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42.父と息子の歌と羽から送られた映像

 ――「「美味しい!柔らかい!」」

 

 おやつにと出された佐倉の母の手作りのチョコレートケーキと焼きたてのクッキーに静と英介は大興奮だった。

 紅茶を入れるのは佐倉。 

 五客それぞれに違う絵柄が描かれた素敵なティーカップに紅茶が注がれた。


 静がカップをじっと眺めていると「これは特別なお客様にだけ使うんだ。しずちゃんは気に入ったかい?」

 佐倉の父がにっこりと笑う。


 「はい。すごく素敵!こんなカップで飲んだことないです」

 「だろう?実は私も年に一度使うか使わないかだよ。いつもはマグカップしか使わないからね。今日はしずちゃんと英介君が来るから特別に出したんだよ」


 こう言われて英介は嬉しそうに言う。

 「なんか高級っぽくてドキドキする。俺のは青で姉ちゃんのは黄色っぽいね」


 「だろ?これ綺麗だろう?インドの華っていうシリーズなんだよ。形もかわいいんだ」

 佐倉の父は英介が可愛いことを言うので満面の笑みだ。

 「はい。こんなカップで紅茶飲むとかってなんかカッコいい!写真撮って竜介にみせようかな、佐倉さん、俺が紅茶飲んでるとこ写真撮ってほしいんだけど」


 英介がスマホを佐倉に渡してポーズを取った。

 なぜか小指を立て、脚を組んでいる。

 佐倉が呆れたように「なにやってんだよ、映画ででも見たのか?小指なんて立てて全く!」と言いながらもパシャパシャ十数枚の写真を撮ってやった。

 ついでに佐倉は自分のスマホでも撮り「将来この写真で馬鹿にしてやるよ」などと言ってご機嫌だ。


 佐倉の父も母もそれを見てクックッと笑っている。

 

 「竜介君てのは友達?」

 佐倉の父が訊ねると、英介は「はい!」と元気よく答え、転校した小学校でできた友人で最近はいつも一緒にいて中学も高校も一緒に行く約束をしているのだという。


 息子の烈からざっとではあるが、英介や静が空飛ぶカァちゃんの能力のことで前の小学校で辛い目にあったことや、今の学校に転校してからやっと元気を取り戻したことを聞いていた佐倉の両親は、あまり深く聞かないようにしながらも、二人してこんなことを言った。


 「中高が一緒だったらいいいわね。烈も中学からずっと仲良くしている友達がいるのよ、英介君と竜介君っていう子もきっとそうなるんじゃないかしら」

 「そうだね。もしその子が好きで一緒にいると楽しいなら、大切にしたいよね」


 「はい!竜介は本当にいい奴で、他のクラスのみんなからも好かれてます。俺、転校した日にちょっとその、実はかあちゃんのことなんだけど、ちょっとだけだけど泣きそうになった時があって、その時も竜介は一緒に泣いてくれて、他のクラスの奴らにもかあちゃんの海難事故のこと、本当のことを話してくれたりしたんです」


 英介は自分はちょっと泣きそうになっただけだと言いながら、竜介が一緒に泣いてくれたと言ってしまったが、本人はそれに気づかずに話を続けた。


 「俺、竜介がかあちゃんのことを心配してくれたり、俺のこともいつも助けようとしてくれるから、俺も同じようにあいつを助けたりできたらと思うんだけど、最近ちょっと落ち込むこともあって、なんか時々暗くなっちゃったりして……そしたら、佐倉さんがいつもみたいに俺を心配してくれたんです。今日のことだってきっと。だから、俺って情けない奴だと思っちゃって」


 「ちっとも情けなくなんてないさ。私なんて今もしょっ中泣きそうになってるよ。なんたって烈が酷いからね、いつもいちいちうるさいんだよ。わかるだろ?

 ずっと昔、若い頃のことだけど、好きな人と喧嘩した時なんか部屋でこっそり泣いたりしたさ。そんなのに比べたら英介君はえらいよ、友達のことを思って強くなろうとしてる。でも落ち込んだ時はしこたま泣けばいいんだよ」


 「好きな人って……佐倉さんのお母さんのこと?」英介はつい訊いてしまった。


 「ああそうだよ。めったに喧嘩しなかったんだけどほんの時々ね。だからその後は酷く落ち込んで額が床に付きそうなくらい項垂れて、馬鹿みたいに泣いてた。それを見て呆れられたものだよ、情けないって」


 佐倉の父がこう言うと、英介は「ええっ?佐倉さんのお母さんが呆れたの?」と無遠慮に訊いた。


 佐倉の母は気まずそうに笑うだけだったが、佐倉の父は笑いながらこう続けた。

 「いやあ、彼女は呆れたりしないけど、私の伯母がね。男のくせにうじうじとみっともないとか、見てるだけでイライラするとか言ってきてさ、それはもうよく怒られたものだよ」


 それを聞いた佐倉が、むっつりと黙り込んだのを見て、静がすかさずこう言う。

 「その伯母さん酷い、落ち込んで泣いてる人にそこまで言うなんて。確かにいつまでもうじうじしてたらアレだけど、でも言い方ってものがあると思う」


 「だよね。それでさ、目が痛くなるほど泣いてるのにその伯母はピアノを弾けって言うんだ」

 佐倉の父はその時のことを思い出して、忌々しそうに「本当あの時は辛かった」と言った。


 「ええっ?なんで泣いてる人にピアノを弾かすんですか?」静は思わず早口でこう訊いた。


 「伯母が、その日は璃久りくさんを……彼女のことだよ。彼女を夕食に呼んだから演奏して出迎えろって言ってきて、」

 佐倉の父は妻を璃久(りく)さんと呼び、その妻に微笑みかけながら続けた。

 「“璃久ちゃんはピアノが好きなんだからとにかく弾け“、ってね」


 静は驚いて「ええええ!泣きながら弾けるわけないじゃんか!」と、ついいつもの口調で大声を出した。

 「そうだよね。でも伯母がそう言うなら弾くしかなかったんだ。だから弾いたよ。それで、璃久さんが玄関に着いたのがわかると、彼女が特に好きな曲を弾いたんだよ。

 でも夕飯は向かい合って食べるから私が泣いてたのがバレバレになるだろう?それだけでも恥ずかしいってのにさ、伯母はいつもはろくに口も聞いてこないのに、そういう日に限って何度も話しかけてくるんだよ。早く部屋に籠りたくて大急ぎで食べたってのに、伯母はまた璃久ちゃんの好きな曲を弾けとかって言ってきて……もうさっき弾いたってのに!

 それでまあ、また弾いたんだよ。璃久さんが二番目に好きな曲をさ。そうしたら伯母が“最初から一番好きな曲で出迎えろ!“とか言って怒るんだ。一番好きな曲を知らないくせに」


 その時の気持ちが蘇ってきたのだろうか、佐倉の父は腕を組んで溜息をついた。

 「本当意地悪な伯母なんだ」

 これを聞いても、佐倉の母は何も言わずに少し微笑むだけだった。


 静はその“伯母”のやりようを聞いて、思わず佐倉を見た。

 「確かに意地悪過ぎる。でもどうしてそこまでしたんだろう?私にはわからないです。ちょっと酷いと思います」


 すると、ずっと黙っていた英介が首を振りながらこう言った。

 「姉ちゃん、本当にわからないの?そんなの決まってんじゃん。その人は、佐倉さんのお父さんとお母さんをくっつけようとしたんだよ。だからまずは仲直りをさせようとして、わざと悪者風にやったに決まってんじゃんか!」


 「えええええ!あんた生意気に何言ってんの?」静は軽く英介を小突いた。


 「だからさ、喧嘩してた相手が別の奴からものすごくキツいことを言われているのを見たら、なんかちょっと気まずいだろ?仲直りしたがってるのがわかったら、他の誰かがいつもよりキッつい言い方をしたりすれば、なんとなくかわいそうになってきて仲直りしやすくなるじゃんか。それだよ。

 竜介がこういうのをよくやってる。そういう時に竜介は自分が悪者になって、仲を取り持ったりする奴なんだ。

 自分が悪く思われてもそうやってやってやるんだ。だから俺、あいつのことすごいと思うんだよ。

 だからその伯母さんもきっとそうだと思う。

 だっておかしいだろ?その伯母さんだって、文句ばっか言って無理やりピアノを弾かせた悪者になっちゃうじゃんか。それをわかってて悪者風にやったんだよきっと」


 英介のかわいらしい説明に、佐倉の母の口元が緩んだ。

 「本当に二人共いい子ね」と言い「うん、きっとそうだったのよ。私も英介君の言う通りだと思うわ」と、ふふふ、と笑った。


 これを聞いて、佐倉は急に元気を取り戻した。

 「英介は意外と深いんだな、感心したよ。竜介君もやっぱりいい子じゃないか。早く会いたいんだが、今はちょっと時間がね……スカイツアーの企画書を作り上げた時が楽しみだよ」


 英介は『姉ちゃんがスカイツアーのことを竜介にばらしちゃって酷いんだ』と愚痴をこぼしながら、ふとこうたずねた。


 「そういえば、佐倉さんのお父さんはピアノが得意なんですか?」

 「まあそうだね。ずっとやってたからそれなりには。何か好きな曲を弾こうか?」

 佐倉の父は機嫌よくこう申し出た。


 「ほんとに?でもピアノの曲っていったら俺……エリーゼのためにとか、剣の舞とか、そんなのしか曲名を思いつかないや」


 これには佐倉がぷっと吹き出した。

 「エリーゼのためにって!英介は笑わせないでよ。別になんでもいいんだよ、とうちゃんは色々弾くよ、ねえ?」

 「ああ、知ってる曲ならなんとかなるよ。英介君は好きな歌手とかいないの?」

 「ええっ、そうだなあ、そう言われると出てこない。どうしよう、えっと……」


 英介が迷っていると、佐倉の父は立ち上がり木製のピアノの横の棚から楽譜を取り出した。


 「いわゆる卒業ソングだから、もしかしたら英介君も知っているんじゃないかな」

 こう言って佐倉の父はピアノを弾き始めた。


 それは、佐倉が幼い頃に良く流れていた卒業ソング。

 学年にその曲を気に入っている教師がいたりすると、よく在校生から卒業生に向けて歌わせることもある曲だ。

 静も英介もなんとなく聴いたことがある曲だったので、目の前で流れるピアノのメロディーにうっとりして思わず体を揺らせてリズムを取ったりした。


 そんな二人を見て佐倉は立ち上がり、扉付きの棚からバイオリンを取り出した。

 そして、途中からタイミングをあわせて弾き始めた。

 佐倉の父がにっこりと笑い、佐倉は目をつぶり音を奏でる。

 二人の音が重なり合って綺麗なメロディーが作られた。

 佐倉の母もまた嬉しそうに頭を揺らせる。

 息子の卒業式を思いだしているのだろうか――とても懐かしそうに。


 曲の終わりに、“ラーラララ、ララーララーラー“という部分があり、その時に佐倉がそれを口ずさんだ。

 佐倉は途中でバイオリンを弾くのをやめ、父親の隣に立って声を出した。

 すると佐倉の父は嬉しそうに少し力強く音を鳴らし、小さな声で自分も歌った。

 声の質が似ているので二人の声が合わさるととても心地よかった。


 曲を弾き終わると「すごい!目の前でこんなふうに弾いてもらうのなんて初めてだよ!佐倉さんもバイオリン弾けるなんてすごいや」と英介が興奮して拍手をした。


 「バイオリンはとうちゃんの方が得意だよ。俺はちょっと弾けるだけ。とうちゃん、バイオリン弾いてよ」

 「いいけど……英介君としずちゃんの好きな曲を弾くよ。最近の恋愛ソングとかでもいいよ、結構楽譜があるんだ。なくても知ってる曲ならなんとかなるから、せっかくだから歌ってみて」


 「ええええ、俺うまくないし。佐倉さんのお父さんの好きな曲がいいな。それを聞かせてほしいな」


 英介がこう言うと、佐倉が「じゃあ、あの曲だな」と言い楽譜を取り出し、自分がピアノ椅子に座った。

 「とうちゃんは途中好きなところからバイオリンで入って歌ってよ。とうちゃんは歌もなかなかいけるんだよ。でも歌っている途中ですぐ泣くけど」

 父親をからかうようにこう言って佐倉がクックッと笑う。

 

 佐倉がピアノを鳴らすと、佐倉の父は「私は歌わないよ、烈が歌え」と言い腕を組んで拒否した。

 仕方がなさそうに佐倉が歌いだす。

 

――(佐倉さん、人前で歌うの平気なんだ。かなりナルシストっぽいもんね。でもきっと上手そう)静がこんなことを思う。


 すると、佐倉の羽が『コツン』と静の頭を叩いた。


 英介は知らない曲だったが、静のほうは知っていた。

 空飛ぶカァちゃんが時々聴いていた曲だ。


 佐倉の声は思った通りよく響き、隣では英介が「すごい!上手すぎる、惚れそう」などと言って、それを聞いた佐倉の母が笑っている。


 そして、いいところでバイオリンが入った。


 佐倉の父の弾くバイオリンの音は深く、力強く、その温かい音は胸に染み込むように響いてくる。


 『会いたくて、会いたくて』という曲の部分で、佐倉の母が少し涙ぐんでいるのが見えた。

 それは、佐倉の父も同じで優しそうな瞳が少しだけ潤んでいる。


 佐倉はバイオリンを弾く父を見つめてから、首をきゅっと静の方に向けにっこりと笑った。

 その時だ。

 静の頭に衝撃が走った!―――


 突然頭の中に映画のように映像が映し出された。

 これはきっと佐倉の『羽』から投影されたものだとすぐにわかった。


ーーー浴衣を着た可愛い女の子。頬が赤らんで嬉しそうな笑顔。

ーーーその女の子が言う。『おばさん着せてくれてありがとう、似合うかな?』

ーーー『世界一可愛いよ!あの子を驚かせてやろう。どうせまた何も言えやしないんだろうけどね』

ーーー『あはは、おばさんたら!髪も綺麗に結ってくれてありがとう。すごく素敵!』

ーーー『璃久ちゃん、本当に、本当に綺麗だよ』

 

 映像が急に切り替わる。

 色が少し赤みがかって、夕方なのかな?


 さっきの女の子?……の子供の頃か!

 誰かの膝に頭をのせている。

ーーー『このオレンジみたいな香り大好き。おばさんがいない時もこの香水をつけるとね、おばさんといるみたいだから嬉しいの』

ーーー『そうかい?また一緒に作ろうね、私たちだけの香りだよ。二人だけの秘密の香りだよ』

ーーー『うん!おばさん、絶対に他の誰にも言わないでね。約束してね』

ーーー『もちろんさ』

ーーー『約束なんだからね』

ーーー『二人だけの秘密の約束さ』


 また急に切り替わった!

 ここも家の中か、ピアノが置いてある。どこだろう?


 今度は泣いている男の人が映し出された。

 (これは……佐倉さん?佐倉さんじゃない、佐倉さんのお父さんだ!)

ーーー『いつまでうじうじしてんだ?早くピアノを弾け!バイオリンの練習もしなさい』

ーーー『はい』若い姿の佐倉の父親が真っ赤な目をして立ち上がる。

ーーー『今日はいやらしい目で璃久ちゃんをじろじろ見るんじゃないよ。ただピアノを弾いて楽しませればいいんだから』

ーーー『そんな目で見たりしてません!』


 (さっきの女の子、佐倉さんのお母さんだ!)


 急に映像が切り替わった。

 なんて暗い色。灰色、白黒の(もや)がかかってる。


 (あっ、佐倉さんのお母さんが泣いている)

ーーー『おばさん一人で死なせてごめんなさい。会いたい、あと一度でいいからおばさんに会いたい』

ーーー『神様お願い、私はもうどうでもいいの。だからおばさんを生き返らせて!』

ーーー『私の命を半分あげるから!おばさんを返して!』

ーーー『あと一度だけでいいからおばさんと話をさせて』

ーーー『お願いだから……』

 

 次々に映像が切り替わっていく。

 (これ、なんか勝手に映像が出てきてるみたいな感じがする。佐倉さん、大丈夫なのかな?


 佐倉はピアノを弾き続ける。

 表情はわからない。

 多分、目をつぶっているのだろう。

 佐倉の羽は暴走しているかのように鋭くうねりながら、静の頭を次々に突き刺してくる。


 (佐倉さん、自分でも止められないんじゃないだろうか。とても悲しそう、苦しそう)


 カメラマンのシャッター音じゃないが、カシャ、カシャ、というあのリズムと同じような間隔で、連続して映像が投影される。


 次から次へと映し出される映像のそれぞれが、静の胸に突き刺さる。


 最初の浴衣の女の子との優しいやり取りの後は、まるで()()()()()()()()かのような映像だった。

 とても、とても辛い日々があったのだろうか、濃い嫌な灰色が続いている。

 そして時々白っぽい、失敗したモノクロ写真みたいな色になる。


 でもなにか、希望が感じられるような日々が訪れたのだろうか?

 ほんの少しだけ色が明るくなった。

 沢山の人の声付きの写真が流れてゆく。

 怒ったり、泣いたり、笑ったりしている。

 写真から声が聞こえてくる。


 (佐倉さんのお父さんを励ましているみたいに見える。誰なんだろう?)


 厚い束にしていた写真がバラバラになって床に落ちていくみたいに、次から次へと流れてゆく。

 時が流れるように。

 もう過ぎてしまった時間が蘇ったかのように。

 

 (これは、佐倉さんが透明な書棚の前で見てきたものだ!

 佐倉さんのお父さんのおばさんが、ひとりぼっちで見つめていた世界なんだ!)

  

 5~6分ほどの曲だったが、静には佐倉が歌っている間は時間の感覚がおかしくなっていた。 

 ほんの数分で、何年、何十年かの時の流れを早送りしたかのような映像を焼き付けられてしまった。


 英介が「すごい!俺感動しちゃったよ!この曲すごくいいね。なんかジーンときた!」と興奮しているが、静はもうそれどころじゃなかった。


 佐倉を見ると、ぐったりと腕を下ろして天井を向いていた。


 そうしてすぐ静の視線を感じたのだろう、佐倉は振り向いて言う。

 「静ちゃんはどうだった?今の気に入ったかい?」


 目に涙をためた静はこう言うしかなかった。

 「佐倉さんのお父さんと、佐倉さんの世界だった」

 

 

 

 

 

 

 

 



お読みくださりありがとうございます。

次回も佐倉の映像です。ちょっと悲しいですよね。


ここまで読んでくださったこと、本当に嬉しいです。

この先が気になったら、ぜひまたよろしくお願いします!

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