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第三十二話 飯田河原|伸びた軍

 十月十六日。

 飯田の西。

 朝から武田勢の姿が見えた。

 多くはない。

 少なくとも、今川軍全体と正面から戦うだけの兵には見えなかった。

「ようやく出てきたか」

 福島助春は馬上から北を見た。

 大島以来、武田信虎は下がり続けている。

 富田を失い。

 勝山を明け。

 今川軍は甲府の目前まで来た。

「岡部を出しますか」

 側の者が尋ねる。

「いや」

 助春は首を振った。

「岡部も庵原も使い続けた」

 大島。

 富田。

 勝山。

 先鋒として何度も前へ出している。

「今日は遠江勢を前へ出す」

 助春は絵図を見る。

「敵の数と動きを見させろ」

「攻めさせますか」

「いや」

 少し間を置く。

「深入りはするな、と伝えろ」

 側にいた氏広が助春を見る。

「福島殿から、その言葉を聞く日が来るとは」

「何だ」

「いえ」

「言いたいことがあるなら言え」

「ございませぬ」

 氏広の顔は、明らかに笑っていた。

     ◇

 久野宗隆のもとへ命令が届いたのは、それから間もなくだった。

 久野勢を中心に、遠江から来た数家。

 合わせて五百余り。

 遠江衆全部ではない。

 前へ出すためにまとめられた一隊だった。

「武田の様子を見ろ」

 使者が言う。

「深入りはするな、との御命令にございます」

 宗隆が笑った。

「福島殿がそれを申されたか」

「はい」

「随分慎重になられた」

 周囲から笑いが起こる。

「承知した」

 宗隆は前を見る。

 武田勢は遠くにいる。

 数も多くは見えない。

 こちらは五百余り。

 その後ろには今川の大軍がいる。

 宗隆にすれば、さほど危険な役目には思えなかった。

 敵が強ければ下がる。

 本隊まで引けば、一万近い今川軍がいる。

 武田も、その大軍へ正面から入ってくることはできない。

「行くぞ」

 久野隊が動いた。

     ◇

「久野殿が前へ出たそうです」

 泰満は報せを聞き、北を見た。

 小瀬戸衆三百は福島本隊より少し後ろにいた。

 飯田へ近づいてから、軍は以前にも増して広がっている。

 先に出る隊。

 道を守る隊。

 荷駄を護衛する隊。

 富田へ戻る者。

 勝山を守る者。

 負傷者を後ろへ送る者。

 前方に久野隊がいると言われても、その旗は見えなかった。

「どのくらい先だ」

「一里までは離れておらぬでしょうが」

 彌太郎が答える。

「見えぬな」

「家も林もございますから」

 泰満は後ろを見る。

 自分の三百も、すべてを一目で見られるわけではない。

「大島より広がっている」

「随分北まで来ましたからな」

「一万という感じがしなくなった」

「一万はおります」

「分かっている」

 泰満は少し間を置いた。

「だが、ここにはいない」

 彌太郎は答えなかった。

 兵はいる。

 だが、富田にもいる。

 勝山にもいる。

 道にもいる。

 荷駄にも付いている。

 一万を集めて甲斐へ入った。

 だが、前へ出るほど、その一万は細かく分かれていった。

     ◇

 久野宗隆は、武田勢が下がるのを見た。

「退くぞ!」

 前方から声が上がる。

 確かに武田勢が動いている。

 今川が近づくたび。

 少し戦い。

 また下がる。

 大島の後から、武田は何度も同じように退いていた。

「追いますか」

 宗隆はすぐには答えなかった。

「福島殿は深入りするなと」

「はい」

「だが、このまま見送っても様子は分からぬ」

 宗隆は前を見る。

 武田勢の旗がまだ見える。

 遠くへ逃げる様子でもない。

「少しだけ詰める」

「はっ」

「本隊との間を空けすぎるな」

 遠江勢が前進した。

 武田がまた下がる。

 さらに進む。

 小さな川を越えた。

 田の間を抜ける。

 道が少し曲がる。

 後ろを振り返れば、先ほどまで見えていた今川本隊の旗が、家と林の向こうに隠れた。

 だが宗隆は、まだ深く入ったつもりはなかった。

 その時。

 前にいた武田勢が止まった。

「止まりました!」

「構えろ!」

 宗隆が叫ぶ。

 槍が前へ出る。

 その瞬間だった。

「右!」

 別の声。

 宗隆が振り向く。

 田の向こうから武田勢が出てきた。

「右に敵!」

「数は!」

「分かりませぬ!」

「向きを変えろ!」

 遠江勢の右側が動く。

 そこへ前方から武田勢が戻ってきた。

「前も来ます!」

「慌てるな!」

 宗隆は声を張った。

「前はそのまま! 右だけ向きを変えろ!」

 だが、五百余りは一つの家の兵ではない。

 久野。

 その隣に別の家。

 その後ろにも別の家。

 宗隆の命令が、一度で全てに届くわけではなかった。

「右へ!」

「前を守れ!」

 二つの声が重なる。

 向きを変えようとする者。

 前を守ろうとする者。

 その隙へ。

 武田勢がぶつかった。

     ◇

 最初に崩れたのは、右端の一隊だった。

 弱かったからではない。

 向きを変えているところへ武田勢が入った。

 前の兵が押される。

 後ろの兵が前へ出ようとする。

 逃げる者はいない。

 だが、兵の向きが揃わない。

「下がるな!」

 宗隆が馬を進める。

「ここで止めろ!」

 久野勢が入り、押し返す。

 一度は武田勢が止まった。

「押せ!」

 遠江勢が前へ出る。

 だが。

「左にも敵!」

 宗隆の顔が変わった。

「何だと」

 別の武田勢が姿を見せた。

 大軍ではない。

 しかし、今ここにいる遠江勢よりは多い。

 そこで宗隆は、ようやく理解した。

 信虎は一万の今川軍と戦うつもりではない。

 今川軍のすべてを見る必要もない。

 今ここにいる五百だけを相手にしている。

 後ろに一万がいようと。

 ここまで届く前に、この五百を崩せばよい。

「退くぞ!」

 宗隆が叫んだ。

「隊を崩すな! 来た道へ戻れ!」

 だが。

 進む時より、退く時の方が難しかった。

 前には味方。

 後ろにも味方。

 横から武田勢。

 負傷者が出る。

 倒れた馬が道を塞ぐ。

 下がる者と、まだ戦う者がぶつかる。

「久野様!」

 宗隆の腕に矢が刺さった。

 身体が揺れる。

「殿!」

「構うな!」

 矢を折る。

「兵を戻せ!」

 宗隆は馬首を返さなかった。

「先に兵を戻せ!」

     ◇

 今川本隊へ最初に戻ったのは、伝令ではなかった。

 敗兵だった。

「前より兵!」

 泰満が顔を上げる。

 遠くから十人ほどが走ってくる。

 さらにその後ろ。

 また兵。

「久野勢だ!」

 誰かが叫んだ。

「武田に崩された!」

 泰満が馬を進める。

「道を空けろ!」

 彌太郎がすぐ反応した。

「小瀬戸衆、脇へ!」

 三百が道を開ける。

 敗兵を正面から止めれば、そのまま味方を巻き込む。

 河内で福島が富士勢を陣内へ通した時と同じだった。

「走らせろ!」

 泰満が叫ぶ。

「ここで止めるな!」

 遠江兵が次々と通り抜けていく。

 顔に血を付けた者。

 槍を失った者。

 仲間を担いでいる者。

 片足を引きずる者。

 だが、武具を捨てて逃げるだけの軍ではない。

 まだまとまりも残っている。

「武田は!」

 泰満が一人を捕まえた。

「追っております!」

「どれほど」

「分かりませぬ!」

「久野殿は」

「御無事です! 後ろに!」

「よし」

 泰満は振り返った。

「彌太郎!」

「はい!」

「後ろから武田が来たら止める!」

「承知!」

「こちらからは追うな!」

「はい!」

 小瀬戸衆が槍を揃えた。

 敗兵が通る。

 その向こうに、ようやく武田の旗が見えた。

「来るぞ」

 泰満が言う。

 だが。

 武田勢は今川本隊の旗を見ると止まった。

 追撃の先頭が少し前へ出る。

 その後ろは来ない。

「来ぬな」

 泰満が言った。

「ここまでなのでしょう」

 彌太郎が答える。

 武田勢は本隊へは入ってこなかった。

 久野隊だけを崩し。

 今川の大軍とは戦わず。

 目的を果たすと、そのまま引いた。

 泰満は遠ざかる武田の旗を見た。

「大島と逆だな」

「何がでございます」

「あの時は、一万を止めようとした」

「はい」

「今度は、一万を相手にしていない」

 彌太郎も武田勢を見た。

「五百だけを狙った」

「ああ」

     ◇

 夕刻。

 久野宗隆は腕に布を巻いた姿で軍議へ出た。

「申し訳ございませぬ」

 最初に頭を下げた。

 福島助春はすぐに言った。

「そなたのせいではない」

 宗隆が顔を上げる。

「私が前へ出ました」

「わしが出した」

「ですが」

「久野」

 助春の声が少し強くなった。

「五百に一万の仕事をさせた。こちらの誤りだ」

 室内が静かになった。

 宗隆は何も言わなかった。

 葛山氏広が尋ねる。

「損害は」

 宗隆の家臣が答える。

「戻らぬ者、三十余」

「死者か」

「まだ分かりませぬ。捕らえられた者もいるやもしれません」

「負傷者は」

「五十を越えます」

「重い者もおります」

 氏広が頷いた。

「合わせて百ほどが、すぐには戦えぬか」

「そのくらいにございます」

 五百のうち百。

 一度の戦で、五人に一人が動けなくなった。

 助春が腕を組んだ。

「信虎め」

 岡部の将が言う。

「大島とは、まるで違いますな」

「ああ」

 助春が答えた。

「大島ではこちら全部を止めようとした」

「今日は久野殿だけを」

「そうだ」

 氏広が絵図を見る。

「こちらが伸びたところを切った」

 誰も否定しなかった。

 富田。

 勝山。

 飯田。

 その間に兵がいる。

 道にもいる。

 荷駄にも兵を付けている。

 一万の兵はいる。

 だが、一万が一か所にはいない。

「我らは兵が減ったわけではありませぬ」

 氏広が言った。

「だが、使える場所が分かれている」

 助春が絵図を見る。

「信虎は、そこを見たか」

「おそらく」

 岡部の将が言う。

「五百なら襲う。一万なら退く」

「面倒な戦になったな」

 助春が呟いた。

 氏広は答えなかった。

「明日は」

 助春が言った。

「前へ出ぬ」

 宗隆が顔を上げる。

「ここで兵をまとめる」

     ◇

 飯田河原の翌日。

 武田勢は姿を見せなかった。

 その翌日も。

 今川軍が大きな隊を出すと、何も起きない。

 ところが。

 三日後。

 勝山から来る荷駄の一隊が襲われた。

 米俵を二十ほど失った。

 護衛の兵が三人死んだ。

 武田勢は追撃を受ける前に消えた。

 その二日後。

 斥候五人が戻らなかった。

 さらに数日後。

 道を守っていた三十人ほどの隊へ武田勢が現れた。

 今川から援軍が出る。

 その頃には、もういない。

「またか」

 泰満は報告を聞き、顔をしかめた。

 彌太郎が言う。

「嫌な戦ですな」

「戦になっていない」

「だから嫌なのでございます」

 泰満は北を見る。

 武田の本隊は見えない。

 だが武田勢はいる。

 こちらが少なければ寄ってくる。

 大勢で向かえば消える。

「一万いるのに」

 泰満が呟いた。

「使わせてもらえませぬな」

「ああ」

 大島では。

 敵が目の前にいた。

 岡部。

 庵原。

 福島。

 順番に兵を入れれば勝てた。

 後ろに兵がいることが強さだった。

 今は違う。

 敵が、そこにいない。

 千を出せば逃げる。

 百なら襲う。

 援軍を送れば消える。

 数の多さを、武田が受けてくれない。

「若」

「何だ」

「一万というのも、相手がいて初めて使えるのでございますな」

 泰満は嫌そうな顔をした。

「それを今、嫌というほど見ている」

     ◇

 十月が終わる頃。

 福島助春の陣では、毎日のように絵図が開かれていた。

「ここもだ」

 助春が印を付ける。

「昨日、武田勢が出た」

 氏広が別の場所を指した。

「こちらも」

「数は」

「五十ほど」

「五十」

 助春が呆れた顔をする。

「五十を追って、一千動かすのか」

「それを待っているのかもしれませぬ」

「何を」

「こちらがさらに広がるのを」

 助春が黙った。

 氏広は絵図の上の印を見た。

 飯田周辺。

 そこから南へ。

 勝山。

 富田。

 その先が大島。

 河内。

 駿河。

 進んできた道のすべてに、何かを残している。

「福島殿」

「何だ」

「一度、軍を縮めましょう」

 助春が顔を上げる。

「どこまで」

「勝山」

 部屋の空気が変わった。

「退くのか」

「はい」

 氏広は否定しなかった。

「飯田を捨てると」

「飯田を守るために甲斐へ来たのでございませぬ」

 助春が氏広を見る。

「ここまで来たのだぞ」

「だからです」

「何がだ」

「ここまで来たため、軍が伸びました」

 氏広の指が富田から飯田までをなぞる。

「城へ兵を置き」

「必要だ」

「道へ置き」

「必要だ」

「荷駄を守り」

「それも必要だ」

「斥候を出す」

 助春が黙る。

「負傷者を後ろへ送るにも兵が要る」

 氏広は続けた。

「伝令も走らせる。城も守る。米も運ぶ」

「どれも必要だ」

「はい」

 氏広は頷いた。

「どれも必要です」

 絵図の飯田を指す。

「だから、ここで使える兵が減っております」

「それでも武田より多い」

「全て集めれば」

 助春が絵図を見る。

 大島では、それができた。

 敵が道を塞いでいたから。

 一か所へ軍を集めればよかった。

 今はできない。

 飯田へ集めれば、勝山が薄くなる。

 勝山へ集めれば、荷駄が危うくなる。

 道を守れば、前が減る。

「勝山へ戻れば」

 氏広が続ける。

「城がある。兵糧がある。水もある」

「……ああ」

「各家を一度集め直せます」

「武田には、こちらが逃げたように見えるぞ」

「見せておけばよろしい」

 助春が氏広を見る。

「構わぬと?」

「駿河へ帰るのではございませぬ」

 氏広の指が勝山で止まる。

「戦う形へ戻すのです」

 室内が静かになった。

「前へ出ることだけが攻めではございませぬ」

 氏広は言った。

「今のまま飯田に残れば、信虎の望む形で戦わされます」

「小さい隊を削られ続ける」

「はい」

「なら」

 助春は腕を組んだまま、長く絵図を見た。

 ここまで押してきた。

 甲府は近い。

 あと一押し。

 そう思っていた。

 だが、その一押しをするための軍が、長く伸びている。

 やがて助春が息を吐いた。

「分かった」

 諸将が顔を上げる。

「勝山まで下げる」

 そして付け加えた。

「ただし」

 氏広が見る。

「帰るためではないぞ」

「承知しております」

「兵をまとめたら、もう一度出る」

「そのために戻るのでございます」

 助春が少し笑った。

「そなたに退けと言われるとは思わなかった」

「私も、福島殿が聞かれるとは思いませんでした」

「何だと」

 少しだけ、部屋の空気が緩んだ。

     ◇

 十一月十日。

 今川軍は飯田周辺の陣を払った。

 敗走ではなかった。

 先に荷駄が動く。

 負傷者を出す。

 前方の隊を順に下げる。

 道を守っていた兵も、前の軍勢が通るたびに下がっていく。

 最後まで残った兵が、周囲を見ながら退く。

 武田勢は遠くから姿を見せた。

 だが追ってこない。

「来ませんな」

 彌太郎が言う。

「来れば戦えるのだが」

 泰満が答える。

「それをしないのでしょう」

 小瀬戸衆三百も列の中にいた。

 飯田へ来た時より人数は減っている。

 大島。

 富田。

 その後の小競り合い。

 死者。

 負傷者。

 後方へ送った者。

 十二家の隊にも、空いた場所がある。

「若」

「何だ」

「勝山へ戻れば、一度数え直さねばなりませぬな」

「ああ」

「組も変えた方がよいかもしれませぬ」

「そうだな」

 泰満は前を見る。

 山の向こうに勝山がある。

 一万の軍を作って甲斐へ入った。

 勝ち続け。

 甲府の目前まで来た。

 兵が急に減ったわけではない。

 大敗したわけでもない。

 それでも。

 必要な時。

 必要な場所に。

 必要な数がいなければ。

 多い兵も、少ない兵と同じになる。

 泰満は、飯田の方を振り返らなかった。

     ◇

 勝山城へ入ると、すぐに軍の整理が始まった。

 各家の人数を数える。

 負傷者を分ける。

 足りなくなった槍と弓を補う。

 米を数える。

 馬を休ませる。

 前衛を組み直す。

 後備えも決め直す。

 久野勢のように損害の大きな隊は、別の隊とどう組ませるかも考えなければならない。

 泰満も十二家の頭を呼んだ。

「人数を教えてくれ」

 一家ずつ聞く。

 減った者。

 傷を負った者。

 まだ戻らぬ者。

 後方へ送った者。

 数字を書き直す。

 最初に駿府で預かった時。

 三百。

 その数字はもう使えなかった。

「こちらは十八」

「二人、河内へ送りました」

「一人、まだ戻りませぬ」

「こちらは十三」

 泰満は一つずつ書き留める。

 誰がいない。

 どこが減った。

 その状態で、次にどう組む。

 戦が続けば、軍の形も変えなければならない。

 彌太郎が横から言った。

「若」

「何だ」

「軍とは、数を集めれば出来上がりではございませぬな」

 泰満は紙を見た。

「分かっている」

「はい」

「今、嫌というほど分かった」

 最初は百だった。

 駿府で二百を預かり。

 三百になった。

 その三百を三つに分け。

 頭を置き。

 戦った。

 そして今。

 同じ形では、もう動かせない。

「彌太郎」

「はい」

「もう一度、組み直すぞ」

「承知」

 外では福島の旗がまだ立っていた。

 武田に負けて駿河へ帰ったわけではない。

 一度、軍を縮めただけだ。

 兵を集め直し。

 隊を組み直し。

 米を集め。

 武具を揃え。

 もう一度、北へ出るために。

 今川軍は勝山城で、次の戦の形を作り始めた。


今川クロニクル『宇津山朝比奈記』

史料・創作メモは上記参照。

関連史跡・考察は作者noteに掲載しています。


本作『宇津山朝比奈記』は、noteのほか、小説家になろう・カクヨムでも連載しています。

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