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花の贖罪 笑えと貴方は言った  作者: 雛雪
第二十章

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漆黒の夜の中へ

漆黒の夜が城を静かに覆い尽くし、窓辺のリリスは凍てつく空気の中、煌めく星々をじっと見つめていた


「本当に信じていいのかしら……」

胸が締め付けられ、指先が微かに震える。声は震え、言葉は夜の静寂にかき消されそうだった。


背後の扉がそっと開き、慎重な足音と共にカインが現れた。彼の表情には、わずかな疲労と強い決意が混じっていた。

「そんな顔をしていると心配になるぞ」

カインの声は柔らかくも力強かった。リリスは目を伏せ、静かに答えた。

「あなたはどう?自分の立場に迷いはない?」


カインは窓の外を見やりながら答える。

「迷いはない。だが、俺たちを見張る者は必ずいる。奴らの動きを察知しなければ」

その言葉にリリスは頷いた。

「私も調べを進める。見えない敵を倒すには、まず情報が必要ね」


それぞれの覚悟を胸に、二人は見えない闇の中へと足を踏み出した――未来の影に怯えながらも、互いの存在を頼りに。

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