第一章 天才から器用貧乏へ7
誤字報告などありがとうございます。
慣れないiPadでのキーボードなので、誤字多くて申し訳ないです。
--エイトside--
WINNERというデジタル文字がエイトの頭上に表示されると、フィールドが消える。
すぐに駆け寄って来るカオルと初めて見る赤茶のポニテ美女にキョトンとした顔でエイトが喋り出す。
「すげーぞエイト!まさか本当にやっちまうとはおもってんかったぞ!!それにコンボまで取得しやがって…… どうした、もっと喜べよ!!!」
「ねぇ…これって…」
エイトが二人に見せたのは、所持金の欄とアイテムボックス。
所持金は723450rとなっていた。
「あーあいつ溜め込んでたんだな。ざまーみろってやつだな。それに金剛鳥のコアってこれかなりのレアドロップアイテムだぞ!」
「え!?!?金剛鳥のコア!?!?うっひょおおおおお!!!!あ、始めましてディアです。鍛治職やってます。ぜひ私に武器を作らせてください。ということでいくよッ!!
ルンルン♫ルンルン♪フッフ〜♩」
「え、あ、エイトです。よろしくお願いします。(って、行っちゃったよ…)えっとー…カオルの知り合い…だよな?なんであんなに上機嫌なんだよ。お、おいっちょっとまて、(カオルもかよ…)」
上機嫌なディアとカオルを追うように、足早に広場を後にした。
----なんか、わからないけどディアって人は悪い人では無いようだ。歩いている最中に何度もコンボ認証の凄さを力説されたが、あまりに用意に取得してしまった為、運が良かったんだと思い込むことにした。
街の東にあるプレイヤーの運営するショップやら鍛冶屋やらが立ち並ぶ生産職のエリアにある、ディアの店に来ていた。
そこまで大きくはないがしっかりとしたつくりで赤っぽいレンガがおしゃれなお店だ。看板にはダイヤモンド武具店と書かれている。
なかに入ると片手剣から弓、そして槍も数本並んでいる。公式運営が始まってまだ一週間も経ってないのに店を構えているところから予想すると、かなり重度のゲーマーと断定した。
ちなみに、カオルは来る途中に他の店を物色して来るといいどっかへ歩いて行ってしまった。
「さっ!やりますか!っていっても防具は私にお任せさせてもらうけど 槍には、なんかこだわりとかこういうのは嫌だとかあるー?あと、金剛鳥のコアは使う??」
「えーっと……ちょっとコアなことになるんですが、直槍じゃなくて十文字槍か菊池槍がいいなー。あと、できれば低コストでお願いしたいんで、今回は金剛鳥のコアは使わないです」
「へー…… 先を見据えてね…節約家なんだぁー。 タブーだとは知ってるけど、もしかしてリアルでも槍術やってるのかな??」
ディアはメモを執る手を止めて少し申し訳なさそうに問う。
「気にしないでください。一応やってますよ。あ、それと穂先と石突きの重さができるだけ均等なものってできますか?」
「やっぱりかぁー。すごい綺麗な構えだったから聞いちゃった♪ もちろん可能だよ!性能は任せなさい。これでも一応現時点でトップクラスの鍛治スキル持ってるんだから(ニコッ」
自信満々にそういうと、顔に似合わない子供っぽい笑顔を見せる。
「じゃあお願いします!えーっと代金は…」
「んー50000rでいいわよ♪ 今回は初回サービスね。 あと、もしよかったらレアアイテムとかお金預かるわよ!私以外のプレイヤーも使える金庫が店の地下にあるから」
「んーじゃあお言葉に甘えて… 倉庫も使わせてもらいますね」
「じゃあ、地下室に案内するわね。そのあとは店の中のものなら好きに触ってていいから10分時間をもらうわね。精一杯作らせてもらうわ♪ 」
店の地下室にアイテムとお金を預け入れ、店に戻る。
どれも、良い武器ばかりでどれも能力補正と耐久度がかなり高い。
店の槍を試しに振ったりしていると、満足げな表情でディアが戻って来た。
出来上がったから渡すわね。
手慣れた様子でトレード欄を開くディア。
「あれ…トレードって…どこ??」
「あら、初めてトレードするの?トレードはアイテムボックスを開いて右下の関連のとこにあるわよ。」
「あ、あった。ありがとうございます!」
ディアから受け取った槍は pm鱗黒槍という名前がついている。それと防具がpm黒燐SET。
pmはプレイヤーメイドの武器や防具の頭に必ずつくものらしい。
「さっ!防具着て槍を構えてみて!!」
「は、はい。」
新調した黒い槍を装備欄に移すと背中にあった粗悪なやりが黒い重厚感のある槍へとすり替わる。菊池槍のように穂の部分が片刃になっていて、刃の背の方には鱗のように龍の爪を思わせる形状が重なっている装飾が施してある。石突きにも同じように鱗状に装飾が施されている。防具は黒色の皮防具、シンプルなのだがポイントで槍の装飾とあわせた装飾とが施してある。パンツは太ももまでは余裕を持たせそこからしたはレザーで編み込んだように絞られている。サルエルパンツのようにも見えるが、どちらかと言うと、忍者服のようだ。腰のベルトも派手すぎない装飾が施されており、一瞬でセンスの良さが伝わった。
背中から槍を抜き、何時ものように自然に構える。
「いいねー♪我ながらかっこいいよ。うん♪性能も問題なし!ATK200 STR補正D 耐久度250 今のその素材とエイト君のレベルだと、付与できる最高ランクがDだけど、いずれはもっと良いもの出来るから!防具は、AGI補正と魔法も使うみたいだからMAG補正っていうちょっと変わった感じになってるよ。今回はSETだけど希望によってはバラでも請け負うから気軽に相談してね!また新調したくなったら是非ダイヤモンド武具店をよろしくおねがいしまぁーーーす♪」
「あ、代金… 本当にありがとうございます!!また来ますね!」
代金をディアに渡すと、店をでた。
「久しぶりに面白そうな子を見つけたかも。ふふっ 次の装備を楽しみにしてるわ♪」
ディアのささやきが店のなかに溶けて行くようにかすかに響いた。
さて、新キャラ ディア が登場しました。
ダイヤモンド武具店という店をやっている、生産職のキャラクターです。
これからのお話にも絡んで来るキャラクターなので、少しステータス紹介します。
名前:ディア
LV:32
スキル
槌術スキル 鍛治スキルL 錬金スキルL 補正付与スキルL 加工スキル 合成スキル
今後も主要キャラクター登場の都度、詳しくではないですが紹介をいれていきますのでよろしくお願いします。




