半分
「え? なにすんの?」
日向は急に、大技を打つと言われて、少し戸惑う。
「見ておけよ、コレが日向の目指す場所、剣と魔法の奥義を両方持ち魔剣のスキルが20レベル以上ものにしか発言しないスキル。
一つの到達点、それが魔剣の奥義じゃ」
魔剣の奥義、なんかすごそうだな。
日向はコートルの説明を聞き、ロマンを感じる。
「剣の攻撃力と魔法の範囲能力を併せ持つ、今のわしの必殺技。
美咲、結界を張っておけよ」
そう言いい、コートルは宙に浮く。
うっそ、コートルさん空飛べるの!?
急に空を飛び出し、日向は驚く。空を飛ぶなんて聞いたことがなかった。
そうしてコートルは、数百メートルほど進み山の前へ行くとスキルを使う。
すると、
「なにあれ!?」
コートルの剣から以上なほどのMPが溢れ出し、剣が数倍に膨れ上がる。日向達は結界に守られているので感じないが、MPの放出だけで結界の周りまで森が揺られる。
「あ、これやばいわ……美咲、マジで固めててくれよ!」
このいような光景に俺たちは恐怖を覚える。
そして、剣を頭の上に構えて、振る
その瞬間一瞬時が止まったかのように風が止む。
ドゴオオオオ
数秒ほどして、凄まじい音があたりに鳴り響き、とてつもない振動が伝わる。
コートルが斬った山からはMPの斬撃が溢れ出し山の破壊を続ける。
先ほどとは比にならないほど風が吹き荒れ、瓦礫が飛んでくる、コートルの近くで木が吹き飛ばされ日向の方まで飛んでくる。
そしてMPの放出が終わり、風も止む。
日向達は衝撃的な物を目にする。
山が割れている。実際には斬ったのだが。この場にいた誰もが割れたと錯覚するほどに綺麗に割れている。
そして、コートルのいる周辺は、荒れ果て少し前の姿はもう無い。
「はっ、あ……やっべ」
衝撃的すぎて、俺たちは言葉が出てこない。
そして、コートルがこちらに帰ってくる。
「どうじゃったかのう、これをお前達には目指してもらう」
何を言ってるんだこの人、てか怖い
「「ひいいいい」」
俺と有はお互いを抱き合う。
山を斬ったのを間近で見て、トラウマになってしまった。
「じゃあ、帰るか。日向はわしがおぶろう」
まだ余韻で頭が動かない日向達をよそに、コートルは帰る準備をする。
「ほら日向背中に掴まれ」
「うん」
有は白におんぶしてもらうため、白の精神的回復に少し時間がかかったが、日向と有は帰っていく。
♢♢
「あ! そうだ、服装にはどんな理由があるんですか?」
家に帰った日向は、聞きたかった事を思い出し、コートルに聞く。
「あー、そうじゃったな。
それはな、可愛い服を着ると、限界突破ごアップグレードされるんじゃ。わかりやすく言うと、使えるスキルが増える」
ああ、だからマジックソードやマジカルブレイクとかがあったのか。あ、あとあのスキルも聞かないとな。
「あ、あとなんか魔砲少女っていうスキルはなんですか? あの、魔法少女の法が、砲台の砲になってるやつ」
このスキルが、日向が一番聞きたいスキルだった。
なんか、凄そうな匂いがするよな。
「それは、銃とかで戦う遠距離形態とでも思っておけ、そのスキルを使うと、通常形態のスキルは使えんが、他に使えるスキルが、出てくる」
すごいスキルだな、限界突破って。
日向は限界突破というスキルの凄さに驚く。
スキルの量が格段に増える、それだけで、選択肢が増え、戦いやすくなるのだ。限界突破は通常状態も追加されるのに、形態変化で通常形態のすきるは使えないが、新しくスキルが使えるようになるらしい。
「あ、あと聞きたい事まだあります」
これもずっと気になっていた、大体は予想がつくが。
「コートルさんは昔どういう事をしてたんですか?」
王様の指示や、コートルの実力的に英雄であることは間違いない、そして、知らないものがないのではないかと思えるほどの圧倒的知識量。
気になるのは当たり前だ。
「うむ、お前らは、わしの弟子みたいなもんじゃ。別に内緒にする理由は無いな」
そしてコートルは話始める。
「わしわな、昔勇者パーティーの一員じゃった」
「え、まじ?」
この人そんなすごい人だったの? けどコートルって人は勇者パーティーにはいなかったはず。
日向は勇者パーティーのメンバーは、全部知っている。だがコートルの名を見た覚えはない。
「ああ、まじじゃ、まあその時はコルって名乗っていたがな」
「「「「「えーー!?」」」」」
日向達はコートルの正体に声をそろえて驚く。
コルって、はあ!? この人この国で1番の英雄かよ! て言うか生きてたんだ。
「え? じゃあ俺のスキルって」
日向のスキルはコルから受け継がれたものだ。この話的に、コートルから受け継がれたと言うことになる。
「ああ、わしが持っていたスキルじゃな」
「まじか」
このスキルはコートルから受け継がれたのか。でもあれはどう言うことだ?
日向はもう一つ疑問が増える
「スキル説明の時いかにも他人事のように、限界突破のことを話してたのはなんでですか?」
日向の疑問、最初のスキル説明で、コートルは限界突破は自分の持っていたスキルとは言わずに、からの持っていたスキルと説明していた。
「え……まあ……ちょっと恥ずかしくてのう」
コートルは顔を赤らめて恥ずかしそうにする。
「フっ、なに顔あからめてるんですか」
笑いが混じった声で、日向は指摘する。
「また、いじめてやろうか?」
「すいませんでした」




