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銀の大地ー神話・伝承群ー  作者: すけろくこぞう
十二王伝説:アルダ
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十二王伝説

 それはこの世にまだ頂きの輝きがあった頃。

 魔法の泉から生まれた双子の王と女王は、泉の流れを切り分けて十二王に手渡した。


 大地と空の子のアディム、王の娘デナラカ、王騎士のヴィグ、そして泉の王に従う六人の忠臣たちであった。


 六つは王の手で冠を平等に与えられ、巫女によって公平に選ばれた。その巫女もまた女王の手によって正しく見出された。


 ただしアディムとデナラカ、そしてヴィグは天の父の推薦であった。

 そしてその九王に加えて、泉の王も自らの子どもに冠を与えることにしたのだった。


 それが導きの王であった。


 導きの王の巫女は彼の娘が務めた。

 何故なら彼の娘が一際、力の強い巫女であったからだ。

 そのために最後まで、彼女は運命に残されたのだった。

 導きの王は早速、自らの民を求めて東へと旅立った。泉の王の息子に皆、ついて行った。


 共に行く者に寛大で、連れ立つ者に情けを与える王であった。


 そして小高い場所を幾つか越えた先で目的の場所に辿り着くと、少し広い場所に居を構えたのだった。

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