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最終 話 ・・・さよなら だよ ね ?
地底 湖 の渦の中に 新しく できた 道は 嘘のように 空が からりと
晴れた 、島の場所へと 続いていた。
時間が 元に 巻き戻ったかのよう に 。
その先には 看板が 立っている。
「 災いに 追われし者 この道を 通りて
この島から 去・・・れ 」
ノノが わたしを みつめて
『 お別れだよ ? 』 と 言っているよう だ。
わたしは さみしくなって ノノを 急に 抱きしめ る。
あったか・・・い
ノノから 優しい感じ が つたわってき た。
・・・ありがとう ノノ 。
わたしは 無事に 日本へ 帰ることができ た。
ワオキツネザルは ワシントン条約により 飼う事ができない。
日本へ 戻ると わたしは ノノを 忘れられず
ワオキツネザルのぬいぐるみ を 買って ノノと なづけた。
ノノの 瞳がうるんでいるように みえる。
きらきらと 輝く 瞳は 黙っては いるが 何かを 言いたそうだ。
わたしは これから ぬいぐるみの ノノに
この旅で 起きたことを 語り 始め た。
「 あの、ね わたしが 南の島に 旅行に
行った ときに ね ? 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
終




