第九十六話最終決戦前会議
第九十六話最終決戦前会議
私たちはミドラ族長と共に魔龍王ヴォルフガングを討伐するための作戦会議を行うことになった。
「これより作戦会議を行う。まずヴォルフガングは現在王都に向かっている。毒のことに感づいて行動している前提で話を進める。エリエルたち研究班をジンたちと騎士団に護衛させてある、そこにシノンたちが集めた裏社会の人間を王都に着き次第アガルタの異空間都市から出す。その中から上位二十人を研究班の護衛として向かわせる。シノンは全体の指揮を頼む。サジとヒョウは研究班の護衛だ」
「俺達だって兄貴と一緒がいい!!」
「そこも考慮している。アカネとヨシカゲは王都の住人の護衛を任せる」
「「任せてください!!」」
「ノア、ノラは分裂をして王都を含めた各都市の護衛兼索敵を任せる、龍谷峠のやつらにも行かせてある、協力してくれ。そしてヴォルフガングを見つけ次第転移の腕輪で赤霊荒野に飛んでくれ。シャルロッテ、ミリア、ファジリス、テシウスはそこを強襲する。ルミエルとスミカが奥義の準備中は俺とアカネ、グレイ、ルイで二人を護る」
「あの〜私たちは?」
「リリー、ノコノコ、クリボーはこの壺を護ってほしい。この壺はルミエルたちが失敗したときのための保険の封印の壺だ」
「せっ、責任重大ですね」
「安心しろよリリー、オレたちなら絶対出来る!」
「そうですよリリーさん。私たちなら出来ますよ」
「ですね、私たち三人揃えばどんなことでも出来る……そんな気にさえなれます!」
「全員に転移の腕輪を渡しておく。それじゃあ作戦開始だ!!」
私たちは渡された転移の腕輪というもので各々の作戦場所に転移した。
「相変わらず変わってねぇなここも」
「そんなことありませんよ、ほら以前にはなかった木があるでしょ」
「…………グレイはバカだから気づかなかったんだよきっと」
「バカとは何だよバカとは!!」
緊張感がないのは駄目なんだろうけど、気持ち的に軽くなるって思っちゃう私がいる。
「エル……本当に大丈夫かな? 不安になってくるんだけど」
「私も不安だけどアリスたちが前にヴォルフガングを倒してるんだから大丈夫だよ……多分」
「おいそこ聞こえてんぞ!! つーか、いつもどおりが一番なんだよ。変に気負うな、気負ったところで結果は変わりゃしないんだからよ。だからいつもどおりふざけてんだよ」
「……本当はこんなときにふざけるのは良くないんだけど」
「ルイはもっとふざけろ。っしゃあ!! お前ら魔物が来たぞ。準備運動がてら倒すぞ」
準備運動ってレベルの数じゃない……私がそう尻込みしているとシャルロッテが鼓舞してくれた。
「やるぞミリア、ルミエル、スミカ!! 俺達ならどんな相手だろうと勝てるだろ!!」
「はい!!(本当にロッテのそういうところ大好きです)」「……ありがとうシャルロッテ。そうだよね私たちなら勝てるよね!!」
「はい、シャルロッテさん!!」
そして私たちは大量の魔物を相手にすることになった。
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