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ステータス

「ステータスオープン」


 俺は自分のステータス画面を見る。


「な……なんだよこれ!?」


 日向のステータスがに変なスキルがある。


 ――――――

 HP50

 MP300


 スキル


 火の才能Lv1

 風の才能Lv1

 回復の才能lv1

 高速移動Lv1

 身体強化Lv1

 限界突破


 パッシブスキル


 HP回復Lv1

 MP回復Lv1

 キュート

 ――――――


 キュートってなんだよキュートって! ……とりあえずスキル説明を見てみるか


 嫌な予感しかしないが、一応スキルなのだ。一応見てみる。


 ――――


 可愛い、周りから可愛がられる


 ――――


「はぁ、なんでだよ……」


 なんとなく欲しくないやつとは分かってはいたが、確定すると落ち込んでしまう。


 日向が内容に悲観していると、もう一つ気になるスキルがあることを思い出す。


「限界突破? 凄そうだな」


 先ほどのスキルは置いといて、日向は少しワクワクしながら説明を見る。


 ――――

 

 可愛さ限界突破

 スキルが一時的に進化する


 ――――


「なんだよ可愛さ限界突破って」


 普通に考えたら使った方がいいかもしれないが、使ったら酷い目に合う気がする、

 いや確実に酷い目に合うだろう、ないなら可愛さ限界突破なんて文字はいらないはずだ。



 ♢♢



「ふむ……おれ強いな」


 全てのスキルの説明を見終わりそう思う。


 HPとMPの常時回復スキルに、回復属性のスキル、3属性のスキルに加えて、高速移動もできる、HPは心配だが、それでも強いだろう。


「有、どうだった?」  


 日向は有に聞いてみる


「俺、なかなか強いぞ」


「教えてくれよ!」


 そういうとステータスを教えてくれる


「まずは、HPは500でMPは30 スキルは、剣の才能と剣の奥義と超身体強化、でパッシブスキルが……えーと……。」


「なんだよ」


 有は何か言うのを渋っている。


「…………イケメンっていうスキルがあってあとは」



「おーーい!!」


 有が喋ってる途中でおれは叫ぶ。


「おい!何言いにくそうにしてるんだよ! ずりーよ、おれもそれがいいんだけど!?」


 自分かっこよくなりたいのにキュートだというのに有はイケメン、嫉妬が日向をキレさせる。


「落ち着けって、言うの恥ずかしいだろ、普通。」


 そうなのかもしれないがずるいものはずるいのだ。

 嫉妬心を燃やしていると有が持っているスキルの続きを話し出す。


「えーと続きいくぞ、パッシブスキルが

 イケメンと超HP回復だ」


 超身体強化や超HP回復は日向の持っているものの上位互換なのだろう。魔法系のスキルはあまり持っていないようなので、有は肉体最強みたいなスキル構成なのだろう。

 日向からしたら剣の奥義がカッコよくて羨ましい。日向の強そうなスキルは可愛さ限界突破とか書いてたというのに。


「そういえばお前はどうだったんだ?」


「え?」


 有に質問され、言葉が詰まる。正直言いたくない。だが言ってもらったのに言わないのはなので言うことにする。


「えっとまずは……」




 ♢♢




「あはははは」


 有が大きく笑う


「そんなに笑わなくていいだろ!」


「いやキュートって、確かに可愛いけどはははは」


「な……可愛いって言うな」


 可愛いと言われ日向は顔を赤くする。


「まあけど他のスキルだけでもだいぶ強いね」


 そんな話をしていると王様が喋りだす。


「持っているスキルを、そこにいる使用人達に話してくれ。」



 ♢♢



 スキルを話終えて俺たちは泊まるところに案内される。明日からは訓練が始まるらしい。


 日向は少し気分が悪かった。


 日向は性別が変わっているから扱いが難しいのだ。

 風呂や部屋、服装などが検討された。


 最悪なことに風呂は女子たちの強い要望により女子風呂になった。


 これは多分キュートの力もあるのだろう。

 まさかあそこまで俺を女子風呂に推すとは。


 だが部屋は有と同じ部屋を勝ち取り服装も男子と一緒だ。だが、


「最悪……一番ダメなとこが女子と一緒なんだけど」


 そんな日向は今、城にある風呂に向かっている。

 女子たちと、


「じゃあいこうか、日向くん」


「やっぱり俺いいよ」


 そう日向が引き帰ろうと後ろを向くと手首を掴まれ、強制的に連れていかれる。



 ♢♢



 気まずく死ぬかと思った。


 日向は風呂をでてそう思う


 当然だ、日向は女子の裸なんて見たことはない。そして女子たちは恥じらいもなく日向に洗ってあげるよとか近づいてくるのだ。


 ちなみに鏡で初めて自分の顔を見たが、

身長は140ちょとぐらいでだいぶ小さく、そのせいで女子たちにちっちゃくて可愛い可愛いと言われまくったのだ。思い出さだけで恥ずかしい。


 そんなことを思っていると部屋の前に着く。


「なあ聞いてくれよ」


 部屋に入り、直ぐに愚痴を有に話すため、喋り出そうとすると、


「うわっ! ……てお前かよ」


「なんだよそんなにビビって」


 いくら女になっているとはいえ、ちょっとびっくりしすぎな気がする。


 日向は少し悲しそうな顔をする。


「いや……なんかこの世界に来た時から女子の目が怖いと言うかなんと言うか」


「……チッ」


 なんだこいつ、自慢か?自慢なんだろ? 俺の心配を返せ!


 有への嫉妬がまた強くなる。


「俺とか大変だったんだぞ……色々と」


 少し思い出した俺は、顔を真っ赤にする。


 それを察した有が言葉をかける。


「うん……まあどんまい」


「まじでお前と変わりたい」

 

 そんなこんなで1日が終わり、次の日からは訓練が始まった。

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