白木ゆり
白木ゆりは白木春斗の攻略の際に極めて重要なキャラである。
ゆりの父親と春斗の母親が兄弟であった。
春斗の幼い頃、両親は早くに亡くなり、ゆりの家族に引き取られた。
自分を引き取ってくれた家族。期待に応えるため、春斗は必死に努力した。
その結果、生まれ持っての才能、成績優秀、運動ができ、魔力量もずば抜けている。格好良くて、性格も良い。たちまち春斗は人気者になった。
春斗が目立つ分、どんどんゆりは比較されていった。血筋もゆりの方が上であるはずなのに、扱える魔力量は少なく、何をしても普通。
周囲から比較され、家にも学校にも居場所がなくなった。日に日に、プレッシャーだけが大きくなる。
そして、もともと繊細であったゆりの母親もそのプレッシャーにだんだんと蝕まれていった。
白木ゆりの家庭は崩壊する。
母親は療養のため実家に帰り、父親は仕事から帰ってこなくなった。
状況に耐えられなくなったゆりはある日悪魔と契約してしまう。(これが後々のラスボスに影響することにもなる)
その事を、春斗はずっと気にしている、、。
という設定だ。
梓はこの悪魔との契約を阻止し、ゆりと友達になった。ここで、自身のフラグを1つへし折ったのだ。
もう少し梓編続きます。本編主人公は百合です。