ぽんぽこりん
にんげんが犬と森を歩いていると、狸の兄に出会いました。
にんげんと犬が挨拶して、狸の兄も返す間なんだか狸の兄はプルプルしています。
それをみたにんげんが、「どうしたの狸の兄、調子悪いの?お母さんの乳飲む?」と聞いても、狸の兄は大丈夫だというばかり。
その時犬はぽつりと、「初めてにんげんと会うからって格好つけなくてもいいのに。」と言いました。
にんげんがどういう事か聞こうとすると、狸の兄は犬に「お前ー!勝手に言うなよ!」と犬の口を押さえようと犬より小さな体で躍りかかります。
するとなんということでしょう。狸の兄のお腹がぷくぅーっと膨れてきて、たゆんと揺れたのです。
狸の兄は自分の腹の揺れる感触に「う、うわあー!折角お腹引っ込めてたのに!」と叫びます。
しかしそのお腹を見たにんげんが「うわぁい、たゆんたゆん!ぷよぷよ!」と嬉しそうに狸の兄のでっぱったお腹にぷよんぷよんと突撃すると、狸の兄は全てを諦めたのか、「好きなようにするといいさ。好きなだけ遊びな、この腹で。」と言って仰向けになってしまいました。
それからしばらく、にんげんは思う存分狸の兄のお腹の上でその柔らかい肉に埋もれると「うわー、やわらかーい。お母さんのてのひらより柔らかーい。」などと言って嬉しそうな声を上げていました。
それを聞く狸の兄はそんなにんげんに嫌だなぁという顔をするでもなく仕方ない奴だなぁという顔で好きにさせましたとさ。




