表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
318/325

第318話 実戦.15

いくらか雨足が強くなりだした。


本降りにはなっていないけど。


こうしたなか、“魔人族”は空中の後方で戦っている。


(もと)学級副委員長のルトス”が初陣のため、〝前線は危険度が高まる〟との判断によるものだ。


なお、“ルゼム公爵”と“ヘラブ第二夫人”に、娘の“ケリス”もいる。


それに、ルトスの“教育係&お世話係 計10名”と、他の魔人“男女10名”も。


あとは、“シェイディバット”に“ヘルハウンド”を連れてきていた。


従魔(じゅうま)”なので、やはり[甲冑]を装備している。


十数ずつの〝総勢二十体〟だ。


シェイディは[日陰の/薄暗い/怪しい/疑わしい]などの意味がある。


こうした“コウモリ”は宙にて、“地獄の猟犬”は陸で、バトルを展開していた。


ちなみに、ルゼム公爵の武器は[ブロードソード]であり、ヘラブ夫人は[スピア()]だ。


ケリスは、〝地球のファンタジーもの〟に影響を受け、[ソードブレイカー]という剣にしてもらっている。


本来は25~35㎝の長さらしいけれど、“ドワーフ族”の【工技(こうぎ)】によって60㎝あたりになっていた。


それだけでなく、“エルフ族”の【錬金術】で強度が増しているのだとか。


いずれにしろ。


“虫型モンスター達”の殆どを倒したところで、僕は下を確認してみる。


すると、草原で戦っていた“妹のエルーザ”が、足を滑らせて転んだ。


“イグルの弟 イリース”と“コルティの妹 ルー”が急ぎ駆け付けようとするも、同じ状態になってしまう。


“コルティの弟 コッジー”に“鬼人ディージーの異母弟 ディン”は〝ええ―ッ??!〟と困惑しだす。


こうしたエルーザたちに、背丈2.5Mぐらいの“ウッドゴーレム(植物人形) 四体”が向かって行く。


妹の“教育係”や“お世話係”などに、“リーシア姉上”であったりは、別の魔物らを相手にしているため、助ける事ができなさそうだ。


僕の位置からでは間に合いそうにない。


焦りが生じるなか、全速で下降したルトスが、ウッドゴーレム達の正面で止まり、【特殊スキル】を発動した。


紫色の〖瞳〗が赤く光っている。


魔眼(まがん)】というもので、〝視界に映る全対象者の重力を15秒だけ五倍にできる〟らしい。


それによって、〝ズゥンッ!!〟と這いつくばった植物人形らが、〝ミシミシミシミシッ!〟と軋んで、〝バキィ―ッ!!〟と裂けた。


いや、まぁ、僕の所まで音は聞こえてきていないので、印象にすぎないんだけど。


なんにせよ。


立ち上がったエルーザなどが、はしゃぎながらルトスにお礼している。


余談になるかもしれないけれど、エルーザは、勿論、[日本刀]だ。


イリースの武器は、幾つかの突起物が付属している[ナックルダスター]と、[ダガー(短剣)]が、合体している。


コッジーが、[メイス型マジックワンド]で、[クリスタル]は青色だった。


ディンは[プギオ]という短剣になっている…。



あれから、空のモンスターは殲滅し終えた。


“ワイバーン”に勝利した“竜人族”が、着地しだす。


敵集団の真後ろへ。


ドラゴン(・・・・)の姿のままで。


僕と“天空人族”は、[竜人チーム]のほうに移動した。


考えを察したらしい“グリフォン&ヒッポグリフ”が付いてくる。


ウォリアーベア(戦士熊)”に“トロール”を一層した“鬼人族”は、身を反転させた。


こうして、地上のモンスターを挟み撃ちにする形となる。


天空人は“アンヌ/母のザベルさん/祖母のルレア大公/従姉妹のレミンさん/アンヌの教育係&お世話係 計10名/大公の配下16名”が参加してくれていた。


魔物たちは、七百数くらいが残っているようだ。


その[モンスターグループ]に、猛攻を仕掛けてゆく僕らだった―。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ