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8話 母とマッサージ

皆さんの方でなんかいい感じに脳内変換お願いします。





 お姉ちゃんと婚約して数日、残るはママだけとなった。


 しかしママは真面目な性格なのか、世間一般の母親と違いグイグイ来ないのでどうしようかなーと思っていたら。




「ただいま~」


「ママ大丈夫? 死にそうな顔してるよ?」


「うう、最近デスマーチ気味で」


「ギューってする?」


「する……あ~、ゆーちゃん成分が体に染み渡る~」


「もう働くの辞めたら? お金には困らないんだし」


「……息子に養われるのは、母親としての威厳がちょっと」


「そっかー。僕にしてほしい事があったら何でも言ってね」


「ありがと~、大丈夫よ~」


「あっ! 良い事思いついた! ママ、マッサージしてあげよっか?」


「ふえ? ……よ、よろしくお願いします」




 丁度ママが疲労困憊な状態で帰ってきたので、健全なマッサージをしてあげる事にした。


 この世界の女なら、こんな事でも簡単に発情してくれるだろうという期待を込めて。




「じゃあママ、ソファに横になってくれる?」


「待って、その前に着替えさせて。あとお風呂も――」




ーーーー




「男の子に会いたい!」


「そう」


「という訳で、私は都会へ行きます」


「晩御飯までには帰ってきなさいよ」


「もう! そーゆーのじゃないから!」




 田舎に住んでいた私は、十三歳になった時に男を求めて都会へ旅立った。


 しかし、男が通っているのは白鳳等の名門校。そんな所に私が入学出来る筈も無く……。


 結局、共学という名の女子校で三年間を過ごした私は卒業後、ただ家に帰るのも悔しかったので支援金目当てで人工授精を行った。


 ……まあ、そのためのお金はお母さんから借りたんだけど。


 とにかく、無事に出産出来たのはいいが女の子だったので、私は落ち着いたらもう一度種を買おうと考えていた。


 そして二年後、ゆーちゃんが産まれた。




「ママーだっこー」


「は~い」




 ゆーちゃんはとても可愛かった。たまにみーちゃんをほったらかしにしてしまうくらいには可愛かった。


 みーちゃんもゆーちゃんが可愛いらしく、二人で滅茶苦茶構いまくっては嫌がられるのが日常だった。まあ、そういう所も可愛いんだけどね。


 ゆーちゃんは私達が羨ましくなったのか、弟か妹が欲しいと言われた私は男の子を出産した事で国から大量に貰ったお金でもう一度種を買った。


 そして、舞が産まれた。それから暫くは平穏な日々が続いた……。




 ゆーちゃんは成長して、私達と距離を置く様になった。とても悲しかったけれど、仕方が無い事なので諦めるしかなかった。


 そんなある日、ゆーちゃんが階段から落ちて大怪我をした。


 急いで救急車を呼んだが、運ばれる前のゆーちゃんはとても冷たくて私は一人で吐いた。心で理解してしまったのだ、ゆーちゃんはもう助からないと。


 私は絶望の中に居たが、それでも時間は止まってくれない。


 毎日働いて、神様に祈って、二人に心配されて……そして遂に、病院からゆーちゃんが目を覚ましたと連絡が来た。


 まだ仕事の途中だったが関係ない。私は急いで病院に向かったが、待っていたのはさらなる絶望だった。


 ゆーちゃんは、記憶を失ったらしい。




 私は信じる事が出来ず、ゆーちゃんに会いたい一心でとにかく走った。


 その際ついうっかり抱きしめてしまったが、なんとゆーちゃんは許してくれた。


 それどころか、母さんと呼んでくれた。いつもは「お、おい」とか「ババア」としか言われなかったのに。


 その後なんやかんやで病院を追い出された私は大人しく家に帰り、二人にその事を話したら変な目で見られた。


 翌日迎えに行ったらママと呼んでもらえる様になったり、家に帰った後もハグしてもらったり大好きって言われたり。


 あ~もう最高過ぎる! このままゆーちゃんの記憶が戻らなければいいの……に……。




(今……何考えたの? 私……)




 ゆーちゃんは記憶を失って苦しんでいるのに。私は母親として、どんなゆーちゃんも愛さないといけないのに。


 これじゃあ……まるで……。




「ママ? 大丈夫?」


「……ゆーちゃん」




 私が沈んでいると、ゆーちゃんが心配して声を掛けてくれた。




「ええ、大丈夫よ」




 心配をかけさせないよう、そう笑顔で答える。




「ならいいけど……ハグでもする?」


「……お願い、してもいい?」


「もちろん! ……ママ、大好きだよ」


「……ママも、ゆーちゃんが大好きよ」




 私は強く、愛おしいこの子を抱きしめた。




 それから少し経って、昔の様な日々が戻ってきたある日。


 私が満身創痍で帰宅すると、ゆーちゃんにマッサージをしてもらえる事になった。


 大急ぎでお風呂に入り身体を丁寧に洗い、秘蔵の少しお高い黒の下着を着けいつもの部屋着であるノースリーブのリブ(縦)セーターを上から着たら、軽くメイクで整える。


 今のゆーちゃんからはたまにそういう視線を感じる気がするので、もしかするともしかするかもしれないという期待を込めて。


 本当はもっとグイグイいきたい。けど、親にそんな目で見られるなんて気持ち悪いだろうから頑張って我慢してる。まあ、正直倍近く離れているし無理だろうなというのもあるけど……。


 それでも、私だってゆーちゃんと結婚したい! 二人だけズルい!




「じゃあ、いくよ。ママ」




 そう言って、ゆーちゃんは私のお尻に乗って背中を指で押し始めた。


 私は背中に全神経を集中させ、ゆーちゃんの体温と指使いを感じて一人で気持ち良くなる。




「んっ……あっ……」


「どう? 痛くない?」


「んっ……大丈夫、だから……ゆーちゃんの、好きにしていいよ?」


「じゃあ、少し激しくするね」


「んん!」




 ゆーちゃんの思っていたよりも巧みな指使いに、私の身体がビクンと強く震えるが何とかはしたない声だけは漏らさずに済んだ。


 私の身体が敏感になっているにも拘らず、ゆーちゃんは手を休める事なくマッサージを続ける。




「ダメッ……これ以上は……」


「ママが気持ち良くなってくれて嬉しいから、もっとしてあげるね?」


「ふえ?」




 そう言うと、ゆーちゃんは私の服を捲り直接背中を触り始めた。


 ゆーちゃんに見られているという羞恥と、さっきまでとは比べ物にならない生の感触に私の身体が暴れそうになるが、ゆーちゃんを蹴るわけにはいかないので必死に我慢する。




「どう? 気持ち良い?」


「っ! ……~っ! ……」


「じゃあ、足の方もマッサージしていくね」


「そ、それは」




 流石にマズイと思ったが、誘惑には勝てず何も言わずに受け入れてしまう。


 ゆーちゃんは身体の向きを変えると、太ももの付け根を揉み始めた。




「うわぁ、ソファがビチャビチャ」


「うう、見ないでぇ」




 ゆーちゃんに下半身の状態を指摘され、余りの恥ずかしさに両腕で顔を隠す。




(でもでも、続けてくれるって事は、嫌ではないって事よね?)




 それからゆーちゃんは、私の脚を好きに触った。その度に私の身体は震え、粗相を繰り返す。




(これ以上は……もう……)




 我慢出来ない。そう思い、ゆーちゃんにお礼を言ってマッサージを終わってもらおうとした時……お尻に、硬いものが押し付けられた。




「ゆ、ゆーちゃん……」


「次は、ここをマッサージしたいな?」


「う、うん……」


「ありがとう、大好きだよ。ママ」




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