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天の時代
星の輝き以外は何も見えぬ闇の世界。
ノフスは物言わぬ大地の上にただ揺蕩っていた。
だから世界は闇であったし、驚くほど静かだった。
そんな中でも、ときおり低く唸るような星の声が四方に渡り、天の身体は絶え間なく変わり続ける。
ノフスの瞳は揺られ続け、互いの熱は混じり合い、離しあい、深い大穴に落ちていく。
大穴の中の熱さと冷たさはノフスを伝いぐるぐると渦を巻いて、昇り沈み、ぶつかり、遥かに望まれた大いなる始まりとなった。
それは滅びの再生であり、新たな時代の始まりである。
やがてその穴が輝き放つ泉になると、ノフスはその泉に映った自身を見た。
そのとき彼は彼となり、大いなる空は生まれた。




