表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/19

リオンの気持ち

 俺はリオンの妹になって一週間がたった


 今日は、少しリオンの表情が暗かった


「どうしたのお姉ちゃん?」


 日向は気になり質問する。


「え?……えっと……そのですね」


 なかなか話してくれない、心配になりもう一度質問する。


「本当に大丈夫?」


「ごめんなさい!」


 するとリオンが急に謝り出す


「え、どうしたの?」


 日向は、突然のことに驚く。


 すると、リオンが涙を流し出す。


「あのですね……私……日向ちゃんに無理させてないかなって……この前日向ちゃんの友達が来た時も……日向ちゃんずっとぎこちなかったですし……」


 リオンは、日向は本当はやりたくないのに無理やり自分のわがままに付き合わせていると、思っていた。


「そんなことないよ! 私だって、お姉ちゃんに、撫でられたりすると、嬉しいし」


 実際日向は、恥ずかしいとは思っていたが、悪い気はしていなかった。


「本当に?」


「うん、少し恥ずかしいこともあるけど、お姉ちゃんと遊ぶと、楽しいよ?」


 すると、少し悩んでからリオンが言う


「えっと……けど、少しは無理させてると思いますし、口調は、もう強制しません!」


「いいの?」


 俺は、質問する、実際口調は恥ずかしいけど、リオンには、この口調の方が慣れてるので、少し難しい。


「私は、本当の日向ちゃんと仲良くなりたいのです!!」


「わかったよ、けど、完全には戻さない、お姉ちゃん」


 日向は少し、男口調っぽくする


 そう言うと、リオンは、困惑する。リオンは日向が元男だと知っていた、女の子口調が、恥ずかしいと感じていることも知っていた。


「でも、なんで?」


「お姉ちゃんとは、もうこっちの口調の方が話しやすいからね」


 リオンはまた悲しい顔をする。


「私が、強制させたからですか?」


「お姉ちゃんが、悲しくなる必要は無いよ、私は、後悔してないから」


 そう言うと、リオンは落ち着いたようだ。


「わ、わかりました日向ちゃんは優しいですね」


 リオン日向の頭を撫でる


 いつもの調子を取り戻したリオンは、笑顔に戻り、俺に言う。


「じゃ、じゃあお着替えしましょう、日向ちゃん!!」


「へ?」



 ♢♢



 リオンは、妹で着せ替え遊びをするのが、夢だったらしい。


「日向ちゃん次はこっち!!」


「ちょ……ちょと待ってお姉ちゃん……少し……休憩させて」


 こうなったら女子は、止められない、日向は咲の件で嫌ほど知っている。


「そうですね、もう結構しましたし。」


 リオンは、休憩をとってくれる、これが先だと、ぶっ通しで、着させられる。


「ふふふ、日向ちゃん可愛いですね」


 リオンは咲と同様に、光魔法が使えるようで、俺のとった写真を見たいる。


 流石に消せとは言えないよな。あんなに笑顔なんだもん。まあ別にお姉ちゃんに撮られる分にはそんなに嫌じゃ無いしいいかな。


 そして、その後も少し、着せ替え遊びをして、俺は部屋に帰った。



 ♢♢



「ただいまー」


 俺はヘトヘトで帰っていた。


「おう、おかえり、てすごい服だな」


 有はもう日向が女物の服を着て帰ってくることには、もう慣れている。だが今日の服には少し驚く。


 日向はゴスロリと言われる格好になっていた。


「見んな!」


 俺は、恥ずかしがりながら言う


「お、おう」


 そして、俺は服を脱ぎ、クローゼットにいれ、いつもの服に着替える。


「ふう、やっぱり落ち着く」


 最近、スカートとかにも慣れて来たけど、やはり短パンの方がしっくり感がある。


「大変そうだな」


「まあ大変だけど、お姉ちゃんと一緒だと楽しいよ」


 そう言うと、有は少し笑う


「ぷっ、お姉ちゃんって」


 日向は少し恥ずかしくなる。


「いいだろ! 別に」


 俺はつい癖で言ってしまう


 仕方ねぇだろ、もう慣れたんだから


「あ、そう言えばさ、明後日ルイくんのところに行こうよ」


 あの日以来るいくんとは会っていない、そろそろ会いに行こうと、日向は言う。


「あー、そうだな、咲や美咲にも言っておくよ」


 そんなことを話していると


 バン


 ドアが勢いよく開く


「日向ちゃん! お風呂! お風呂に入りましょう!!」


 リオンが、部屋に入ってくる


「お姉ちゃん!?」


 日向は突然リオンが部屋に入って来て驚く。


「日向ちゃんそちらの方は?」


「私の親友の有だよ」


 すると、リオンは目を輝かせる。


「あなたが、有さんですね! いつも日向ちゃんが自慢げに話すので、どんな人か気になっていたんです!!」


 リオンは嬉しそうにしている


「そ、そうか」


 少し戸惑いながら、有は返事をする。


「まさかここまでかっこいいとは思っていませんでした。日向ちゃんが羨ましいです」


 お姉ちゃんもそんなこと考えるんだ。


 そんなことを考えていると、リオンが腕を掴んでくる。


「じゃあい行こう日向ちゃん!!」


「ちょっと待ってお姉ちゃん! さ、流石に……」


 流石に王女様と、一緒に入るのはやばいだろ……まあ咲たちと入るのもやばいけど……


「そうですか……」


 明らかに残念がる


「うそうそ、入ろうお姉ちゃん」


 リオンはすぐに機嫌を取り戻し、日向の手を引き、走り出す。


 やれやれ、まあお姉ちゃんが嬉しいならいいか。


 そうして、日向とリオンは風呂場に向かって歩いて行く。


 ちなみに風呂は罪悪感がやばかった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ