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嫉 妬  作者: 音
21/24

呪 文


水面に 映し出された ワラ人形が 妬ましさ の念 で  駆られ

大木に 釘で 打ち付けられた 姿へ 変わる。


釘を 打ち付けている姿 は  わたし  自 身  だ。



何かに 憑りつかれ 、正気を うしない 、狂ったように 何度・・・も 。






『 ・・・うらやまし い 』 っ”。



~ ~  ~





あの二人が ウラヤマシ イ




わたし・・・・も

好きな人と しあわせに ・・・なりた い









妬ましいと 書かれてある 紙を 貼られたワラ人形に

金づちで 不気味に 釘を 打つ。 白い 着物を 装った 姿の 自分 自身 は


頭には 何本か の 蝋燭を 巻き 、鬼の様な血相で ワラ人形を 睨みつけてい る。 



真夜中の 地底 湖の 真実の鏡 が 映し出したの・・・は

妬ましい 念から  すっかり 、自分を 見失ってしまった 、仮の 姿 。 




は・・・っ ! と 我に  返る と

どこからともなく ワオキツネザルの ノノ が やってきた。




「 嵐の・・・中  おまえ 無事だった のね 」



ノノに  じ・・・っと みつめられていると

なぜか 急に 眠気が 襲ってき た。




ここは 大遺跡 の中のはずなの・・・に


不思議なことに 夢の中まで が  大遺跡に 居て

ひとつだけ 変わっているのは ノノが 喋り始めた 事。




【 Kylieカイリー これは 夢だよ


いまから 言うことを 聴いて ね ? 】




「 どうし・・・て  わたしの名前を  知っている の ?  」





【 それは 知ってる よ 、 僕は 真実の鏡を持つ この大遺跡の主で


君たち 人間とは 夢の中 だけで 話が できるん だ  】




・・・さらに ノノ が  喋り  続 け る。





【 君は アメリカと 日本の 血を引く ハーフと呼ばれる 人間 】






そ、う ・・・わたしは アメリカ人の母と 日本人の父を 持つ ハーフ 。


それだけに 幼いころは みんなから イジメられて 来た。 








【 外は 君の言う通り 大嵐・・・だ


だから 湖に 向かって 嫉妬 で 群がる は ゾンビの群れ


妬む 者【ねん】 は ワラ人形 の 姿  と  言っ て



目が覚めたら 僕を 抱っこして

付いて来て  道 案内するか ら  】








嫉妬 で 群がる は ゾンビの群れ ?

妬む 者【ねん】 は ワラ人形 の 姿・・ ・




めを 覚ますと 地底 湖に 向かって 早速  唱えてみ た。





『 嫉妬 で 群がる は  ゾンビの群 れ


妬む 者【ねん】 は  ワラ人形 の 姿  』






地底 湖が ノノを 抱っこした わたしを 映す。

わたしは 水面に 映し出された 姿 と同じように ノノを 抱っこしてみる。




「 ?!; 」



さっきまでは 穏やかだった 地底 湖が  渦を 巻き始め

渦の中から 道を あらわした。




ノノが わたしから 降りて とことこと 歩き出す。




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