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マヴィナとソルスラ
それは美しい2つの輝きであった。
マヴィナとソルスラ。
青く輝くマヴィナは何処までも冷たく、何もかもを凍てつかせる。赤く輝くソルスラは熱く、触れるものを全て歪ませた。
その2つは富、名声、権力、ありとあらゆる物を与え、手に入れた者に絶対の力を約束する。
その輝きに魅せられ、あらゆる国が戦争をした。
冷徹に殺し、狂気に満ちた宴のような苛烈な戦だった。
けれども、その光に寄せられたのは彼らのみならず。
いつしか地上は荒れ、マヴィナとソルスラを産んだオドアの色は悪く、不吉な天がすぐそこまで迫っていた。
その天がオドアに覆い被さるとすぐに辺りは暗くなった。
すぐにマヴィナとソルスラの輝きが辺りに満ちたが、オドアが暴れだしそれどころではなくなった。
潤いをなくしたひび割れた表面がさらに割れ、ぐちゃぐちゃになっていく。王たちは突如現れた天を討つようにマヴィナとソルスラに頼んだ。
しかし空から滴り落ちてきた影に行く手を遮られ、天を討つことは叶わなかった。




