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銀の大地ー神話・伝承群ー  作者: すけろくこぞう
北方伝承:アルスウィダ,ノフサル
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太陽と月の踊り

 何もない闇の時代、永遠の眠りについた星々の中。

 太陽の熱さと月は冷たさはただそこにあり続けた。


 二つの精霊の間にある、大きな虚淵は深く、そして欲している。

 熱さと冷たさはやがてその奈落へと落ちて、ぶつかり合い、渦巻いていく。


 大きな渦になり、炎になり、氷になり、水になり、風になり、どこまでも続く泉となった。

 無垢な泉が最初に写したのは大きな闇であり、自身の美しい光であったから、泉は二つの表を持った。


 それは太陽と月のように切り離せない物であり、まぎれもなく泉なのである。

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