君がてに、異界の味はどうでしょう?
『すみません、ノルがお腹すかせてるんでお昼食べに行きたいんですが、帰っていいですか?』
ゴメンなノル。
お前の燃費の悪さ忘れてた。
お詫びに少し豪華にするから、って思ってたら
『サクタロウ君、よかったら我家で食べて行っては?森の小路亭に比べたらかなり下がるが、これから店を探すより早く食べられるよ』
『そうだよな、貴族街から出てから探すとしたら遅くなるよな。チビちゃん待てないんじゃない?』
確かにここから帰ってからだと、結構時間かかるか?
でもグレン様、もうご飯食べれるの?
と言うわけで、グレン様のとこでお昼ご飯です♪
貴族様のお家ご飯です♪
どんなのかな?
何て、ワクワクしていたんだけど・・・
う~ん・・・ビミョウ・・・
肉・肉・肉・・・肉ばっかり
多分いい素材使ってんだと思いますが、味付けが!
胡椒効きすぎ!
後、なんで全部温いの?
熱々だったら、もっとおいしいのに・・・
サラダも味付け無し?
肉が濃いから口休め?みたいなの?
あんまり箸が進んでないのに、気づいたグレン様が苦笑いして
『誘っておいてなんだが、森の小路亭に比べると、美味しくないだろう?すまないね』
マッカランさんからも
『あそこは、ベルネ一美味しい宿だからな。
特にホーンラビット料理は、ベルネどころか国一番と言ってもいいぐらい、旨い。
ホーンラビットが入った!って聞いたらその日は、必ず食いに行くんだ』
そっか、美味しいお宿教えて貰ってラッキーでした。
しかし、今は目の前のご飯です!
あの食いしん坊のノルの、お腹を空かせたはずのノルのお皿には、まだお肉が残ってます!
キュン・・・【あんまり美味しくない・・・】
ここは少し味を変えますか?
確かインベントリの中に【異世界のお取り寄せ】調味料編の、マヨネーズと醤油があったはず?
『グレン様、失礼だと思いますが、オレの故郷の調味料使っていいですか?』
『和国の調味料かい、どうぞご自由に』
了解頂きました♪
では早速、インベントリより出すと
家庭用のサイズのです!
おかしいな?コンビニのちっちゃいのだったのに
でもラッキーです!
これなら、たくさん使えます♪
オレとノルのサラダにマヨネーズを、お肉に醤油を少し♪
味が変わって、なんとか食べられます♪
ノルもさっきまでと違いがっついてます♪
そんなオレ達を見て、グレン様とマッカランさんも興味を持ったのか
『サクタロウ君、すまないが私達にもその調味料を分けて貰えないかい?』
『悪い、サクタロウ。俺にも頼む』
と、お皿を差し出します。
異世界人の口に合うかな?
味覚が同じ様だから大丈夫でしょう♪




