昔の魔人が残した物
「王様、戻りました」
日向たちはルナハ連れてに国に戻る
「おお、で、そ奴らが魔人か?」
王様が質問する。
「はい、この人たちが、魔人の家族です」
するとルナハたちがフードを脱ぎ喋り出す。
「お初にお目にかかります陛下、単刀直入に聞きます、私たちは今日はなんのために呼ばれたのでしょうか」
ルナハがそう言うと、王様は、少し驚いた表情をする。
そして従者の男が、何かを大事そうにとり出す。
なんだあれ、金色の人形?
出て来たのは、金色に輝く人形だった。
その人形に関して王様が話し出す。
「これは、願いの魔人人形、魔人が人間になるこを本気で願った場合その願いが叶うと言うものじゃ。
昔この国にいた世界最強と言われた魔法使いが、残した物らしい」
俺が気になることを聞いてみる。
「なんでそんなものを作ったんでしょうか?」
人間にしたい、魔人がいたのかな?
日向がそう思っていると
「その魔法使いが、魔人だったんじゃ」
この場にいるものは少し驚く
この国にいた英雄は元魔人だったらしい。
「これに願ってみるんじゃ、本気で人間になりたいなら、なれるはずじゃ」
ルナハたちは、王様から、人形を渡される。
「では、いきます」
ルナハが人形を持って目を閉じる
すると、身体が光出す。
そして、少しすると収まる。
「ルナハさん大丈夫ですか?」
日向たちが近づくと、あったはずのツノが消えていた。
「どうなってる?」
「えっと……角がなくなっています」
すると嬉しそうに、王様にお礼をする。
「陛下、感謝します」
そしてシャーヤもルナハに続き人間になる。
それが終わるとルイくんの番になる。
「ルイ、これに人間になりたいってお願いするの」
シャーヤがルイに教える
「うん!」
そう言うとルイくんは、人形に願い出す。
だが、ルイくんの体は光出さない。
「なんで、何も起きないんだ?」
俺がそう言うと、ルナハが言う。
「ルイは多分自分が魔人でも人間でもどちらでもいいと思ってるんじゃないかな、僕やシャーヤは、魔人だったせいで嫌なこともあったけど、ルイはずっと戦わず家か森に居たから、それが少ないんだ。」
日向はさっき王様が、本気で人間になりたいと思っていればなれると言っていたことを思い出す。
「じゃあルイくんは魔人のまま?」
するとシャーヤがルイにいう
「ルイ、日向ちゃんも人間なんだから、ルイも人間になった方がいいんじゃない? 結婚するなら種族が一緒の方がいいでしょ?」
するとルイくんが、喜び出す。
「人間になったら日向と結婚できる!!」
「できるかもね」
「じゃあなる!!」
そしてもう一度願うと、ルイ君の体が光り、収まると、角がなくなり人間になる。
なんか恥ずかしいな、
あんな堂々と、みんなの前で言われると恥ずかしくなる。
「みな、人間になったなようじゃな、今後の話はそこのルナハとやる、長くなりそうじゃし、あとはもう帰っていいぞ、シャーヤとルイは、少し待ってもらうのだが……」
そう言うと一瞬言葉を止め
「リオン、入って来て良いぞ」
そう言うと、バン!! と扉が開く。
「ありがとうございますお父様!……じゃあ日向ちゃん、ルイちゃん、行きましょう」
「え?」
いきなりのことに日向は混乱する
「あ、日向のお姉ちゃんだ!!」
「あら、あルイちゃん私のこと知ってるんですか?」
ルイは、咲に動画を見せてもらっていたので、リオンを知っている
「うん、ドウガ? で見た」
そうルイが言うと、納得する。
「そう言うことですか、それとシャーヤさんも私と一緒に行きましょう」
「え、ええ」
シャーヤも驚いているようだ。
「でわルナハさん、中庭で待っていますから!」
そう言うと、リオンは三人を連れて勢いよく部屋から出ていく。
残された有たちはと言うと
「すごい王女様だな」
一瞬でさっていったリオンに、驚いていた。
♢♢
「日向ちゃん、お着替えして来てください」
「う、うん」
すごく、やりずらい、咲たちならまだ、恥ずかしいだけなのだが、たとえこの前動画で見られたとしてもシャーヤさんの前だと少し気まずい。
そして日向は着替えてくると、覚悟お決める。
「戻ったよお姉ちゃん」
俺が恐る恐る戻ると
「あら、可愛くなったわね日向ちゃん! いつもの格好でも可愛いけど、ちゃんと可愛い服着ると、もっと可愛くなるわね!」
思ったより、変な反応では無かった。
そう日向が安心していると。
「あの、シャーヤさん、お願いがあるのですが。」
「何?」
リオンはシャーヤに告白でもするのかと言う雰囲気で話す
「ルイちゃんを、私の妹にしてもいいですか!」
「え?」
日向はびっくりして、声を上げる
シャーヤも少し驚いているが、すぐ答えを出す。
「ルイがいいなら私は、賛成よ」
「ほんとですか!」
そう言うと、リオンはルイの方に近づくと、ルイにも聞く
「いいですか? ルイちゃん」
リオンは楽しそうに聞く
「日向と一緒ってこと?」
そう言うとリオンは一瞬悩んで言う。
「うーん、私の妹っていうことなら一緒ですけど、日向ちゃんの妹にもなるわかですから、ちょっと違うかもしれません」
ルイは悩み出し、リオンに聞く。
「妹になったら日向と結婚できない?」
そう言われてリオンは少し考えてから言う。
「そんなことないですよ、妹って言っても半分くらい友達みたいなもんですから。」
「じゃあなる!」
勢いよくルイが言う。
「ありがとうございます、ルイちゃん!」
そう言うと、リオンが日向に抱きつく。
それを見て、日向は少しモヤっとしていた。
なんだよこの気持ち、妹が増えるだけじゃないか。
日向は嫉妬していた、自分だけが妹じゃなくなる。
リオンが自分に構ってくれなくなるかもしれない、そんな不安が襲うが、日向はその気持ちを否定する。
そんなわけない! 俺が嫉妬するなんて……。
「日向ちゃんもいいよね?」
「別にいいよ!」
少しツンとした態度で言ってしまう。
「どうしたの日向ちゃん」
「なんでもない!」
なんでこんな態度になるんだよ!?
「日向ちゃん、もしかして嫉妬してる?」
芯をつかれた質問に、日向は慌てる。
「そんなんじゃないし!」
そう言ってもリオンに信じてもらえない
「うそだ! 嫉妬してるんだ!」
リオンは嬉しそうにしている、日向が自分を大事にしてくれていると分かって嬉しいのだ。
「違うから!」
日向は泣き出してしまう。
「よしよし、日向ちゃん、心配だよね」
リオンが日向の頭を撫でながら、慰める
「だから違うって!!」
日向は叫んだ




