氷雪の支配者
「少し家を空けるぞ」
日向達はコートルのとこに来て三週間が経ったある日、コートルがそんなことを言い出す。
「なんでですか?」
今までコートルが家を空ける事は無かったので日向は気になる。
「それはお楽しみじゃよ。じゃあ、レベル上げしとくんじゃぞ!」
そういいのこし、コートルは家を出ていく。
「なにするんだろうな」
日向は有に聞く。
「何かやりたいことでもあるんだろ。それよりさ、レベル上げ頑張ってコートルさんを驚かせてやろうぜ!」
そしてその日、日向達はひたすらレベル上げをした。
♢♢
「帰ったぞー」
次の日の朝にコートルが元気よく帰ってくる。
「なにしてたんですか?」
日向は気になり聞く。
「まあ、ある魔物を捕まえに行ったんじゃ。今日の特訓はこいつと戦ってもらう」
ある魔物? 1日かけて捕まえに行くって事は重要なのだろうか。
「と言うか、レベルアップ頑張ったな」
俺たちのステータスを見たのだろうコートルが不意にそんなことを言う。
「よし!」
俺たちはガッツポーズを取る。
「なんじゃ? まあいいか、じゃあいつものとこに行こう」
そして俺たちはいつもの場所に向かう。
この三週間、俺たちは飛躍的に強くなった、レベルは70を超え、日向は魔法系の才能スキルは全て極意まで進化した。
そして新しく剣の才能もゲットし、
そして、限界突破の戦いにもなれ、スキルは全て試し、新しく、折れない正義というスキルを獲得した。
有も、剣の奥義が、レベル10まで上がり、剣の才能も極意になったようだ。
白は、ほとんどの魔法を覚えたので、強いスキルのレベル上げ、手数が多いので、いるだけですごく戦い易くなる。
美咲は、結界の才能が、極意になり、サポート魔法なども続々と極意に進化している。
真実の目は、あれから人が交代しながら手伝い、もう少しで進化しそうとのことだ。
咲は光の才能と、音の才能が、極意に進化して、カメラは特訓しなくても咲は撮りまくるので、すぐレベルが上がり、コートルが留守の間に、レベルが3つも上がった。
♢♢
「よし、着いたな」
いつも特訓をする場所に着く。すると、
パシャリ
咲が急にコートルの写真を撮る。
「なにしとんじゃ?」
突然の出来事にコートルは困惑する。
「あ、今は考えを読むのやめてくださいね!」
「お、おう、わかった」
コートルは咲の圧で考えを読むのを止める。
コートルとてずっと考えを読んでいるわけではないので油断している時に急に何かれると、なにしてるかがわからない。
「でなにしてたんじゃ?」
「後でのお楽しみです!」
そう笑顔で言う咲にコートルは嫌な予感を感じる。
「ま、まあ一旦置いといて、今から捕らえた魔物を召喚する」
コートルは、真剣になる。
その雰囲気に、俺たちも真剣になる。
「この魔物は今のお前達では、負けるじゃろう、もし負けそうになったらわしが入って、瀕死にまでしてやる。じゃから安心して戦えばいい」
え? そんな強いやつが出てくんの?
コートルの説明を聞き、日向達はビビる。
「その魔物は、氷雪の支配者と呼ばれる氷のドラゴンじゃ! では、いくぞ!」
そう言うと、コートルはスキルを使う。
「ちょっ、ドラゴン!? まっ……まって、心の準備を……」
ドラゴンと聞いた日向達は、急なことに、混乱する。
だがもう遅い、数十メートル先に大きな、今まで見たことのないレベルの、魔法陣が広がる。
そして、コートルの半分の一撃よりは少ないが、恐怖を感じるには十分なほどにMPが溢れ出してくる。
そして、徐々に水色の生き物が、姿を現す。
全て出てくると、日向達は言葉を失う。
このドラゴンは、日向達が、倒したドラゴンの一回りいや、二回りは大きい、そして溢れ出すMPが、森を凍らしていく。
「やっば」
そう口から漏れ出す、それほどまでに、強く見える、本能が否定するほどに。
「でわ、特別特訓始めじゃ! こいつと戦ってみろ、マハナタはこいつよりも強いぞ!」
グオオオオオオオオオオ!!
コートルがそう言うと、ドラゴンは、激しい咆哮で空気を震えさせる。




