハナタも家に入って行く。


「じゃあ、行くかのう。咲、いつまでそこにいるんじゃ」


「あ、え? はい! どっか行くんだね?」


 そして咲も来て日向達は冒険者ギルドむけて歩き始める。


「俺もあんな感じなんだよな……帰ったらなるかもなのか……」


 マハナタの近くにいると、日向もあのようになる可能性は十分ある。と言うか殆ど確実だろう。多分コートルがなんとかしてくれるかもしれないが、怖い。精神操作が特に。


 日向は今からマハナタと会うのが更に少し怖くなった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。