表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【特別編も完結】草食勇者と淫乱バーサーカー  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
特別章 裏切り女剣士と見せつけられたハッピーエンド
884/890

第857話 ラストダンジョンと仲間への打ち合わせ

(みんなで色々と調べているわね)


 私のデレスちゃんがどうやらラストダンジョンに到着、

 いつのまにかサモンの異世界人とやらも揃っているみたい、

 そしてゴチャゴチャと相談、あぁ、相変わらずデレスちゃんが可愛い。


(間接的にめちゃくちゃにしたい!)


 そう、直接手を出させるのではなく、

 触らせないで誘惑をするだけして悶々とさせて、

 絶対に自分から何か出来ない状況で、狂うのを見ていたい!!


(そうよ、デレスちゃんの経験人数が100超えなんて、何かの間違いよ!)


 あれはきっと幻術師の見せた幻影、

 もしくはキスの人数とか、ってそれでも嫌よ! それよりも、

 いよいよダンジョンに入るのかしら、それなら私だって、いえ、私達だって!!


「ねえフラウ、私達がデレスちゃんを救出しに行く打ち合わせをしましょう!」

「えっもう? それ以前に私達の実力では」「デレスちゃんさえ取り戻せれば良いのよ!」

「……あっ、救出ってそういう」「全滅しそうになったらデレスちゃんだけ」「攫うつもりなのね」


 あくまでも救出よ救出!

 恐ろしいあの悪女たちからデレスちゃんを助け出して、

 また『デレスフライヤーズ』としてやり直すのよ、いえ、続きをするの!


(あの偽勇者が現れる前の状況から……デレスちゃんなら受け入れるはず!!)


 悪女たちの操り幻術さえなければ、

 きっとまた元の、あの時のデレスちゃんに戻って、

 何でも言う事をきいてくれて、そして、私を奴隷から救ってくれるに違いないわ!!


「ねえミジューキ、デレスちゃんを救出に行く時なんだけれども」

「……リッコさん、何を言っているの」「ミジューキの魔法って、対人は」

「まだ何も始まってないし、私達ってそのメンバーには」「個別で行くのよ!」


 そこへ笑いながらハービィが。


「ほんっとリッコ、救いようが無いね!」

「……何よ」「あっ、首絞めちゃおーっと」


 一気に首輪が絞まる!!


「うぐぐぐ、ぐあああああ!!!」

「まーだ立場がわかってないのー?」

「わ、わかったから、わかったからああああ!!!」


 ……しばらく絞まって解放される、

 ほんっとに、ちょっと先に奴隷じゃなくなったからって、

 見てなさい順番なら私ももうすぐ奴隷解放、立場逆転なんだからあ!!!


「リッコが自我を保つために勝手に妄想するのはいいけどさあ、

 もうみんなに迷惑かけちゃ駄目だよ、リッコの迷惑でみんなこうなったんだから、

 もちろんボクも悪いけどさ、主犯はリッコだよ、それちゃんとわかってる?」「主犯って!!」


 パシーンッッ


 響き渡るビンタの音、

 私は……頬の痛みよりも、

 何が起こっているのかが理解できない。


「ボクがどうして奴隷解放されたかわかる?

 みんながきちんと、本当に心からデレスに謝れるようにするためだよ、

 いつまでリッコはリッコなの、もう元には戻らないの、なんでわからないの???」


 わけのわからないことを言うハービィ、

 私は私、そんなあたり前のことを、ていうか、

 みんなずっと私の言う通りにしてたのに、どうして?!


(そう、デレスちゃんだって、ずっと、ずっと私の言う通りに……!!)


 ……私は言い返そうとするが言葉が出ない、

 というか何を言うべきかわからない、言いたいのに、

 言い返したいのに……私は、何を、どう言えば、わかってもらえるの?!


「ミジューキ!」

「……静かにして下さい、みんな見てますよ」

「今はそんなことはいいの、私は、私は……私は!!」


 そこへやってきたのはモグナミさん。


「騒がしいようなら帰ってきただきます」

「えっ、だって私、デレスちゃんを」「ごめんなさいモグナミさん!」

「ハービィさん、大人しくさせられますか?」「……ちょっと別室で話させて下さい」


 わかり易くため息をつく、

 青髪の尋常じゃない巨乳さん、

 そしてみんな連れて行かれる……


「こちらの食堂で話し合って下さい」

「ごめんなさい、終わったら行きます」


 そう言ったハービィが、

 戻って行くモグナミさんに深々と頭を下げる。


「ねえ、私達、デレスちゃんを取り戻すチャンスなの、わかってる?」


 私の言葉に黙り込むみんな、

 そして口を開いたのは……フラウだった。


「いいかげんにして、リッコ、いつになったら現実を理解するの」


 その表情は、

 まさに、怒りに満ちていた……!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ